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カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

初めての蓮撮影はムズい~鶴岡八幡宮の源平池~

2025年08月09日 08時30分00秒 | 
熱帯植物園などで「水蓮」を鑑賞したことはありましたが、日本人なら馴染みのある「蓮」の花を写真に収める機会がありませんでした。
蓮の旬は7月の中旬から8月の初旬、かつ時間帯が早朝ということなので、鑑賞する条件が厳しいですが、一念発起し、蓮で有名な鎌倉の鶴岡八幡宮の「源平池」に行ってきました。
境内にある源平池に群生している紅白の蓮が素晴らしいと聞いていたので、早起きしてAM8:00には鶴岡八幡宮に到着しました。
タイトル写真は白い蓮の花です。時間的にギリギリだったのでしょうか、綺麗に開いた状態を撮影することができました。


蓮の花:ピンク
NIKON D7000 SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS HSMで撮影:300mm相当 1/125sec F6.3 ±0.0EV ISO125
右にあるしょぼくれた蓮の葉が気になりましたが、花はいい状態だったので、掲載してしまいました。まるで老人と若人が寄り添っているようです。


前ボケを意識した蓮
NIKON D7000 SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS HSMで撮影:300mm相当 1/125sec F6.3 ±0.0EV ISO125
憧れの前ボケ写真に挑戦しましたが、まだウデが足りないようで。いまひとつパッとしない写真になりました。


花托の表現
NIKON D7000 SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS HSMで撮影:300mm相当 1/125sec F6.3 ±0.0EV ISO125
こちらの花の開き具合だと中心の「ハス」になる「花托」を捉えきれていませんが、下の写真は逆に花が開きすぎて必要以上に花托が露出してしまっています。こうなるとちょっと上品さが失われてしまった気がします。どっちを取るかといわれれば花托が見えない方が私の好みです。

NIKON D7000 SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS HSMで撮影:300mm相当 1/800sec F6.3 ±0.0EV ISO100


菰樽(こもだる)
NIKON D7000 SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS HSMで撮影:120mm相当 1/640sec F6.3 ±0.0EV ISO100
菰樽が並ぶさまをみると何故かシャッターを切りたくなります。


拝殿と舞殿
NIKON D7000 SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS HSMで撮影:174mm相当 1/200sec F5.6 ±0.0EV ISO100
この構図も撮り尽くしている感がありますが、拝殿と舞殿との超圧縮効果を目の当たりにすると何度もシャッターを切ってしまいます。


源平池
NIKON D7000 SIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS HSMで撮影:28mm相当 1/160sec F6.3 ±0.0EV ISO100
蓮で埋め尽くされ、水面が見えなくなっています。冬までにはこれだけの蓮が枯れて池の底に沈んでいくのを考えると自然のすごさを感じます。

蓮の撮影は初めてでしたが予想以上に手強い相手でした。
もう少し高い位置から狙いたかったのですが、脚立を持ち込んだ瞬間に「ちょっとすみません」と注意される姿や、花托のブツブツがちょっと美的には微妙かもしれません。となると、無理に高所から狙う必要もないのかもしれません。
それでも「大きな花」というテーマでは、先日のアジサイに続いて、蓮もなかなか奥が深い。
次回、もし再挑戦の機会があれば、もう少し工夫して、蓮の魅力を引き出せるよう頑張ってみたいと思います。



コメント (4)
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アジサイの季節: ZUIKO DIGITALの魅力

2025年06月08日 08時30分00秒 | 
アジサイの季節になりました。
アジサイは花が大きく群生して咲くので、花の撮影が苦手な私でもそれなりに綺麗に、楽しく撮ることができます。
私が所有する中でもっとも綺麗に写る(と思っている)OLYMPUS ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 IIを持ち出しました。実はこのレンズ、個体差になりますが、私の持つOM-D E-M1と非常に相性が悪く、すさまじい頻度でフリーズするので、残念ではありますが、もう一つのお気に入りであるPEN E-P3と組み合わせ、東急線多摩川駅に隣接する多摩川台公園内のアジサイ園に行ってきました。

タイトル写真は斜面に植えられていたアジサイを狙ってみました。
公園が高台にあることもあり、見栄えの良い写真が撮れました。


オーソドックスな日の丸構図となりますが、鮮やかなアジサイの青が鮮明に映し出されています。


土壌がアルカリ性寄りだと赤い花をつけると聞きたことがあります。
青いアジサイが好みですが、赤系も華があって良いです。


うっそうとした暗がりの中に咲くアジサイにスポットライトのように差し込んだ日光が素晴らしく、映画のような描写になりました。


ガクアジサイをマクロ的に撮影しました。
花びらの部分がまるでチョウチョのようです。

ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 II本当に綺麗に写ります。この前に発売されたI型は光学性能はほぼ変わらないといわれていますが、発売は20年以上も前のは2003年とのことです。それでも私にとってはこのレンズはいつまでもハイグレードなのです。
M.ZUIKOのProレンズを買いたいと思いつつも、予算の関係やどの程度の写りなのか?など考えてしまい購入を押しとどまらせているのですが、このレンズも理由の一部だと思います。
重量はかなりありますが、体力が続く限り私の最高戦力として使用していきたいと思っているレンズです。


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今年も満開を見逃した、亀戸天神の藤ノ棚

2025年05月03日 08時30分00秒 | 
昨年2024年は満開の時期を逃した亀戸天神の「藤まつり」でした。今年2025年はリベンジということで満開の時期を狙ったつもりでしたが、残念ながらピークはちょっと過ぎていたようです。

タイトル写真は、少ない藤の中でも比較的多く咲いている藤棚を見つけ撮影しました。


参拝した4月26日は拝殿が工事中でした。
藤棚の咲き具合もちらほらだったので、これだけだと何の写真かわからないですね。


望遠レンズで人の目ではあまり気づくことができない隙間から狙ってみました。
いい感じに「前ボケ」を入り、奥行きのある藤棚が撮れました。


今年もこの二匹のカメに会うことができました。
ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)なので珍しくもないのですが、心が和みます。


私も含めスマホでの撮影が圧倒的に多かったのですが、新旧様々なデジタルカメラで撮影している方々も目につきました。
そのカメラマンとカメラを、撮影したくなる私は変人の類かもしれません。


境内から離れた横十間川に架かる「天神橋」のたもとに亀戸天神社と書かれた石碑がありました。
学問で有名な神社なので「天満宮」を冠している思いましたが、天神社のようです。そういえば湯島天神も「天神社」ですね。

家の近くに良い藤棚が見受けられないので、ここ最近は毎年亀戸天神さんにはお世話になっております。
2月~3月に梅が咲き、4月~5月に藤が咲くのですが、藤の花は梅よりも撮影しやすく、なんとなくシャッターを切ってもとても優しく、かつ派手な絵になるため、撮影していても楽しいです。
亀戸天神の後は、近くにある東京スカイツリーに寄り道するのが定番コースになっています。


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満開の梅園の中、むせるほどの梅の香りに包まれました

2025年03月08日 08時30分00秒 | 

川崎市幸区にある御幸公園は、以前明治天皇も行幸されたほどの梅の名所であったそうですが、御幸公園梅香事業(みゆきこうえんうめかおるじぎょう)と銘打ち、2015年から植樹が開始されています。

現在は25種236本の梅の木があるそうです。


タイトル写真は桜色の梅になります。

梅の花といえば紅梅か白梅をイメージしていましたが、桜色で大輪の梅の花もあるのだと知らされました。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/500sec F8.0 ±0.0EV 600mm相当 ISO200



白梅や紅梅といった様々な種類の梅の木が植えられています。

先の成長を見据えてか、実際は距離を置いて植えられていますが、超望遠レンズでの圧縮効果を使い、ひしめき合っているように写してみました。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/320sec F10.0 +0.3EV 150mm相当 ISO200



奥の方にある梅の木を超望遠レンズで狙っていたところ偶然ヒヨドリ(だと思う)を梅の中に見つけました。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/400sec F11.0 +0.7EV 600mm相当からトリミングにより995mm相当へ ISO200



さびしく咲く3本梅の枝をみて横浜中華街の「いちご飴」を思い出しました。一度も食べたことはないですが「炸鶏排」は先日食べました。関係ないですが

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/500sec F13.0 ±0.0EV 388mm相当 ISO200



そのいちご飴です。

※ Apple iPhone11 広角カメラで撮影:1/158sec F1.8 ±0.0EV 26mm相当 ISO32



ちょうど斜めに伸びる白梅を見つけたので対角線構図を意識して撮影してみました。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/500sec F11.0 +0.3EV 328mm相当 ISO200



「見驚(けんきょう)」という品種だそうです。

まるで桜の花のごとく、桃色で大輪の花をつけます。

枝振りを見ると桜と違うことがわかりますが「花だけ」見ると間違えそうです。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影:1/320sec F10.0 +0.7EV 416mm相当 ISO200



冒頭でも触れましたが、この御幸公園の梅園は明治天皇が観梅されました。その記念に1931年に建立された「明治天皇臨幸御観梅跡碑」を撮影しました。

※ Apple iPhone15 メインカメラで撮影:1/4255sec F1.6 ±0.0EV 52mm相当 ISO40


今年は寒い日が続いたため、3月初旬あたりで満開になったようです。

「タイミングを逃したか」と思っていましたが、遅れたことで満開の梅を見れたことと、むせ返るほどの梅の香りを堪能できてよかったです。




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今秋も生田緑地のばら苑に行ってしまいました

2024年11月24日 08時30分00秒 | 

やっと肌寒さを感じられる季節となった11月の始めに川崎駅前で配られていた「全国都市緑化かわさきフェア」のパンプレットの中に、年に2回(春と秋)に公開される「生田緑地のばら苑」も掲載されていました。

春は気が急いたせいか、1分咲の時に行ってしまいましたが、今回は見頃の時期に行くことができました。


タイトル写真はばら苑の入口にあった薪の束です。

冬に備え、今から薪の準備をしておくのでしょうか。

ハロゲンヒータでも良い気がしますが、薪をを何かに使う理由があるのかもしれません。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:38mm相当 1/320sec F9.0 ±-0.0EV ISO200



300mm相当の焦点距離を使用したにもかかわらず、マイクロフォーサーズのカメラだったせいか背景のボケが弱く、ちょっとうるさい感じがします。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:300mm相当 1/500sec F11.0 -0.3EV ISO200



300mmに比べ背景のボケは足りないですが、スッキリまとめられた無難な写真だと思います。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:140mm相当 1/500sec F10.0 -0.7EV ISO200



大鉢に水を張り花びらを撒き、床には白石とブルーのガラス玉を敷き詰めるといった、アートを見つけました。触れたりすることはできなかったのですが、試みとしては面白いなと思いました

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:36mm相当 1/500sec F11.0 -0.3EV ISO200



ばら苑がある生田緑地内には日本民家園などの施設もありますが、80mほどの高さを持つ枡形山展望台からの見晴らしが素晴らしかったです。

天気も良かったせいか、新宿都庁まで捉えることが出来ました。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:300mm相当からのトリミングによる440mm相当 1/800sec F9.0 ±0.0EV ISO200


薔薇のような大きな花を撮影する際は背景のボケを気にしてしまうため、マイクロフォーサーズをメインで使用する私にとっては相性が悪いことを改めて痛感しました。

展望台の見晴らしが良いことも考えれば、背景ボケも考えてAPS-CのCANON EOS 7DとEF70-300mm F4-5.6 IS USMの組み合わせで臨むべきだったと思います。

でもこの組み合わせ、本当に重いのです。



コメント (4)
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