さおりんとランチしに行ってきましたよ。ついさっき。
所用のため月イチで仙台の街中に行くので、さおりんとランチを共にする事にしてるんですが、今日は仙台七夕祭りの真っ最中。
混んでるかと思い、待ち合わせの前にいつも一緒に行く店を下見することに。
ついでに七夕もみよう。今年のお飾りはどんなかな。
一番町買い物公園。
仙台のアーケード街のうち、仙台市役所寄りのところです。
初日とはいえ、ヒトたくさん。
天気は良いので、七夕飾りも今年はビニールにくるまれる事なく、風になびいてます。
各店舗の手作りだった昔に比べ、近頃は業者がお飾りを製作するところが多いようで、なにやらキレイでおしゃれすぎたりしてちょっと興ざめですが、それでもキレイなのはキレイ。
コレなんかオーソドックス。
丸いお花のぼんぼりに吹流し。
折り紙の飾りが連なってたり。
紙テープをわっかにしてつないだ鎖飾りも、最近少ない気がする。
手間かかるからかなぁ。
間もなく閉店してしまう「141」のお飾りは、地味ながらちょっと違っててステキ。
吹流しに、願い事が書かれたものが貼ってあるんだけど、「商売繁盛」ってかかれてたのが切なかった…。
お飾りの吹流しは、たいてい和紙や千代紙が使われてるんですが、近年は化学繊維が使われた不織布なんかが多くなってきてるみたいですね。
確かに丈夫だし、しなやかだし、雨にも強いんでしょうが。
風に吹かれたときの感じはやっぱり和紙がいいなぁ。
不織布だと、軽すぎてヒラヒラしすぎ。
女の子の浴衣もそう。
化学繊維のペラペラの浴衣ってすぐわかる。
裾だの袂だのが軽すぎて落ち着きが無くて、はしたないのよ。
やっぱり木綿や麻のしっかりしたものじゃないと。
そして、やっぱり着付けって大事。
モウ少し襟をぬいたらいいのにとか、いや、まずはアナタの姿勢が問題とか、ああ、化繊の浴衣ってそんなに着崩れもしやすいの?とか、なんだかモウひといきなヒトが多い。
そんな中、おばあちゃんと一緒に歩いてる若い子は、素朴な着付けではあるけれど、しっかり着てたなぁ。
きっとおばあちゃんが着せてくれたんだろう。垢抜けてはいないけど、きちんとおはしょりして、きちんと合わせて、すこしだけ襟をぬいて、きっちり帯を結んで…とても自然に。
顔立ちも、今風じゃなくて素朴なコだったけど、すごくかわいらしかった。
ちなみにコレ、三越のお飾り。
三越の包装紙につかわれてるこの模様。
いつも牛柄っぽいなぁと思ってたけど、見た瞬間やっぱり赤い牛柄だ、と思って吸い寄せられてしまった次第。
この三越の包装紙、「華ひらく」というタイトルまでついているそうな。
「デザインは猪熊弦一郎氏、赤い模様の中に書いてあるmitsukoshiという文字はアンパンマンの作者であるやなせたかし氏」なのだそうで。
ふぅん。でも牛が見るとやっぱり赤い牛柄だ。
(不祝儀用は青い牛柄…。)
ちなみに、仙台のアーケード街、牛の記憶をさかのぼってみると、昔はまだ舗装されてなくて砂利敷きだったと思うんだが…すごく幼い頃のあいまいな記憶。
おそらくこれは、市電が廃止された少し後あたりの記憶なのだと思います。
あの頃、七夕飾りの竹は、アーケードの柱にぐるぐる巻きにされて、なんとか固定されていたはず。
キレイに舗装された今、アーケード街は「七夕仕様」になってるのだ。
このあたりが。
↓
一番町のアーケード街を、がっかりとうつむいて歩いていると(この写真だけ、昔のをひっぱりだしたんだけど、日付見たら2001年8月…昔、がっかりして歩いてたんだろうな;)ふと気づくんですが、柱のそばにこんなフタが必ずあるんですよ。
ちゃんと七夕祭りのレリーフになっていて、これを開けると穴になってます。
で、こんな具合に竹を差し込んで固定してるわけです。
↓
必要に応じてガムテープで固めてあったりします。
竹に巨大な吹流しがたくさんついてる訳だから、当然重量もたいしたものになってるでしょう。
それを支えるには、柱ぐるぐる巻きじゃ大変ですよねぇ。
ささいな事ではあるけれど、連坊小路商店街の歩道ですら、歩道ブロックの一枚が取り外し可能になってて、竹飾りが挿してあるのを見たときには軽く感動した。
そうか、妙にガタつく所があると思ったら、祭仕様かw
今年もこの「七夕ホール」を見ながら、改めてさおりんとの待ち合わせに向かったわけですが。
出店の多いこと。
萩の月、かまぼこ、長茄子漬け。
仙台の名物が並んでます。
観光客の皆さん、ウマいものはおさえていってくださいよ。
それから、牛タンもいいですけどね、牛タン屋に入ったら辛いもの好きなヒトは「からしみそ」をぜひ食べてください。お持ち帰り用が無いか聞くのもいいですね。
あつあつゴハンにからしみそ。ウマいですよぉ。
あっ!
某社の部長代理じゃないですかぁ!
おひさしぶりです!…って違(爆笑)
仙台七夕で秋田のなまはげに会えるとはこれいかにw
この近くに、「なまはげ」っていう店があるのでそこのヒトだろう。
しかもババヘラアイスも売ってた!
ババヘラは若い娘が売ってちゃババヘラじゃないやい!
そしてなまはげは、ちゃんと仕事してました。
「わるいごはいねがぁ~!!!」(←なかなかいい怒声だ)
恐怖のあまり「う゛ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛~(絶叫)」と泣き叫ぶコドモ、おかーさんにむりやり手ぇつかまれて逃げ場を失ってました。
そのお約束っぷりに、周囲のオトナはバカウケ。
オトナって本当に汚いよな、少年?(笑)