お土産でいただいたスリランカの紅茶です。
香りが良くて、美味しいです。
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元気に「二人+3匹暮らし」している実家の両親ですが
先日帰ったときに、改めてこんなことを言っていました。
65歳を過ぎたら、いつ死んでもおかしくないと思って
心の準備をしておくことも大事だし、お葬式や家のことなど
話し合っておく必要がある
お父さんが先に逝った場合は・・・
お母さんが先に逝った場合は・・・
こういう話が出るときは、きちんと聞いて覚えておくようにしています。
両親のこの手の話には不思議とブレがなく、年々具体的になっているようなので
なおさら、ちゃんと覚えておかなくてはいけないと思います。
本当は文書を残すのがよいのでしょうが、それはおいおい。
そう言えば、少し出遅れたかもしれませんが、話題の一冊を読みました。
死ぬのは「がん」に限る。
ただし、治療はせずに。
帯の言葉に引かれて手にした本書。
がんは痛くない、自然死の状態は脳内にモルヒネ様物質が出て苦しまない、
などの著者の考えに対してはいろんなところで疑問の声があがっているみたいですけど
(モルヒネ様物質云々の部分は、むしろ本当であってほしい、そうすれば死ぬことが少しは怖くなくなりますから)
この本の特筆すべき点は、読者に自分自身の生き方を考えさせる点だと思います。
「逝き方」すなわち「生き方」と著者は説きます。
どのように死にたいかを考えることは、日々の生き方を考えること、
いずれはみんなとお別れする日が来るのだから、
あとで後悔するような接し方はやめようと改めて思うのでした。