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下野市国分寺町 天平の丘公園

2012年10月16日 | 散歩
 今日は遠目の散歩、栃木県下野市国分寺町の天平の丘公園を散策した。
天平の丘公園は美しい自然林と貴重な史跡が調和した広大な公園であった。
北松戸7時20分、北千住から東武線久喜を経由して、JR宇都宮線「小金井駅」下車 9時10分
1時間50分かかって到着。


小金井駅


一里塚


標識


田園風景


お使者橋と姿川


川辺に「天平の丘」の絵が


土地改良記念碑、おもしろい言葉が添えられていた


淡墨街道


お堂


紫草塚
東の野に炎の立つ見えて かへり見すれば月かたぶきぬ    柿本人麻呂
  →詳細は万葉アルバム


額田王歌碑
あかねさす 紫野行き標野行き 野守は見ずや 君が袖振る   額田王
  →詳細は万葉アルバム


下野国分尼寺跡を望む


下野国分尼寺跡
国分寺と同じく聖武天皇の詔によって建てられた国立の寺院である。伽藍配置も、国分寺と同様に東大寺式だが、塔はつくられていない。
国分尼寺跡地内には、岐阜県根尾村の淡墨桜(国天然記念物)の実生苗を移したとされる桜の大樹が数本あり、開花したみごとな花を想像してみた。


天平の丘公園 案内版
美しい自然林と貴重な史跡が調和された面積11ヘクタールの広大な公園である。


花広場
天平の丘公園は、約450本の八重桜が植えられており、花の開花時期に合わせ、4月中旬から下旬にかけて、「天平の花まつり」が開催され、多くの花見客で賑わう。この時期に一度ぜひ来てみたいものだ。


桜の銘木 4点
滝桜(三春の滝桜を移植したもの)、松前八重寿、関山、普賢象


下野レストハウス前の万葉歌碑
紫草の にほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆゑに 我れ恋ひめやも    大海人皇子
  →詳細は万葉アルバム


下野国分寺跡
国分寺は奈良時代の天平13年(741年)に聖武天皇の詔によって全国60数か所に建てられたが、下野国分寺はそのひとつである。
伽藍配置は奈良東大寺と同じ形式とされ、南北一直線上に、南から南大門・中門・金堂・講堂が並び、七重塔は外側東方に置かれ、また金堂・講堂を挟むかたちで、東西に鐘楼と経蔵が置かれていた。


七重塔のイメージ


石割桜
山形県赤滝から1996年に移植されたもの。


民俗資料館


平成の丘 国見山
山のてっぺんに見えてる黒いのが「銭成石」。造成中に発見された古銭をまつる銭石。
案内板によると、
銭成石の鳴き竜、平成2年7月20日、この塚の造成中に地下に眠っていた渡来銭、開元通宝など59種、12441枚が出土した。この塚上の銭成石の下に古銭100枚が埋めてある。階段下の石畳にある白線の上で拍手をすると鳴き竜がする。とあり、
試しに拍手してみたら確かにそれらしい音がした。


国見山からの公園一望


桜の木に芭蕉の句がかけられている


大賀ハス池 開花期は過ぎていた


公園内の森林


万葉植物園 入口


植物園内


からたち


むらさき


ひがんばな


万葉亭


亭内の絵


伝・紫式部の墓
本物は京都の紫野西御所田町にあるようですが。


子宝橋
山上憶良の歌からとられた4つの橋があり、これはそのひとつ。


犬養孝万葉歌碑
松の木(け)の並みたる見れば 家人(いはびと)の 我を見送ると立たりしもころ  火長物部真島
ここ下野で詠まれた歌である。
  →詳細は万葉アルバム


明日香川と名付けた水辺


明日香川と歌碑


防人街道と名付けた遊歩道

公園内散策を12時30分に終え、小金井駅に向かう。駅まで長かった!小一時間かかった。
駅付近で昼食を取り、駅に着いたのが14時。
今日の散策を終え電車に乗る。

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