みよしのは-またはるさむし-ひかけさす-かすみのそこの-ゆきのむらきえ
(文保百首_道順~日文研HPより)
やへうつむ-かすみのそこの-しはのいほに-たにのうくひす-こゑかよふなり
(若宮社歌合_建久二年三月三日~日文研HPより)
やへふかき-かすみのそこの-うくひすは-こゑはかりこそ-たにをいてけれ
(御室五十首_守覚~日文研HPより)
なにことを-はるのひくらし-おもふらむ-かすみのそこに-むせふうくひす
(清輔集~日文研HPより)
ふきおろす春のあらしやさむからんかすみのそこによぶこどりかな
(28・為忠家初度百首、春・谷中喚子鳥・93)
『新編国歌大観 第四巻 私家集編2 定数歌編 歌集』角川書店、1986年、264ページ
ひとむらの-かすみのそこに-にほひゆく-うめのこすゑの-はなになるころ
(風雅集~日文研HPより)
あしひきの-やまへのさくら-さきぬらし-かすみのそこに-にほふしらくも
(歌合_永仁五年~日文研HPより)
はなはみな-かすみのそこに-うつろひて-くもにいろつく-をはつせのやま
(秋篠月清集_良経~日文研HPより)
かねのおとは-かすみのそこに-あけやらて-かせほのかなる-はるのよのつき
(新後撰集_為家~日文研HPより)
あさまたき-かものかはせを-みわたせは-かすみのそこに-うつもれにけり
(別雷社歌合_治承二年三月十五日~日文研HPより)
やまのはも-ともににほひて-はるのつき-かすみのそこに-かけそいさよふ
(新後拾遺集~日文研HPより)
くれてゆく-はるののこりを-なかむれは-かすみのそこに-ありあけのつき
(玉葉集_式子内親王~日文研HPより)
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