数理論理教(科学教)の研究

数理論理(科学)はどこから来て、どのような影響を与え、どこに行こうとしているのか、少しでも考えてみたいと思います。人文系

平安時代大地動乱と酷似、これから始まるロシアンルーレット?

2013-08-19 20:43:50 | 地震災害
 さて桜島が大噴火したようです。日本列島というか世界的規模で地震・火山活動が激動の時代にあるようです。大地震⇒大噴火⇒大地震・・・という連鎖反応が続くようです。素人でも分かるようなはっきりとした兆候です。

 平安時代の大地動乱と現在の状況は酷似しているという指摘があります。
 
 『歴史の中の大地動乱』

  wikipedia貞観地震より引用

「850年11月23日(11月27日)(嘉祥3年10月16日) - 出羽地震、M 7
863年7月6日(貞観5年6月17日) - 越中越後地震
864年7月 - 富士山の貞観大噴火(2年間)
864年11月 - 阿蘇山噴火
867年3月(貞観9年1月) - 鶴見岳(大分県)噴火
867年6月 - 阿蘇山噴火
868年7月30日(8月3日)(貞観10年7月8日) - 播磨・山城地震、M7、山崎断層か。
869年1月(貞観10年閏12月) - 摂津地震(7月30日の余震が続いていた)
869年7月13日(貞観11年5月26日) - 貞観地震
869年8月29日(貞観11年7月14日) - 肥後台風被害。同時に津波が襲った可能性あ り。
871年5月(貞観13年4月) - 鳥海山(山形県・秋田県)噴火
874年3月25日(貞観16年3月4日)、仁和元年(885年)7月、同8月 - 開聞岳(鹿児島県)が大噴火。
878年10月28日(11月1日)(元慶2年9月29日) - 相模・武蔵地震、M 7.4
880年11月19日(11月23日)(元慶4年10月14日) - 出雲で地震、M 7
887年8月26日(仁和3年7月30日)- 仁和地震(南海地震)、M8.0~8.5」

 こうなると、次は南海・東南海・東海の三連動地震、東京湾北部地震、富士山噴火などが10~20年のうちに起こる確率も高いかもしれません。

 多くの地震学者(公的・個人的研究含め)が大地震・噴火を予測する努力をしているようです。地震予測というと何か胡散臭い感じがしていましたが、最近は様々な物理・化学・生物・地学的なデータを駆使して前兆を見つけようとしているようです。コンピューターの処理能力も上がり、かなりの相関的なデータも集められているようです。

 大地震・噴火の続く大きな周期(景気循環のように)があるようです。昔嶋中教授が太陽黒点活動と景気循環の話をされていました。その当時はまるで信じられませんでしたが、太陽黒点⇒太陽フレア⇒大地動乱⇒景気循環ということであれば、ある程度理論的なのかもしれません。

  また巨大な太陽フレアにより地球の電気機器がすべてダウンする危険性も指摘されています

 そのとき原発はどうなるのでしょうか?もはやロシアンルーレットのようなものでしょうか?巨大太陽フレアによる電気機器のダウンでは、全原発・再処理施設の全電源喪失ということになります。稼動停止中の原発にも使用済み核燃料があり、冷却できないとアウトです。世にも恐ろしい事態になります。

 東京都ではオリンピック開催招致に躍起ですが、この大災害を前に招致することなどは狂気の沙汰(犯罪行為に近いのでは?)としか思えません。富士山噴火・東京北部地震・三連動地震、どれが来ても壊滅的被害が予想されます。あと数基の原発がやられれば、日本列島は本当に放射能まみれになると思います。

 やはり国家非常事態宣言でも出して、これから来る大災害に備えるべきかと思いますが…(安全保障上もそうならざるを得ないと思います)。

 話は変わりますが、福島原発のメルトアウト(格納容器から漏れ、地中に浸透)はもう公然の秘密のようです。要する手が付けられない状況です。つまり放射能汚染はそのまま(拡散するにまかせる)にするしかないということでしょうか?

 そしてまだ残っている使用済み核燃料もすべてメルトダウンしてしまえば、菅首相の時に考慮された東京を含む民族大移動(避難)が具体化するでしょう。

 前門の虎(地震災害)後門の狼(原発災害)のような状況です。

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