球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

文化の街所沢!?

2006-01-15 | オケと音楽
昨日のBlogに表明したとおり、今日は演奏会をこなしてきた。

今日のアジェンダは
1.文化の街所沢?
2.モーツァルトの話
3.叫び(誰かの)
4.叫び(俺の)
のよっつ。


1.文化の街所沢?
演奏会は所沢文化センターミューズ・マーキーホールで開催された。
なかなかきれいであり、円形の面白い形をしたホール。
ブルーの椅子と象牙がかったグレーの壁に非常口の緑の明かりがともる不思議な色彩を持つホールだった。
(建築物の形にも興味が向かうようになったのは、情景描写が致命的に苦手な作家としては大きな進歩かも。)

プロの人が多く参加する、エキストラ(というか僕)の方がずっと下手くそな困った状況。
でも、オケ自体の雰囲気はとても落ち着いていて、素敵。
誰も僕の演奏が悪いとは言ってこない。つまり、自覚しか、反省材料はない。
でも、音程が少し外れるとそれだけでわかってしまうので、僕にでも自覚はある。

さまざまなアマオケに参加して音程の話が言及されていることを考えると、
とてもためになる環境なのだろうと思う。
誰も何も言わない中に緻密さがある。

さて、演奏会が終わったあとのアンケートに
「やはり所沢は文化の街ですね。」
と書いていた人がいた。そうなんですか。

先日森下でホール取りに行ったついでに東京都現代美術館に行ったことがあった。
そのときも、「江東区は文化の街」というキャッチフレーズを目にした。
江東区は確かに文化施設がたくさんある。

あるいは、日本でも有数の音響効果を持つ福島音楽堂。
そのときも、「福島は文化の街」というキャッチフレーズを目にした。
多分音楽の友かなにかの特集でそういう記事を取り扱っていたことがあった。

文化の街、いっぱいあるじゃん。
その法則で行けば、恐らく府中も文化の街なのだろうと思う。
あるいは初台。多分、もっと色々あるのだろう。
灰色のマップが色づいていくだけで、文化の街は僕の中で様々に萌芽する。

2.モーツァルトの話
僕の知人の中ではモーツァルトに詳しいと思われるY氏の話に拠れば、
「ケッヘル番号を25で割って10を足すと、ほぼモーツァルトの年齢になる」
ようで、実際それが正しいのを見てびっくりする。

さらに、交響曲はかなりの部分が10代に書かれていたという事実。
僕は25歳なので、今年中に30曲シンフォニーを書かないと追いつかない計算だ。
いや、追いつけないだろうし、追いつくことを考えなくていい問題だけど。
向上心の比喩ってやつだよ。

編成が薄くて神経を使う曲というと僕は真っ先にシベリウス6番の1楽章を連想する。
だけど、モーツァルトの交響曲の2楽章も(どの曲でもそう)、実は相当神経を使う。
音程の晒しあげであり、ゆったりとした曲なので浮遊した音程は軟禁状態になる。
さらに小さく安定した音量が求められる。
もっと動きが欲しいし、大きい音が出したい。弾いてて怖い。
こういう種類の曲を臆病風を吹かさずに弾けたら、多分それは自信になる気がした。


3.叫び(誰かの)
ゲージは3フィート6インチに決まってんだろ!!!!
そうそう、1インチ=0.0254メートルで計算しろよ!
0.025mって、どれだけ誤差がでかいんだよ!?

4.叫び(俺の)
オススメするんだったら、その誤字はねぇだろ!!
ある建物の5階にて。西2(研究室のある建物のこと)ではない。
コメント (3)
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