ハロゥハロゥ、牛です。今日は快晴でした。
KATANAに乗ってお出かけしてきました。
モウ1年以上、まともにバイクには乗ってなかったのでほぼリハビリ状態です。
タイヤ新品、ブレーキパッド新品なのでのんびり走ってきました。
最初は実家のまわりをぐるりと8の字にまわってみたんですがこれがまた笑えるんです。
ちょちょちょちょっと、牛、硬っ!!そんなにリキんでたら今すぐコケるわっ!
「まづ落ち着かいんちゃや。」
つぶやきつつ自分でクスクス笑いながら一端停まって、牛母に予定を告げてから走り始めました。
こういう時はアレだ、まずは慣れたところから走ろう。と思い、我らが里山、泉ヶ岳へ。
泉ヶ岳は泉区民の心の山です。
いや、一般的な泉区民が泉ヶ岳をどう思ってるかわかんないけど。
もしかしたらパラグライダーのヒトたちが飛んでるかもしれません。
既に稲刈りが始まった田んぼを横目に、まずは無駄な力を抜いて。
メッシュジャケットを抜けていく風は明らかに秋の感触を伝えてくる。
さぁ、どうすればいいんだっけ?バイクに乗るっていうことは。
そうそう、リラックスしたら行く先を見つめて、曲げるんでも曲がるんでもなくて、あるがままに流れるままに、見つめたその先へ向かう必然の力加減、ほんの少し前傾してスロットルを開けたら、その後は連れて行ってもらえる。
形はKATANA、真は牛自身、理は…ここに明らかになる。
「形と真と理によって、KATANAを、解き放つ!」
トキハナツ~!
(元ネタが分かるヒトはほとんど居ないと思うのでスルーでお願いします。)
う、わぁ!
KATANAさん、いえ、ハイパーさん、アナタってなんて素敵な音で流れてゆくの?!
ああ、そうだった、この旋回する感覚。
斜め前方を見据えたら、腰からひねりこんで加速する、この感覚がたまらなく心地よいんだった。
本当にゆっくりとしたペースでたどり着いた泉ヶ岳と空には、やっぱりパラグライダーが。
以前お世話になったYさんらしき姿を発見。
パラじゃなくてバイクになっちゃいました…。
でもパラグライダーだって諦めたわけじゃないしね。
いつか飛べたらいいなぁ。
さて、調子に乗った牛が向かう先は…仙台空港です。
通い慣れた道だし県道10号線を行けばペースもゆっくりなはず。
それにしてもハイパーさん、素敵だなぁ。
操作したらそのまんま動いてくれる感じ。
なんて素直なんだろ。
リアのブレーキがちょっと鳴いてるかな。それ以外は文句なしだ。
広い空の下で、ゆったり走る贅沢を存分に味わいつつ。
水分補給と休憩をとりながら、離発着する飛行機を見送る間、いろんな事を考えてました。
情熱のチェーンリアクション。
いくつかの出来事といくつかの意図が絡み合って、牛はきっとここに居る。
嬉しくて楽しくてワクワクする。
こんな素敵な病ならずっと罹患していたいなぁ。
日が沈みきる前に帰途へつこうと思ハイパーさんのところに戻ったら、なんと色違いのKATANAが横に停めてある。
ちょっと年配のライダーさんが歩いてたけど、あのヒトかな。
今日も、すべての偶然とすべての必然に心から感謝しよう。
さて、そんなわけでバイクの乗り方は頭じゃなくて体が覚えててくれたみたいです。
足らないのは左手の握力(笑)
暗くなる前に帰ろうとおもってたはずなのに、とっぷり暮れてから帰還しました。
ゆっくり走って110キロ。満足。
(でもPittsも見たかったぁ!今日も会えなかったぁ!)
そしてブラリーノさんの日記見ましたケド、あのタイヤ…地獄の炎の中を走った後ですよね・・・?
KATANAの素晴らしさは、むしろ周囲の皆さんの反応からひしひしと感じます。
宝の持ち腐れにならないようにがんばって乗らなくちゃ。
「イメージを大切にしなさい。そのバイクに乗っている自分の姿や表情がどんなものか、明るく楽しい表情で乗っている自分を、ありありとイメージできるバイクを選びなさい」
~と、仰ってたとの話を思い出し、改めて
牛さんのトコロに「来るべくして来た」のがハイパーさんな気がします。
ハイパーさんにたどり着くまでの牛の中には、モヤモヤボンヤリとした感覚のようなものしかありませんでした。
迷いすぎて何をしたいのか分からなくなってたんですよね。
何かを選ぶ時は必ず自分の頭で理解して厳選することにしてるけど、それでも迷った時には流れに任せる事にしてます。
そうするとアラ不思議、道標となるヒトがあちこちで牛を導いてくれるではありませんか。
熱く、嬉しそうに、時には静かに語りつつ光を投げかけてくれる、そんなLighthouseの光を見逃さないスキルだけは常に磨いておこうと思った次第です。
ハイパーさんはそんなヒトビトとのつながりの象徴です。
だから余計に大切にしたいんですよねぇ。