マウンテンドームアドベンチャー 白ヒゲおやじのエッセイ

この日記は1990年から数年間、高聴取率を誇り本にまでなった人気FM番組の20周年記念としての復活版である。

ギターを抱いた渡り鳥

2008年10月21日 | Weblog
 先週、オレの腰痛を心配して、あのキクちゃんの愛しのミクが助っ人にきてくれた。
 夏休みの終わりにプレゼントした古いギターを、小林明ばりの「ギターを抱えた渡り鳥」姿で。それがミクらしいポーズだからたまらない。
 前回は弦を張るにも逆さま巻きだった。ところが今回は、ちゃんと巻けるようになっていた。毎晩、ギターに触れているのだろう。継続は上達への道だ。もしかしたら十八番の「禁じられた戯び」もそこそこになっているかも。(最後までメロディーを知っているかどうかは知らないが・・・)。

 昔、上達の道は憧れのスターを真似ることから始まった。オレの場合は、野球は長嶋、歌謡曲は橋幸夫、エレキは加山雄三で、見よう見真似の独学が常識だった。しかしミクは正真正銘の GOING MY WAY だ。間違いなく誰の真似もしていない。上手い、下手など関係ない。周囲の人間のためなんかではなく、自分で楽しんでいるのた。だから見ていて微笑ましい。あの巨体に似合わぬ、エクボのあるもみじ手でギターを爪弾く姿がたまらない。これこそ「癒しのミク」の世界だ。
 マジで「ミク君メイン」のクリスマスライブを企画してみよう。おっちゃんミュージシャンたちが涙を流して大喜びするに違いない。
 
 願わくば子トラとのデュオといきたいところである。