球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

楽器は歓喜か涙か

2009-01-10 | たぶん難解な話
恥ずかしながら、朝昼夜とオケ練習があった日において、
夜の練習に良いコンディションで行けたためしがない。
いつもある程度眠くなっていて。

で今日も初合奏を控える団にてパート練習に行ってきたわけだけど、
なんだかあまり記憶がない。朝昼で結構疲れているから…
ってのは言い訳だけど、根性論に陥っていない正当な理由でもある。

僕は幻想をやるのは初なので結構楽しみではある。
特にこの曲においては殆どの人が"ベルリオーズは頭がおかしい"と評しているけど
僕の感覚ではあまりそう思っていなくて
(マーラーの5番の方がよほどイカれた曲と思う)、
本当にイカれた曲であることを自分なりに解釈するのか、
今の考えがより強固になるのか、どうなのだろうね。

ちなみに僕が幻想交響曲を割と普通の曲だと思うのは、
以前観に行った三島由紀夫の"鹿鳴館"に似たものを感じるからで、
そこにおいては、悪趣味かもしれない自由電子の自由極まる大規模な移動
(主に金属的な過剰な装飾)が拡がっていたけど、
そこに流れている人の感情は、比較的卑近な印象だった。

馬子に衣装どころかブランド固めみたいな、そんな感じなんですかね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする