mt77のblog

信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「ん」

2020-11-30 | 我が家の松本弁


「ん」は「の」の意。

例文
「あ とき」=「あの時」
「あめ  なか どこ いくだい」=「雨の中何処へ行くのですか」
「そ とき れきしゃー うごいた」=「その時歴史は動いた」
「たとえ ひ  なか みず  なか」=「たとえ火の中水の中」
「つち  なか から こばん が でて きた」=「土の中から小判が出てきた」
「つくえ ひきだし  なか よく みて みろ」=「机の引き出しの中を良く見てみなさい」
「いつまにか さいふ が からっぽ に なってた」=「いつの間にか財布が空っぽになってした」
「でんしゃ  なか に かさ わすれて きちまった」=「電車の中に傘を忘れてきてしまいました」
「これから おひる たべる  だけど いっしょ に たべりや」=「これからお昼を食べるのだけど一緒に食べましょう」
「たてもん を かじ から まもる  は すぷりんくらー だじ」=「建物を火事から守るのはスプリンクラーですよ」
「えんがわ から あがって こっち の へや  なか に はいっとくれ」=「縁側から上がってこちらの部屋の中に入ってきてください」
「あ やま  なか にゃー こい が つれる いけ が ある だいね」=「あの山の中には鯉が釣れる池があるのですよ」
「いつも いってる  だけど あいつぁー まったく わかっちゃー いねー」=「何時も言っているのだけど彼奴は全く分かってはいない」
ほーずら とは おもう  だけど どこか なにか ひっかかる  だわ」=「そうでしょうとは思うのだけど何処か何か引っかかるのだわ」
「ながぐつ  なか に いし が はいっちまって いてー こん たら ありゃしねー」=「長靴の中に石が入ってしまって痛いったらありゃしない」
「おらー は それ ただしい と おもう  だけど みんな が どう おもう  か だね」=「俺は正しいと思うのだけど皆がどう思うのかだね」
「まんじのせきぶつ は たんぼ  なか に ある だいね。 おどけ ちまう じゃー ねー かい」=「万治の石仏は田圃の中にあるのですよ。驚いてしまうではないでか」
「まつもとじょう  なか にゃー えれー きゅう な かいだん が あって びっくらこいちまった いね」=「松本城の中にはとても急な階段がありびっくりしてしまいました」



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