mt77のblog

信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

我が家の松本弁 「いっすいき」

2022-12-16 | 我が家の松本弁
我が家の松本弁 「いっすいき」

「いっすいき」は「一周忌」の意。

例文1
「はやい もん  ねー。 もう あした は とうちゃん の いっすいき だじ」=「早いものですね。 もう明日はお父さんの一周忌ですよ」
「いっすいき は なくなって から いちねんめ の めいにち に やる ほうよう ですよ」=「一周忌は亡くなってから一年目の命日に行う法要ですよ」
「ころなか だもんで いっすいき を かぞく だけで とりおこなう こん が おおく なった いね」=「コロナ禍なので一周忌を家族だけで執り行う事が多くなりましたね」

例文2
※子供(豊臣秀吉)と母親の会話
母親 「ひでよし、こんだのどようびはじじのいっすいきだで どこもでかけるじゃー ねーぞ。
    じじのいっすいきだに ちょうなんのおめーがいなきゃ しんせきしょうにわらわれちまう な。」
秀吉 「あい。
    もふくきて すわってりゃーいいずらい。」
例文2の標準語(?)訳
母親 「秀吉、今度の土曜日はお祖父さんの一周忌ですから 何処にも出かけては駄目ですよ。
    お祖父さんの一周忌なのに 長男のお前が居なけれ ば親戚の方々に笑われてしまいますからね。」
秀吉 「はい わかりました。
    喪服を着て 座っていれば良いのですよね。」


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