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モーツァルトCDの風景9:プラハ旅行

2011年11月07日 | モーツァルト
モーツァルト30歳1786年 5月1日、オペラ『フィガロの結婚 K.492』をブルク劇場で初演し、翌年プラハで大ヒットしたためプラハを訪問する。
 モーツァルトが初めてプラハを訪れたのは、31歳の時だった。
招待したのは親友のドゥシェク夫妻で、モーツァルトに別荘を与えた。
ここで完成されたオペラが<ドン・ジョヴァンニ>である。
モーツァルトは、その生涯のうちで4回、プラハを訪れており、最後の旅行先もプラハだった。
晩年の作曲活動と切り離せない町であり、交響曲第38番<プラハ>はその象徴といえる。

プラハ左岸の丘の上に広がるプラハ城内の一角にストラホフ修道院が建っている。


プラハ ストラホフ修道院
1787年にモーツァルトが訪れている。モーツアルトがこの教会でオルガン演奏をしたことがあり、亡くなったときには世界に先がけて追悼ミサが行われたそうだ。

<モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番K.216・第5番K.219 マゼール(V)、マゼール指揮/イギリス室内管弦楽団 (KLAVIER KCD 11046 輸入盤)>
指揮者マゼールがヴァイオリニストとしてきらびやかで華麗な演奏をし指揮ぶりをした一枚。
「ヴァイオリン協奏曲 第3番」は十九歳のモーツァルトの奇蹟のような傑作。
「ヴァイオリン協奏曲 第5番」は五曲のシリーズを締めくくるにふさわしい傑作。トルコ風のロンドなど、聴き手をあきさせない多彩な内容。


現在のストラホフ修道院


ストラホフ修道院の内部
中世から受け継がれてきたという「神学の間」と呼ばれる図書室。
もうひとつの「哲学の間」と共に古い写本と膨大な蔵書を誇っている。

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