一年

2012-06-28 08:30:21 | 日記・エッセイ・コラム

あるヒトと話していたら、父が亡くなる前・・・病院に行く前の話になりました。
今さらと思いつつも何となく。

ちょっと重い話なのであまり話すことはなくて、特に家族にはなかなか話せなかったこと。
会話の成り行きで何人かの知人には話したことがあるけど、それでも久しぶりにそんな話題になったのでした。

「今思えばこうだった」「あの時こうしていればよかった」なんて思う事はたびたびあるし、そんな事言ったって時間は巻き戻せないのだけど、時間が経って落ち着いてから気づく事ってたくさんあるからそう思っちゃうのも仕方ない。

気にするなとか、考えすぎだとか言われる事もあるけど、消化しきれないものを反芻するのは牛だから仕方ないんですよ。
自分が欲した時に思い出して噛み締めて、心に自然に溶け込むように吸収できたらいい。
とても時間がかかるのも仕方ない。

今日はどみっさんの一周忌で、牛はやっぱりあれこれ考えては下を向きがちで、同時に楽しかった事もたくさん思い出してる。

どっちみち、あまりに大きすぎて飲み込めない。

ネコ缶を、どみっさんと牛とでわけあって食べたあの日を思い出して、今日はカンヅメを買ってこよう。
あの日と同じように、じっとりと蒸し暑い日になるだろうか。
ねぇどみっさん、牛は1年たってもやっぱりこのままだったよ・・・。

後悔せずに生きることは難しい。
だけどいつも思いたい。
それがその時の最善だったのだと。

そう思えるように毎日を過ごせたらいいのにな。


4 コメント

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〉後悔せずに生きるのって難しい (cherera)
2012-06-28 16:41:09
本当にその通りだね。。
だから、歳を重ねる度に慎重に答えを出すようになって、自分の直感が信じられなくなってきているchereraだよ。。
臆病にもなるしさ。
一歩を踏み出す行動が、
何かを変えようとする行動が、
コワイと思って、ブレーキかけちゃうんだよね。。

ラスト30代の年を、後悔しないように生きたいね☆
上を向いて行こうよ (sabi)
2012-06-28 22:34:33
今からだって遅くない!
そう思って1歩前へ踏み出すんだから…
私も、よく親父が亡くなったときのことを反芻する... (ham)
2012-06-30 10:14:38
でも、いまは会えない人のことを思い出すと、その人の生き方や有り様も心に浮かんできて、温かい気持ちになる。そして、ちょっと孤独が遠退く。
大丈夫、どみっさんはいつも牛の心の中にいる。いまの牛の一部となって。
>cherera (牛。)
2012-06-30 12:22:25
臆病になんてなるもんか、と踏み出しすぎては転びそうになってるのが牛なんだけどw
「答えはいつも自分のなかにある」と思って生きてきたけど、歳を重ねるたびに自分自身が迷宮になってきた。

それでもね、明日の自分が何をするのか楽しみにしたいんだよ。

>sabiさん
上ってどっちでしたっけ。
垂直にあがったと思ったらテールスライドしたりするからなぁ・・・。

>ham
どみっさんの事を考えるととても寂しくて辛いんだけど、どみっさんの話をしているととても楽しくてうれしくなってくるんだ。
遊んで、食べて、一緒に眠って、話をして、どみっさんは精一杯生きたと思う。
まだ全部を概念の世界へ送ることはできないけれど、牛の心の一部を形作っているのは確かだね。

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