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心が暖かくなる話

街で見た聞いた、「心が暖かくなる話」。
さあ、肩の力を抜いてみませんか?
            by 千葉正孝

第559章「贋物」の話

2018-01-16 | きいて

年末

新春の上映予告が頭の中に

題名を、いつか口走ったらしい

 

年が明け

妻「映画、いつ行くの?」

「別に決めていないよ。」

妻「今日行こうよ、時間あるから。」

「あ、はい。」

 

というわけで、「嘘八百」を観に

チケットを買うのにタッチパネルと格闘

贋物をめぐる、中井喜一と佐々木蔵之介の軽妙な絡み

本当にありそうな話

 

コーヒーを買って、思ったより混み合う場内

場面は佳境に入り

ふと、横を見ると

妻がスヤスヤ

 

幸せな初映画!

 

〔おまけ〕

贋物取引は、業者間では騙されることが恥で、表に出ることはない、と本で読んだことがあります。

そういうものは、地方のお金持ちに売りさばかれてお宝になっているとか。

 


第558章「善行」の話

2018-01-15 | きいて

数日前

ディスカウントストアに買い物

レジを済ませ

一直線にサッカー台

 

あれ、これは何だ?

無人のサッカー台の上に茶色の二つ折り財布

 

中身も見ずに

レジのお姉さんに「財布、落し物みたいですよ。」

「あっ、はい。」

 

買ったものをレジ袋に詰め

外に止めた自転車へ

 

走り寄る店員さん「この財布を届けていただいたのはお客さんですか?」

「はい。」

一緒についてきた男性「ありがとうございます。お金は入っていないんですが、大事な財布なんで。」

 

男性「ありがとうございます。」と言って野口さんを差し出す

「いや、そんな、私は・・・」と思いがけない行動にうろたえる私

私の自転車の前かごのレジ袋に野口さんを入れ、立ち去る男性

「あ、どうも。」と私

 

うれしいような、あわてたような私!

 

〔おまけ〕

これが善行と言えるかどうか、人それぞれ価値観が違います。

この人は、お金よりも何かの理由で財布がものすごく大事だったようです。

さて、私もなくしてあわてた経験があります。

数年前の帰省の帰り、雪の降る中23:59分発の高速夜行バスに乗り、朝5時頃に冷え込む最寄駅に降りました。

家に帰る始発のバスは何時かなと時刻表を見ながらジーンズの尻ポケットに手をやると、財布がありません。

小銭をかき集めてなんとか始発バスに乗り、家についてから事実の解明に努めました。

田舎に電話し、財布の所在を確認するもなし。

明るくなってから、バス会社に電話するもなし(回送バスへの連絡に手間取った)。

財布の中のカード類を記憶を辿りながら電話し、無効手続きを。

幸い、後日再発行手続きの費用はかかりましたが悪用されずに済みました。

警察にも遺失物の届けをしましたが、見つからないままです。

なくしたものが戻るということは本当にうれしいことだと思います。

 

 

 


第556章「大晦日」の話

2017-12-31 | きいて

大晦日の朝

厳しい寒さ

昨日までになんとか掃除も終わり

清々しく新年を迎える気分

 

世の中は

良くも悪くも色んなことがあった一年

一方、歳だけとって代わり映えのしない自分

この矛盾とは一生付き合って行くんだろうなあ

 

来年こそ、この考えをリセット!

 

〔おまけ〕

「掃除も終わり」とありますが、正しくは「見た目は掃除をしたように無理やり終わらせ」が適切かと。

来年こそ色んなことがリセットできるよう、気分転換にこれから田舎に向かいます。

一年間お付き合いいただきありがとうございました。

来年もどうぞよろしく。

山は真っ白だろうなあ。

 

 


第552章「リセット」の話

2017-12-20 | きいて

齢を重ね

人恋しくなるこの頃

 

たまには「飲み」ではなく「ウオーキング」で集まりませんか

高校の同期生

 

みんなと会うのは

何年ぶりかなあ

 

集まった20数名

近況、秋にあった田舎での同期会の話、高校時代の話

たちどころに青春時代に逆戻り

瞬時に人生がリセットされたよう

それぞれの努力や苦労、楽しさや悲しみ

いろんなことがあったとしても

一瞬のうちに昔の関係になる

同期とは不思議なもの

 

またね

 

それぞれが今の自分にリセットし直す帰途!

 

〔おまけ〕

今年の秋は、中学・高校・大学と重なって同期会開催の知らせが舞い込みましたが、どれも遠いな、でも行きたいな、費用もかかるしな、などと悩んで全部欠席してしまいました。

そんなところに連絡があったのが近場でのウオーキング会です。

12月2日(土)11時、浜松町駅に集合→旧芝離宮恩賜庭園→イタリア公園→浜離宮恩賜庭園→水上バス→両国で一杯というコース。

歩きながら会話をしているうちに記憶がリセットされてきましたが、一杯飲みながら「私は◯◯だけど、あんた誰?」という会話も飛び出すなど、リセットしきれていない人もチラホラ。

明るいうちにお開きとなり、家に近づくほど現実の自分に再リセットされた一日でした。

幹事さんに感謝!

 

 

 

 


第551章「映画」の話

2017-10-03 | きいて

ほぼ1年ぶりの映画館

 

9月8・15・22日

毎週金曜日

連続して映画鑑賞

 

最初に「トリガール」

数日前に日テレで鳥人間コンテストを見たばかり

 

次に「君の膵臓を食べたい」

もつ鍋を話題にしたばかり

 

そして「あさひなぐ」

ユーチューブで剣道や薙刀の試合を見たばかり

 

映画鑑賞の動機

いろいろあるだろうが

頭の中に何かが刷り込まれたのかな

影響を受けやすくなったのかな

 

何はともあれ映画漬けの9月!

 

〔おまけ〕

1年前に見た映画は、「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」「金メダル男」だったと記憶しています。私の映画の嗜好、何となくおわかりですね。

 


第550章「照れる」話

2017-06-19 | きいて

父の日の朝

 

息子が自室でゴソゴソ

「いつもご苦労様!」

手渡された一刻者

化粧箱には「お父さんいつもありがとう」の墨文字

 

良い父を演じているわけじゃないけれど

父で夫で居られる家族が居る

 

家族のみんな、ありがとう!

 

 


第547章「お花通り」の話

2017-06-07 | きいて

自転車で買い物帰り

なにやら我が家の前に人だかり

ご近所さん

 

「あら、お帰りなさい。」

「いつもきれいにしますね。」

「この通りは花がいっぱいだから、お花通りって言ってるんですよ。」

 

なにやら、恥ずかしく

なにやら、誇らしく

 

言うに事欠き

 

次は、金の成る木でも植えましょうか!

 

〔おまけ〕

紫のスミレが盛りを過ぎ、次は朝顔がツルを巻き始めました。

間を置かぬよう、次の種を蒔き、苗を育て、お花通りを維持するのも大変です。

一度やってしまうとなかなかやめられません。

 


第546章「大きなカバン」の話

2017-04-08 | きいて

出かける妻を駅まで送る

 

道すがらチョコチョコ歩く

園児を発見

正装した両親と両手をつなぎ

背中のカバンが巨大に見える

楽しそうに歩を進め

今日は楽しい入園式

 

カバンよ早く小さくなぁれ!

 

〔おまけ〕

昨日は町中に新入園児が溢れていました。

真新しい帽子、制服、カバン、靴。

カメラを下げ、緊張気味の父親。

やっと入園とホッとしたような母親。

中には先輩ヅラをする付き添いのお兄ちゃんお姉ちゃんも。

カバンは体を半分以上隠していました。

 


第543章「気弱」の話

2017-03-15 | きいて

どうにも見ていられなくて

ハラハラするのは心臓に悪そうで

 

WBC予選

タイブレークから薄氷の勝利

はたまた二転三転奇跡の勝利

 

見ていられなくてテレビから離れ

違うことをし

 しばらくしてから結果を知る

 

リアルタイムで試合に付き合えない自分

 

気持ちが入りすぎるのかな!

 

〔おまけ〕

なぜか選手と一緒には苦しめません。

結果はわかっていても、悲しいドラマも見ることができません。

読者にそんな人はいませんか?

 

 


第541章「春」の話

2017-03-04 | きいて

春と思えば春

まだ冬と思えばまだ冬

 

自分の心の中次第

 

早く春が来て欲しい

まだ冬だから考え事をしたい

 

毎日の寒暖で心が揺らぐ

 

今年の春は何をしよう

まだ冬のままの方が良い

 

心が揺れる毎日!


第539章「奇妙な行動」の話

2016-07-26 | きいて

バスで出かける

 

見慣れた町並み

何となく歩道を見ると

スマホを見ながら歩く人

何人も何人も

 

駅、登りエスカレーター

 

スマホを見ながら急ぎ駆け上がる人

チラッと見えたその画面

 

あの、ポケモンGO

 

夢中になってぶつかるなよ、転ぶなよ、事故を起こすなよ!

 

〔おまけ〕

これが、あの、ポケモンGOかとビックリしました。

ちなみに、私は事故を起こしません。

なぜなら私の携帯は、10年ものの「ガラケー」。

 


第537章「大仕事」の話

2016-03-21 | きいて

みんなお出かけ

夕食当番、ご飯を炊こう

炊飯器を洗う、内釜、中蓋

念入りに洗う

 

そのとき

中蓋から何かが落ちる

樹脂とゴムの小さな部品

それも欠け落ちた

 

頭を過る「壊れた?」

あせって調べる

内釜の圧力を関知し、なくなるとうまく炊けないことが判明

メーカーの窓口が良くわからず

通販サイトで検索開始

見つかった、在庫ありの業者は鹿児島

到着まで三日

その間はパックライスが大活躍

 

小さな部品の大きな力!

 

〔おまけ〕

騒動の元は、鹿児島から三日目に届いた中央の丸い部分にはまっている小さな丸い部品でした。「ブッシュ」と言うそうです。読者の皆さんも今すぐ点検してみては?

部品代216円(税込)+配送料500円でした。中蓋ごと交換かと心配しました。

 


第536章「春近し」の話

2016-03-17 | きいて

変化に富んだ天気

言葉に困るお天気コーナー

朝から雨になると「冬に逆戻り」「コートはまだ片付けないで」

ポカポカ陽気では「4月下旬並みの気温」「早くも夏日」

言葉選びが大変そう

 

陽気につられて車で葛西臨海公園へ

暖かい陽の光とちょっと寒い海風

海辺の傾斜に菜の花が

 

春近し!