モーツァルト@宇奈月

湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月
scince2010年秋。毎年9月に音楽祭を開催しております。

最前列は女子高生

2014年09月26日 | 出演者
延楽でのfleurireさんの演奏は、掛け軸、甲冑の前でのフルート三重奏。ここでしか見られないような光景で、演奏の素晴らしさと風景の意外性に感激しました。


何か有名な方のお軸らしいですよ。
演奏前にロビーに現れたユーゴ・モーツァルトさんといっしょに写真を撮るのは、実は、最前列に一等最初に席を取った女子高生(推定)。

きっと、フルーティストさんを目当てにこられたんでしょうね。真剣な表情で一音逃さず聞き込んでいたのは印象的でした。
若い人たちにとても近いところでえんそうが行われるのは、この音楽祭の特徴でもあるのでしょうね。

きょうだいってのは素敵ですね

2014年09月26日 | 出演者
鷲見曜子さんと藤原幹子さんご姉妹は、北海道と黒部にお住まいで、この音楽祭のために行ったり来たり。大変でしたねと鷲見さんのご主人(ボランティアをやっていただいています)に伺うと、「けっこう楽しんでいましたよ」とのお返事。そうですか、それはいい時間を過ごされましたね。

後ろ姿に、何かつながりとか、きずなとか、そういうのを感じることの多かった音楽祭です。
ハートウォームな演奏を聴かせていただきました。

奥の方でビデオ撮影している鷲見さんのご主人。ヴァイオリンでごいっしょされてはどうでしょう。

箏というのは、案外、原点かもしれない

2014年09月26日 | 出演者
その年の音楽祭の特徴のようなものが誰が申し合わせるわけでも、呼びかけるわけでもなく、自然に生まれることがあります。
今年は、魔笛からの楽曲が多かったという印象と、合唱と和楽器もそうでした。
箏でモーツァルトってと思っていたのです、実は。楽譜を見ると、こういう風に描くだけでも大変だなあと、違和感ではないのですが、色ものかなとも、正直思ったりもしていたんです。
ところが、演奏を聴くと、何だか和楽器とかそうでないとか意識しなくなるんです。

画像だと、ほんとに大和心満載です。

瀬音の会のみなさんです。きりりと引き締まった演奏に、ちょっと青みがかったカラーをかけてみました。
聴くうちに、アマデウスの時代はピアノではなく、クラブサン、ハープシコード、チェンバロと呼ばれる鍵盤の動作で弦をつまびく楽器が中心だったことに思い至りました。そうか、むしろ、これが原点に近い音楽なんだなと考え直しました。
楽器や演奏形態を選ばないのも、モーツァルトの楽曲の深みですね。
彩りを変えた箏の風景。演奏ごとにいろいろな色彩が見えました。

新しい演奏場所は2箇所でした

2014年09月26日 | 音楽祭について
最初の音楽祭を始める前に、どんなところの演奏が宇奈月温泉らしいのだろうといろいろ考えました。
最初のPVに使っているのがそういう場所です。え、こんなところで、というサプライズと、そういう場所だからこそ生まれてくる独特の音楽風景が私たちの音楽祭の特徴になると考えました。
第1回から、多くの関係者のご理解とご協力をいただいて演奏場所を広げてきました。
宇奈月温泉駅前広場といっぷく処が工事中ということで、今回、新しく使ったのが、トロッコ広場です。この広場も以前はなかった場所です。

この場所の開幕は、地元の中学校の吹奏楽部のみなさん。ハンドベルが峡谷に響きます。

こういう感じで見るとわかりやすいかな。

こちらは、富山地方鉄道吹奏楽団さん。
黒部峡谷鉄道の時間待ちのお客さんも演奏を聞きつけてきますし、トロッコ電車がすぐ横を走りますので、きっと演奏も届いていたと思います。室井滋さんのアナウンスのBGMになったかもしれませんね。
もう1箇所が、セレネ2階のテラスです。ここも風がよく吹き上がるいい場所なんです。

どこかの高原の風景にも見えますね。

演奏しておられる方はどんなかんじなんでしょうか。

ついでに上空から撮影しました。3階のテラスでも演奏が楽しめました。

音楽をのせてみると、いよいよ魅力的になる場所がずいぶんあるんですね。

塚田尚吾さんは、今年の色で

2014年09月26日 | 出演者
音楽祭には、特定のカラーがあるわけではないのですが、なんとなくタオルの色がその回のベースカラーになっていたりします。
それなら、今年はオレンジ。タオルはお買い求めになりましたか?毎年、デザインを変更してお届けしています。5回のうち、1回は手ぬぐいでしたしね。
ピアノリサイタルで素晴らしい演奏をしてくださった塚田尚吾さんは、ちゃんとベースカラーのカーディガン。

演奏している時のあの幅の広い感受性と落ち着きからすると意外なほどで、え、こんなに若い子だったのとまで感じますね。将来性の豊かな青年です。そういう方々にも音楽祭を楽しんでいただいていることをとてもうれしく感じています。