球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

明日の☆show

2009-01-04 | オケと音楽
年末福山の年越しライブに行ったということが
僕にどのような影響を及ぼしたか、ということについて考えたときに、
ライブ時に頭に残った曲がたまに脳内でリフレインする現象に帰着できるときがある。

なんだかんだでそこまで彼の曲に詳しいわけではない僕、
全体の半分程度しか歌を把握していなかったわけだけど。
それでも題名に示した曲が何度か頭を駆け巡る。

 憧れ描いた夢は ちょっと違うけれど
 この場所で闘うよ
 倒れたって何度でも立ち上がれ
 明日の☆show
(サビ部分の一部)

というフレーズだけ憶えていたためそこだけを何度も歌うように。
特に"憧れ描いた夢は…"という言葉が何故か非常に印象的で。

俺も大人になった、世の中の生きにくさを知った、
いつか自分がやりたかったことがそっくりそのままやれているわけではない、
振り返ると自分が力を出し切っていないときもあった、
でもそんな中で俺は闘う、という働く男(女)の人間賛歌。

この曲が俺くらいの年齢で書かれたのかと思いきや、
結構最近の話なのだそう。
歌詞がストレートすぎるので自分が歌うにはちょっと恥ずかしい気持ちもあるけれど、
LIVEで聴いたときは、なんとも切ない気持ちにさせられました。

TSUTAYAで借りようと思ったら収録CDがなかったようなので、
YouTubeなんかで聴いて。歌詞を見ながら。
うまく表現できないのだけれど、結局は誰も助けてくれない東京での生活で
燻って冷えた暖炉のような自分の心に、薪をくべてもらったような気持ち。
暖かい、だけじゃなく、熱くもある。

誰も助けてくれない…なんて身勝手なことを書いてしまったけれど、
逆に皆が俺の助けを待っているのだろうか?

まぁいい、うっかりカラオケに連れて行かれることがあったら歌おう。

コメント
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