主任の検査を終え個室で待っている。
ほどなく妙齢の瞳がブルーの女性が入ってくる。
妻の担当らしい、名をナターシャという。
名前からわかるように、祖先は黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス地域にある
ロシア連邦チェチェン共和国の出身で本人はヨルダンで生まれたそうだ。
早速ジェルを患部に塗り超音波による治療に入る。

(治療するナターシャ)
彼女は大学で理学療法を学び資格を取ったとのこと。
妻に聞くと、ゆっくりとやさしくポイントを抑えた丁寧な治療をしてくれ非常に上手らしい。
話をしていると日本文化や漢字に興味があるらしい。
後日、妻が漢字でナターシャと書いてプレゼントすると大喜びで
なんでも額に入れて飾るそうな。

(プレゼントした書 菜多紗=ナタ-シャ)
ヨルダンにはチェチェン民族が1万人くらいいるそうで、彼らのコミュニティがあり民族の結束は固いらしい。
彼女自身もアラビア語はもちろん、チェチェン語も話す、英語も上手だ。
彼女の容貌はあきらかにアラブ系のそれとは異なり白人系である。
こちらで人の顔を見ていると、アラブ系はもちろんアジア系、アフリカ系、ヨーロッパ系と
さまざまな顔に出会う。まさに人種・民族のるつぼである。
先史古代文明時代【紀元前3000-紀元前4世紀)、ギリシャ・ヘレニズム時代(紀元前4世紀ー紀元前1世紀)、ローマ時代(紀元前1世紀ー紀元後4世紀)、ビザンチン時代(紀元後4-7世紀)、イスラム初期時代(7世紀ー9世紀)、十字軍時代【11-13世紀)、アイユーブ朝・マムルーク時代(12-16世紀)、オスマン・トルコ時代(16-20世紀)を経て現在に至るまで歴史の激動の中、戦争、征服、被征服を繰り返すなか,
それらをくぐり抜けながら生きてきた人たちの結果が今ここにしっかりと存在している。
話が横道にそれたがナターシャの治療は続く。

(熱心に治療するナターシャ)
彼女はムスリム(イスラム教徒)だが、いまだかって髪を覆うムスリム独特のスカーフは
嫌いだからといってしたことがないそうだ。
写真も気にしないと言う。
アンマンの中心部ではスカーフをしてない女性を多く見かける。
女性ムスリムの意識も特に若い人や都会あたりでは変化しているのかも知れない。
妻はこれから暫く週2,3回のペースでナターシャの治療を受けながら様子をみることとなる。
ほどなく妙齢の瞳がブルーの女性が入ってくる。
妻の担当らしい、名をナターシャという。
名前からわかるように、祖先は黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス地域にある
ロシア連邦チェチェン共和国の出身で本人はヨルダンで生まれたそうだ。
早速ジェルを患部に塗り超音波による治療に入る。

(治療するナターシャ)
彼女は大学で理学療法を学び資格を取ったとのこと。
妻に聞くと、ゆっくりとやさしくポイントを抑えた丁寧な治療をしてくれ非常に上手らしい。
話をしていると日本文化や漢字に興味があるらしい。
後日、妻が漢字でナターシャと書いてプレゼントすると大喜びで
なんでも額に入れて飾るそうな。

(プレゼントした書 菜多紗=ナタ-シャ)
ヨルダンにはチェチェン民族が1万人くらいいるそうで、彼らのコミュニティがあり民族の結束は固いらしい。
彼女自身もアラビア語はもちろん、チェチェン語も話す、英語も上手だ。
彼女の容貌はあきらかにアラブ系のそれとは異なり白人系である。
こちらで人の顔を見ていると、アラブ系はもちろんアジア系、アフリカ系、ヨーロッパ系と
さまざまな顔に出会う。まさに人種・民族のるつぼである。
先史古代文明時代【紀元前3000-紀元前4世紀)、ギリシャ・ヘレニズム時代(紀元前4世紀ー紀元前1世紀)、ローマ時代(紀元前1世紀ー紀元後4世紀)、ビザンチン時代(紀元後4-7世紀)、イスラム初期時代(7世紀ー9世紀)、十字軍時代【11-13世紀)、アイユーブ朝・マムルーク時代(12-16世紀)、オスマン・トルコ時代(16-20世紀)を経て現在に至るまで歴史の激動の中、戦争、征服、被征服を繰り返すなか,
それらをくぐり抜けながら生きてきた人たちの結果が今ここにしっかりと存在している。
話が横道にそれたがナターシャの治療は続く。

(熱心に治療するナターシャ)
彼女はムスリム(イスラム教徒)だが、いまだかって髪を覆うムスリム独特のスカーフは
嫌いだからといってしたことがないそうだ。
写真も気にしないと言う。
アンマンの中心部ではスカーフをしてない女性を多く見かける。
女性ムスリムの意識も特に若い人や都会あたりでは変化しているのかも知れない。
妻はこれから暫く週2,3回のペースでナターシャの治療を受けながら様子をみることとなる。