リスニングが苦手、という人は多いでしょう。
ある程度、海外生活経験がある人でも、ニュースになるとちょっと・・・
とか、細かい情報になるとちょっと・・・とか、何かと苦手意識は続くもの。
限界を感じている場合は、一度リスニングとは何かということをおさらいしておくのもいいかもしれません。
特に、音声そのものや発音、リズム、イントネーションなど
コミュニケーションに欠かせない要素については、学校ではあまり扱いませんからね。
ここでお勧めなのが、この本です。
英語が速く感じる理由には、日本語と異なる英語のリズムが関係しています。
強弱のリズムがどのように作られるのか、「ただ聞かせて終わり」ではなく、
理論説明もついているので、ここで学んだ内容は他のところで応用しやすい。
やっぱりよいテキストというのは、こうでなくっちゃ。
強弱のリズムを体験するための練習問題は、「メリーさんの羊」や早口言葉などを使用。例えば、こんな感じ。
1. Mary had a little lamb; its fleece was white as snow.
2. Betty Botter bought some butter, but she said the butter's bitter.
本書の中では、上記のセンテンス内で強く発音されるところに、下線が引いてあります。CDを聞いたり、CDにくっついて読んでみたりしながら、リズム確認ができます。
その他、英語特有のリエゾンなどの紹介や練習問題も豊富です。
声に出して練習することで、リスニングだけではなく、スピーキングの向上にもつながりますので、ぜひお試しあれ。
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