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信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

幸せを呼ぶ青い蜂・絶滅危惧種のナミルリモンハナバチの撮影に二度三度。ツマグロヒョウモンのメス(妻女山里山通信)

2024-08-21 | アウトドア・ネイチャーフォト
 絶滅危惧種のナミルリモンハナバチ(波瑠璃紋花蜂)の撮影に再び訪れ、翌日も訪れました。3分撮影しては3分休憩の繰り返しで2時間。撮影中はたびたび息を止めるので3分が限界です。まるでウルトラマンの様。ブルービーの生態などの詳しい説明はひとつ前の記事を読んでください。
  持参するお茶は、自分で淹れたノンカフェインのルイボスティーかマテ茶、タンポポ茶のいずれか。ルイボスティーはポリフェノールが豊富で、活性酸素の抑制や除去などの効果が。マテ茶は鉄分やビタミンが豊富で、飲むサラダといわれます。タンポポ茶は解毒作用、利尿作用があり、カナダの研究チームにより制癌作用があることが分かっています。麦茶は雑菌が繁殖しやすいので持っていきません。

 ロシアンセージ(シソ科)で吸蜜するブルービー。

 吸蜜中のブルービーを邪魔するシーン。他にいくらでも花があるのにちょっかいを出します。それとも求愛行動?

 マウンテンミント(ピクナンテヌム:シソ科)で吸蜜中。

 この日も風があって花が揺れるので羽ばたいています。

 花が極小なので蜜も少ない。

 風がやんで花の揺れがおさまると羽ばたくのを止めます。

 口吻は割りと太め。

 右の翅の先端が少し欠けています。この形で個体識別ができます。

 翅の欠けが上と違うので別の個体です。左後脚を左の花によいしょと。

 左の触覚が欠けた個体。5つ後のカットでも出てきます。

 口吻の先が見えます。別のカットでは2つに割れているものも。

 後ろ脚には鋭いトゲが見えます。

 右の翅の欠けがさっきとは違います。

 割りと太い触覚。

 5カット前の触覚が欠けた個体。

 脚の先端の爪を花にひっかけて吸蜜。

 口吻の先が割れている様に見えるカットもあるので、オオムラサキの様に2本の樋(とい)状のものが合わさって筒になっているのでしょうか。

 口吻は牙の間から伸びていて繊毛があるのが見えます。

 翅は茶色に見えますが、2022年8月の記事を見ると青く写っています。翅も構造色なのでしょうか。

 顎の牙の形がよく分かります。

 マクロレンズのゴムフードから5センチぐらいに近づいても逃げません。

 首は意外に細く黄色い。

 最後にツマグロヒョウモンのメス。3頭ほど舞っていました。2時間で500カット余りの撮影。シャッターチャンスも限られますが、使えるのは5%もありません。過酷な三回目の撮影。流石に過労気味です。

幸せを呼ぶ青い蜂・絶滅危惧種のナミルリモンハナバチ(波瑠璃紋花蜂)2024(妻女山里山通信):8月2日の記事。

「村上春樹さんのピーター・キャットを中心とした70年代のクロニクル」というムサビの美大生時代に彼のジャズ喫茶でアルバイトしていた当時のブログは世界中からアクセスがあります。この文章をクリックで見られます。ロンドンに5週間住んでいて、Queenのフレデイ・マーキュリーの恋人のメアリー・オースチンが勤めていたBIBAの店で当時の私の恋人が彼女からジャケットを買った話。70年代の美大生の赤裸々な日々が見られます。

好評だったブログ記事:「ブラジルへの郷愁」レヴィ=ストロース 川田順造訳 みすず書房。文化人類学、また構造主義におけるバイブルのひとつ(妻女山里山通信)は、都合によりリンク先の楽天ブログに移転しました。

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