心が暖かくなる話

街で見た聞いた、「心が暖かくなる話」。
さあ、肩の力を抜いてみませんか?
            by 千葉正孝

第367章「触発」の話

2008-08-04 | きいて
大昔、多感なとき
現代ロシア文学に魅せられて
ソルジェニーツィンのイワンデニーソビッチの一日を読む

同じ思いの仲間となぜか同人誌
誌名は「パラーシャ」
ロシア語で「糞つぼ」「肥溜め」
語感の良さと言葉の意味の違いに大満足

でも、その思いは続かず
創刊号は廃刊号

ガリ版刷りの思いでは、まだ家のどこかにあるはず

アレクサンドル・ソルジェニーツィン逝く!

〔おまけ〕
結婚したばかりのとき、「パラーシャ」を妻に見せたことがあります。自分の青春はこれだったと。
今、思い返すと、家族と故郷を思う青年の心が書きたかったのかな?