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信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「つみっかく」

2023-02-23 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「つみっかく」  信州弁 長野県 中信 方言

「つみっかく」は「つねる」の意。

例文
つみっかく な」=「つねるな」
つみっかかれて やだった」=「つねられて嫌だった」
「あいつ に つみっかかれた」=「あいつにつねられた」
つみっかか なん で おくりや ね」=「つねらないでくださいね」
「て の こう  を えれー つみっかかれた」=「手の甲をひどくつねられた」
くろね が できるほど つみっかかれちまった」=「内出血するほどつねられてしまった」
「あんま へん な こん こく と つみっかく ぞ」=「あんまり変な事を言うとつねるぞ」
ふんと かやー と ほほ を つみっかいて みた」=「本当だろうかと頬をつねってみた」
「わがみ を つみっかいて ひと の いたさ を しれ」=「我が身をつねって人の痛さを知れ」
「あいつ は おこると すぐ つみっかく  きれー 」=「あいつは怒るとすぐつねるから嫌いです」
「わるさ を した もんで せんせー に けつ つみっかかれちまった」=「悪さをしたものだから先生にお尻をつねられた」

例文2
※織田信長と豊臣秀吉と吉永小百合は幼馴染と言う仮定での会話
 織田信長 「けさ さゆりめーであるいていたもんで ひでちゃがさゆりこんすきだっていってたっていったら おれのほうにきてばかなこんいわなんでねっていいながらつみっかかれちまった いね。」
 豊臣秀吉 「えー さゆりにそんなこんいった かい
       おらー はずかしくてさゆりみたらにげなきゃー いけねー じゃ ねー かい。」
例文2の標準語(?)訳
 織田信長 「今朝 小百合さんが前を歩いていたものだから 秀吉さんが小百合さんの事を好きだって言ってましたよと言ったら 俺のほうにきて馬鹿な事を言わないで下さいねと言いながらつねられてしまいました。」
 豊臣秀吉 「えー小百合さんにそのような事を言ったのですか。
       俺は恥ずかしくてさゆりさんをみたら逃げてしまわなければいけないではないですか。」



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