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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「ちゃ」

2022-02-22 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「ちゃ」

「ちゃ」は「ちゃん(氏名につける敬称)」の意。
標準語の「ちゃん」と同じ意味で、「ちゃ」は親しい間柄の方の氏名の下につけます。

例文
伊藤博文(いとう ひろぶみ)さんという親しい間柄の方を
「いとうちゃ」・「いとちゃ」・「いっちゃ」・「いーちゃ」・「ひろぶみちゃ」・「ひろちゃ」・「ひーちゃ」などと呼びます。
吉永小百合(よしなが さゆり)さんという親しい間柄の方を
「よしながちゃ」・「よしちゃ」・「よっちゃ」・「よーちゃ」・「さゆりちゃ」・「さーちゃ」・「さっちゃ」・「さゆちゃ」などと呼びます。
織田信長(おだ のぶなが)さんという親しい間柄の方を
「おだちゃ」・「おっちゃ」・「おーちゃ」・「のぶながちゃ」・「のぶちゃ」・「のーちゃ」・「のっちゃ」などと呼びます。
徳川家康(とくがわ いえやす)さんという親しい間柄の方を
「とくがわちゃ」・「とくちゃ」・「とっちゃ」・「とーちゃ」・「いえやすちゃ」・「いえちゃ」・「いっちゃ」・「いーちゃ」などと呼びます。
豊臣秀吉(とよとみ ひでよし)さんという親しい間柄の方を
「とよとみちゃ」・「とよちゃ」・「とっちゃ」・「とーちゃ」・「ひでよしちゃ」・「ひでちゃ」・「ひっちゃ」・「ひーちゃ」などと呼びます。
樋口一葉(ひぐち いちよう)さんという親しい間柄の方を
「ひぐちちゃ」・「ひぐちゃ」・「ひっちゃ」・「ひーちゃ」・「いちようちゃ」・「いっちゃ」・「いーちゃ」などと呼びます。


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6 コメント

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Unknown (hirobou)
2008-10-28 22:51:41
我家では『ぼう』を親しい人の呼び方です。

ひろぼう・まーぼう・けんぼう・・・でも『さゆぼう』とは言いませんから、これは違いますかね?
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おはようございます (南風)
2008-10-29 07:34:13
朝夕が冷え込み、冬の準備を始めました。
常念岳も雪を頂いていますね。

家庭内で優しい敬称をつけて呼ぶ事は素晴らしいですね。
残念ながら我が家では名前だけ呼びますが、その時の感情により発音、抑揚は違いますが。

中学時代の友人では愛称として「ちん」「けん」をつける時がありますね。例えば「竹中健一」だと「たっけん」で「竹中勝男」だと「かっちん」などです。

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hirobou 様 (mt77)
2008-10-29 07:50:32
地区地区でいろいろな敬称がありますね。
「坊」の「ぼう」なのでしょうかね。
「ぼう」は柔らかい温かみがある感じがしていいですね。
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Unknown (松風)
2008-10-29 10:59:50
旧松本市内に住んでいた頃は「。。。ちゃん」でしたが、疎開先の農村では「。。。ちゃ」と呼ばれていました。
新橋を渡った途端に言葉が違ったように感じましたね。
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南風 様 (mt77)
2008-10-29 12:46:48
今朝は松本市に住んでいてよかったなーと感じるほどに、雪化粧の常念岳が綺麗に見えました。

怒っている時、何か頼みたいとき、等々若干「ちゃ」のあとが伸びるか伸びないか、語尾が上がるか下がるかで、おなじ「ちゃ」でも意味が微妙に違います。
面白いもんです。

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松風 様 (mt77)
2008-10-29 12:55:22
旧市街と在ではやはり相違がりますね。
私は在の育ちですので、旧市の人と比べると若干相違があるかもしれませんね。

昔は川を渡ったり、一山越えたりすると、距離ではさほど離れていなくても、いろいろ変わったりしていてそれぞれの文化圏があったのですが、交通網が発達して、差異は最近は少なくなってきているようです。

松本のある地区では「ごしたい」を使うところがありますが、我が家では使ったことがありません。
方言の地図帳を作ってみると面白いかもしれませんね。
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