「あだじゃねー」は「大変」や「苦労する」や「容易でない」の意。
例文1
「あだじゃねー ね」=「大変ですね」
「あだじゃなかった ね」=「大変でしたね」
「そりゃー あだじゃなかった ね」=「それは大変でしたね」
「むら の やく やる は
あだじゃねー じ」=「村の役をやるのは容易ではないですよ」
「ぶか に やるき ださせる は
あだじゃねー わい」=「部下にやる気を出させるのは苦労ですよ」
「にっき まいにち かく は
あだじゃねー こん せ」=「日記を毎日書く事は大変な事です」
「いえ いっけん たてる かね ためる は あだじゃねー わ」=「家一軒を建てるお金を貯めるのは大変ですよ」
「こ
ん かわ の ここ に はし かける は
あだじゃねー こん だと おもう
じ」=「この川の此処に橋を架ける事は大変な事だと思いますよ」
「しごと とは いえ まいあさ よじ に おきる
こん は
あだじゃねー こん だ」=「仕事とは言え毎朝4時に起きる事は大変な事だ」
「じゅけんせい は まいにち なんじかん も べんきょう しなきゃー いけん
で あだじゃねー わ」=「受験生は毎日何時間も勉強しなければならないから大変だわ」
「だいがくせい が べんきょう しながら あるばいと で かね かせぐ は
あだじゃねー こん だ わ」=「大学生が勉強しながらアルバイトでお金を稼ぐのは容易でない事だわ」
「がいこくじん に まつもとえき
い いく みち を きかれた だが せつめいする
んは
あだじゃなかった」=「外国人に松本駅へ行く道を聞かれたのですが説明するのは大変だった」
「ひゃくしょうしごと は
あだじゃねー が てー かけりゃ かけた だけ いい
もん が とれる
で あき
ねー だいね」=「百姓仕事は大変ですが手をかければかけただけ良い物が採れるから飽きないのですよ」
例文2
豊臣秀吉 「あい きょうはこのはたけのねぎのうえかえ
せー。」
織田信長 「こんだけのねぎをうえかえるっちゃー
あだじゃねーんね。」
例文1の標準語(?)訳
織田信長 「豊臣秀吉さん、とても暑い中頑張っているではありませんか。」
豊臣秀吉 「はい、今日はこの畑の葱の植えかえです。」
織田信長 「これだけの葱を植えかえるという事は容易ではないですね。」
豊臣秀吉 「そーなんですよ。 欲をかいて沢山作ってしまったものですから大変ですよ。」
織田信長 「まぁー 頑張ってください。」
豊臣秀吉 「はい ありがとうございます。」