心が暖かくなる話

街で見た聞いた、「心が暖かくなる話」。
さあ、肩の力を抜いてみませんか?
            by 千葉正孝

第564章「7年」の話

2018-03-13 | かなしい

2011.3.11、14:46

15,895人、2,539人、3,647人、約73,000人

 

数字は順に、東日本大震災が発生した日時

死者、行方不明者、震災関連死、今も避難を続けている人

合わせて9万人以上

他に、数字には入っていないが今も困っている人々もいるはず

 

復興って何?

 

以前の場所に元通りの町を作ること?

7年でできたことは何?

ハコはできても人はどこ?

 

震災の年に生まれた子供はもう7歳

この子らの故郷は避難した町

 

「復興は着実に進んでいる」との発言に、避難者の気持ちは「?」

 

復興って何!

 

〔おまけ〕

転勤族の子供だった私は、中学の2年半を海辺の町で暮らしました。

地球を半周して来襲したチリ地震津波対策のための頑丈な堤防ができたのは、私が転校して行く数年前でした。

東日本大震災はその頑丈な堤防を破壊し、地元で暮らしていた中学の同期生15人を飲み込んだのです。

今、海辺の町は、山を崩して旧市街地のかさ上げ工事が進んでいますが、人は・・・。

震災対策の7年はあまりにも長く、そして夢中で生きてきた被災者には短い7年です。

〔もひとつおまけ〕

震災後に記したブログを読み返してみました。

当時の私の気持ちを知ってください。

 第436章「みんな無事か」の話 第437章「一筋の光」の話

 第438章「踊る人」の話    第439章「がんばれ日本」の話

 第445章「日常と危険」の話  第452章「消えた思い出」の話

 



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