2010年1月8日のブログ記事一覧-シンガー『ナターシャ』のブログ

トーキングサークル

2010-01-08 | 近況・イベント

今日は初めてのイベント「トーキングサークル」を開催しました。

仙台でのセミナー中のお休みに東京のNPO法人がんコントロール協会にお邪魔させていただきました。そこのイベントでシータヒーリングのセッションの後、このトーキングサークルをやっていて私も参加させてもらったのでした。http://www.npo-gancon.jp/ccs/index.html

もともとインディアンのホピ族が何かを決定するときに、皆で輪になって決める手法なのですが、何かを決めるときって話し合いなら声の大きい人、パワーの強い人の意見になりがちです。多数決なら少数派の人たちはどこかしっくりいかない感をずっと持つでしょう。

トーキングサークルではホピ族の神聖なスティック、あるいは鳥の羽をもった人だけが意見をいいます。それを持った人しか発言できません。そして、言った後は隣の人に回していきます。それを繰り返し誰も何も言わなくなるまで続けるのです。そうしたら、なぜかきっちりと物事が決まり誰も不満を持たないそうです。

これを私はそのイベントで見て、自分が発言することによる気づきもあるし、他人の言うことによっても胸にくることがあったり、そしてそこらへんで自然に癒しが起こり泣いている人もいたりして、ぜひこれをやりたいって思いました。

こういった感情を出す場というのは普段私たちの生活にはありません。そして、ためこみためこみ病気になったりします。批判をしたりディベートをする場でない全く安心できる場で自分のことを語ると溜めこんでたものがでてきます。

私はみんなが「素」で入れる場をつくりたいなってよく思ってました。人の目を気にしたり、役割を気にしたりせず、自分の思うところを、感情を出せる場。それがあるだけでどれだけ救われることが多いか。

ヒーリングっていうとまだまだたくさんの人が「？」何それ？って感じです。でもこれならとっつきやすいかなと思いました。

なので、今回このトーキングサークルを始めたのですが、すぐに申込いっぱいになりました。私自身も主催するのは初めてだし「どんな感じだろう？」と思っていましたが、本当にやってよかったです。

皆さんにもそう言っていただけたし、私自身も自分の思うことを淡々と述べるだけでこれだけクリヤーになるものか？とびっくりしたくらいです。

今日のテーマは「罪悪感」
ただただその時思いついたことを言うだけですが、人との話とも勝手に絡み、それぞれが今日のベストの着地点につくんだなあってびっくりしました。主催者としては最後に誰も何も言わなくなる・・というのが終了の決まりですから、いったいどれくらい時間がかかるのだろう？と心配していたのですが、でもちゃ～んと終わりました。

またぜひやってほしいとご希望いただきましたので是非やります。
ご参加の皆様、ありがとうございました。今日はエネルギーが変わったと思うので、しっかりお水を飲んでゆっくり寝てくださいね。またやりましょう。