水と緑の街の勝手書き

多摩川の河川敷をうろついてその時の季節を感じたことや登戸の町の動きを勝手に書きます。

ツヅキさんの話

2014-07-05 21:51:39 | 多摩川散歩
久しぶりにツヅキさんに会いました。
“どうしてた?”   「元気だった?」
“この前親父に呼ばれて行って来たよ” 「ああっ よかったね」
“親父がさあ 具合が悪いからすぐに帰って来いといううんだよ” 「ええっどうだったの」
“うん 入院もしないで玄関の鍵開けて待っていてくれたよ” 「ああ そう」
“親父とさあ 布団並べて3日間も一緒に寝てきたよ”
「そりゃよかったね。いい親孝行できたじゃない。でもどうやってツヅキサンに連絡取れたの?」
“俺さあ 毎月1日に親父に電話しているんだよ。この前1日に電話したら具合が悪いからすぐ来いっていうんだよ。しょうがないから行ったんだけど頭殴られるくらい元気だったよ”
「元気で親孝行できたらいいじゃないの!お父さんいくつ?」
“91になったんだよ。俺たちはそんなに長生きはできないよなぁ” 「そうかもなぁ」

多摩川で寝ていても毎月親父さんに連絡する孝行息子だったのです。
でも親父さんがいる家があって何でそこに帰らないのか聞いたことがあるのです。そうしたら

いろいろあるんだよ。俺が帰ったらあそこのバカ息子が帰ってきたと近所の人にうわさ話をされるじゃない。そうすっとやっぱし嫌じゃない。
親父だって世間体もあるからげんこつでもくれなきゃいけないだろうしさ。

あんまり立ち入れない事情もあるかもしれませんね。いろんなことがあっていまこうしているんだろうし、本人が話さないことを聞いても話しにくいだろうし事情を聴いても何か手伝えるわけではないし…
お父さんの年を聞いたら自分の親と変わらない年でした、これで同世代とはっきりしてきました。

お父さんも高齢になったし、いろんな事情を乗り越えて一緒に自宅で住めるようになるといいね。

お知らせ
登戸稲荷神社の夏祭りが明日(6日)行われます。

今年は道路付けが少し変わり屋台がどんなふうに出るのか楽しみですよ。


はい  こんな風にビッ栗(びっくり)かもね!

良かったらファイブエルのHPを見て行ってください・・・・こちらです。