エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

製袋機の動作タイミングとそれを受け取るPLC

2010-07-24 22:31:53 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!株式会社ムラタの村田洋介です!

今日は札幌近郊での仕事を終えて、そのまま移動をしました。本州の連日の真夏日報道とは対照的に過ごしやすい北海道ですが、移動の最中では15度と言う場所もあり、窓を開け手を出すとひんやりとしていました。


▲とても気持ちの良い空は真夏の空と違い秋の気配がしている気がします!!
■北海道では夏が短いので、欧州のように人々は夏を楽しんでいるように感じられます!■


先程、目的地に着いたのですが宗谷本線に沿ってのドライブなつかの間の息抜きとなりました。ただ車を運転しながら考えていることと言えば、お電話でお問い合わせのあった製袋機の最初の2枚がつながって出るというトラブルのことです。

これは動作のタイミングあってないからではありますが、どのタイミングでお問い合わせいただいた状態になるのか頭の中で様々なシュミレーションをしていました!

今回、お問い合わせいただいた件は、正常に動いている製袋機がおかしな動きをし始めたということですが、カムからのタイミングが合っていないことが原因だと思います。

シーケンサ(PLC)はカムやスイッチからの信号を入力し、特定の動作を出力します。

たとえばサーボスタートのカムが入ってくると、設定されたカット長分サーボモーターが回ります。このサーボモーターのスタートのタイミング、今回の場合は停止位置とサーボスタートの位置関係が在っていないことが原因と考えられます。

以前、カムポジショナーを交換したお客様が動作プログラムの内容を聞いてきたことがありましたが、カムポジショナーを同じタイミングで信号が出るように設定すれば問題なく製袋機は動くことができます。

私はなるべく製袋機の制御はシンプルにと考えてプログラムを組んでいますので、カムポジからの信号をプログラム上でいじることなく、入ってきたタイミングで動作を行うようにしております。

この方が、製袋機の動きの変化が良くわかりますし、お客様がタイミングを調整した際にその変化が実感できるからです。

いままでは全て私が調整をしてきましたが、株式会社ムラタの製袋機及びサーボ現地改造をした製袋機に関しまして、今後ご要望がありましたらお客様にタイミングや信号の確認の仕方などを説明したいと思います。

お気軽にお申し付けください。
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