カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

テレワークや大学でも利用できるノートPCを買おう 其の壱

2020年04月30日 06時16分00秒 | パソコン

緊急事態宣言により私もテレワークでの仕事が多くなってきました。私の場合昔からのPCに携わる業務だったため、5〜6年前のスペックのPCでも何とか仕事することができるのですが、大学生の子供がWeb授業となり、必然的に新規のノートパソコンを購入しなくてならなくなりました。

実をいうと初めてのノートパソコン購入です。購入までの顛末をブログにつづってみようと思います。


テレワークが日本中、いや世界中で進む中、まずは予算から考えてみましょう。

子供の通う大学から提示されたスペックが以下のようなものでした。


・Windows10が搭載されているPCであること。

・CPU:Core i3以上

・メモリ:8GB以上

・ストレージ:250GB以上のSSD

・バッテリー駆動時間:8時間以上

・サイズ・重量:1.2kg以下

・MS-Officeは大学からのライセンス利用

※よってバンドルされている必要はありません(←これは家計にはうれしいですね。大学は高額な学費なのでありがたい)


授業内容から私の見解を述べると

・Word、Exce、PowerPointの三種の神器

・Web授業をスムーズに行えること

・Web会議を行えるカメラ性能とマイク・スピーカを装備Web授業に関してはYouTubeのHD画質が問題なく再生できれば問題なしかと。Web会議に関してはZOOMを利用しているようです。 


トータル的に考えるとこの程度の性能は不可欠ではないとは思います(RyzenであればRyzen5であれば問題ないでしょうか)


ちなみに大学と提携したメーカの推奨パソコンが

・富士通のLIFEBOOK UH75になります。




13インチでHDディスプレイだと我々親世代はもう老眼が出てきて見にくいことになりそうですが、若い世代には「軽い」「綺麗」で良いのでしょうね。第8世代のCore i5ではありますが、十分「速い」と思います。


そしてもう一台が 

・PanasonicのLet’s Note CF-RZ8になります。




こちらは人気のLet's Noteですね。スペックだけ見るとCPUがCore i5-8200Yということでちょっと心許ないかなとは思いますが、腐ってもCore i5であることを信じましょう。実際に操作するとそんなことないのでは?十分使える!となりそうな気がします。こちらはモニタが10インチのWUXGA、重量も1kgを切ります。こりゃiPadと一緒ですね。 


これら重量が1kg前後のPCはモバイルノートと呼ばれるジャンルになります。

子供が大学生の親であり、PCはMS-DOS 3.0あたりからいじっている身からすると、もうスペックだけで満足してしてしまいます。

その分、価格も上記2台は150,000円程度、動産保険も掛けられているので安心ではあるのですが、やっぱり高い、高価です。


ということで同程度の性能でもっと安く、持ち歩きにも支障をきたさない便利なノートPCを探すことにしました。


もう探すだけで楽しくなってきました。

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緊急事態宣言で不要不急なんで撮影したマクロ写真でFinePix6800Zのレビューしてみました。

2020年04月26日 15時25分51秒 | カメラ

緊急事態宣言によりそろそろストレスもたまってきました。好きなことをやってストレス解消しましょう。ということで沢山撮ったFinePix6800Zのマクロ写真をつかって、カメラレビューをしてみようと思います。



2001年3月に発売された富士フィルムのフラッグシックデジタルカメラです。以下の特徴があります。

(1)映像素子に1/1.7型スーパーCCDハニカム301万画素(記録総画素数603万画素)を搭載

(2)35mm換算36mm~108mm相当の3倍ズームレンズを搭載

(3)ポルシェデザイン社における超美麗なデザイン

(4)音声付き動画の撮影機能。

(5)Webカメラ機能搭載。

(6)5コマ/秒での高速連射が実現

(7)メモリーカードは大容量スマートメディア128MB対応


2020年の現在、珍しくもない機能や、絶滅したどうでもよい機能、今でも色褪せない機能等々ありますが、順に説明していきます。


(1) 映像素子

今はほとんど採用されないというか絶版になったのでしょうか、スーパーCCDハニカムを採用しています。

難しいことはわかりませんが、画素数が大きければ画質も良いといわれていた300万画素時代に600万画素と未来を見せてくれたCCDでした。当時「すげぇ〜」と思ったものです。

実際リアルでは300万画素をソフトウェア補完で600万画素と読んでるといって物議を醸し出していました。


(2)36mm〜108mm相当の3倍ズームレンズ。

映像(TV)関連の業種の方が「フジノンレンズ使ってるんだ、イイね」といっていたことが印象深いです。


(3)ポルシェデザイン社による超美麗なデザイン

これは筆舌できない部分であるため、是非写真をご覧ください。


まるでアルミの無垢材を削り出したような曲線美です。

残念ながらプレスでの加工ですが非常に素晴らしいです。



モードダイヤルに施された四角錐のモールドが工業製品の美を醸し出しています。



レンズカバーに「DESIGN BY F-A-PORSCHE」の文字が。

カメラとして使用していない時に主張する。

その精神が粋ですね。


(4)動画撮影機能

当時は珍しい機能だったことを覚えています。

カメラでビデオが撮れるなんて!でもQVGAサイズ(320x240)というかなり低い解像度でした。

地デジが2011年からですから、2001年はブラウン管全盛で液晶テレビ?液晶モニタ?なんて本当に未来の機材だった頃です。QVGAサイズでも使える画質だったのです。


(5)Webカメラ機能

このFinePix6800ZはWebカメラの機能もついています。この機能は今では珍しい機能ですね。

取扱説明書を見ると付属ソフト(多分 FinePix Viewer)上で利用できると書いてあったので、わざわざXPパソコンをセットアップして、FinePix Viewerをインストールして試してみましたが、持っていたバージョンが5.4だったため「PCカメラ」を取り扱う機能が省略されていたようでした。

XP上ではデバイスマネージャで確認するとWebカメラとして認識されているのでコントロールパネルから登録を試したところ結局ドライバがないため認識せず。

使えるようになったところで、まぁそれだけなんですが。。。。なので諦めました。


(6)5コマ/秒での高速連写

なかなかの連写性能ではありますが、面白い仕様になっていまして、モードダイヤルの連写に合わせてシャッターを押っぱなしにすると0.2秒間隔で1秒間、計5枚撮影され、液晶モニタに表示されます。その中で「どれを残しますか?」と聞いてくるのでその5枚の中から1マイを選ぶという方式です。「全部残したいんですけど」という意見は聞き届けられません。子供の写真を取られている方たちなんて、当時良い写真が5枚全部取れたのに1枚しか残すことができないの?そりゃないよ。と嘆いたと思います。

でもこの機能、この後の機種にも搭載されていた記憶があります。好評だったんでしょうか!?


(7)大容量スマートメディア対応

現在は絶滅したスマートメディアを採用していたカメラです。とにかく大不評のメディアでありますがそれだけのシェアを持っていた証ですね。デジタルカメラの黎明期をCFと共に支えたメディアです。



スマートメディアカバーのノッチも凝ったモールドが施されています。この部分もポルシェデザインでしょうか。


機能別で説明しましたが、このデジタルカメラの最大の特徴、見せ場、気に入っているところはやはりデザインです。掛け値なしでカッコイイ。「滑りやすい」「縦型は持ちにくい」などネガティブな意見もありますが、この格好良さにはかないません。文句言うなら使うな。的なオーラを出しまくっているデジカメはあまりないのでは?


またFinePix 4700Zから引き継いでいる十字キーと合体したバックライト付きのステータスパネルがホント未来的。このデジカメが20年近く前に販売されていたことが脅威だと思いますし、大衆に受け入れられなかったのもわかる気がします。



グリーンのバックライトが格好いいですね。


最近ではないですが作例を紹介します。



スカイツリーを隅田公園から撮影しました。台東区側はここが一番見晴らしがいいです。



桜木町・ワールドポータースをを望みつつ、遠近感を意識して撮影しました。


富士フィルムらしい鮮やかな発色は2001年当時から特徴だったのですね。諸般の事情でFinePix F100fd以来富士フィルム製のデジタルカメラを購入する機会がありませんが、コンパクトカメラからもほぼ撤退している今となってはさみしい限りです。


※諸般の事情:メインのカメラが一眼レフになってしまったことでコンパクトカメラを購入する機会が減ってしまったため、必然的に富士フィルム製品を購入する機会が減ってしまったことや、CASIO製、CANON製がより安価であったことも理由です。

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緊急事態宣言で外に出れないのでマクロレンズで遊んでみよう 其の参

2020年04月19日 08時34分55秒 | レンズ

毎日17:00になると川崎駅前では「緊急事態宣言~~~~」とアナウンスがされる毎日ですね。さらにマスクは高齢者が独占購入しているのでは?という姿を銀柳街で目の当たりにするとネット上で交わされる高齢者の方々に対しての攻撃的なご意見も受け入れざるを得ないのか!と様々な思いを馳せる毎日ではありますが、せめて自分が思う格好の悪い生き方しないようインドアフォトであるマクロ撮影を楽しむことにしました。


前回はFinePix6800Zの最も特徴的なモードダイヤルを集中的に攻めてみましたが、今回は他の部位を攻めてみようと思います。



正面からの曲線美がシビれます。アルミの無垢材削り出しなのでは?と勘違いするほどです。でも残念ながらプレスです。





ズームボタンやマクロ、フラッシュのON/OFFや再生時の操作の指示が液晶になっており撮影/再生モードで表示が切り替わるようになってます。さらに撮影時はオレンジのバックライト、再生時にはグリーンのバックライトに切り替わるなどかなり粋な仕様です。

すでに10年以上前の機種ですが未来を感じますね。



メモリーカード(スマートメディア)のカバーを開けるためのノッチがカッコイイですね。こんな場所でもモードダイヤルと同様に凝ったモールドを施してあるあたりが最高です。





富士フィルムのサイトに載っていたFinePix 6800Zの商品写真と同様のアングルで撮影してみました。

アングルはほぼ完コピできましたが、やはり光の使い方がまだまだですね。明るさがマクロのものと比べるとかなり暗いですね。

でも私こういう模写が大好きです。

今回のFinePix6800Zのマクロ撮影もどこかで見たようなアングルばかりですが「いいな、こんな写真撮ってみたいな」という模倣からテクニックって上達していくと思います。

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緊急事態宣言で外に出れないのでマクロレンズで遊んでみよう 其の弐

2020年04月15日 20時31分00秒 | レンズ

私の住んでいる神奈川県でも緊急事態宣言が発令されましたが小学生は相変わらず公園で元気よく遊んでいます。賛否両論あるとは思いますが、小学生にそれを問うのはなかなか難しいのも事実。せめて自分はコロナが広がらないようインドアフォトであるマクロ撮影を楽しむことにしました。


前回は撮影環境を厚紙を使って作ったところで終了しましたが、今回は実際の接写を試してみます。


狙いの撮影箇所はFinePix6800Zのモードダイヤル部分、この部分は滑り止め加工として細かい四角錐のモールドが特徴です。


なお撮影に使用したカメラはオリンパスのPEN Lite E-PL6です。2014年に発売された手の中に収まってしまう。小型タイプのミラーレス一眼カメラですレンズは宣言した通りM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZを使用します。


まずは何も考えずに撮影してみました。ググーっと近寄れるだけ近寄って撮ってみたのが以下の写真です。


(F6.0 ISO200 1/4sec)

絞りは自動、三脚を使用したのでISO感度は200で撮影してみました。

絞りはF6.0ですが、かなりボケており、いい感じで撮影できたと思います。

しかし賛否両論あると思いますが、私にとって今回ボケは必要なく、なるべく被写界深度を多く取って撮影したいと考えているので、絞りは思いっきり絞って再撮影です。



(F22 ISO200 3.2sec)

MAXのF22にしました。回折現象の発生が気になったのですが解像感もコントラストも特に落ちている様子もなかったので、この設定を基本として進めることにしました。



機材はこのような配置で撮影しました。

かなり被写体とレンズが近い状態になっています。

撮影した写真を見る限りでは影はかぶっていませんが、やはり3COINSで購入したリングライトを活用したく色々な方向から当てて撮影してみました。



リングライトを正面から当てる。

純正のリングライトはレンズ部に取り付けるためにリング状になっているため、まずはそれに近い場所から当ててみました。しかし結果はかなり白とびしている場所が見受けられます。



リングライトを上から当てる

次は上から当ててみました。

これは良い、と思いましたが、モードダイヤルプリント面が若干影になってます。この程度であればPhotoShop(Elements)でレタッチしてしまうところですが、今回はレタッチなしで考えているのでできる限りの努力をしてみます。



リングライトをちょっと遠くから当ててみる

パッと見、上から当てているのと全く変わらないように見えますが、かなり遠目からリングライトを当ててベストポジションを決めました。

ここまでくると自己満足の世界になると思いますが、それでいいと思ってます。


おまけとしてポルシェデザインであることを主張している部分を撮影しました。一番いい場所に書いてありました。

ロゴは控えめに、下手すると無くてもいいというマニアどもの意見もわかりますが、メーカーとしてはやっぱり主張すると思うし、すべきだと思います。

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緊急事態宣言で外に出れないのでマクロレンズで遊んでみよう 其の壱

2020年04月11日 20時55分41秒 | レンズ

私の住んでいる神奈川県でも緊急事態宣言が発令されました。

気候も宜しく外に遊びに行きたいのをグッとこらえて家にこもり暇を持て余している毎日でありますが、せっかくの機会なのでインドアフォトの王道であるマクロ撮影にトライしようと思います。


さて前回はマクロレンズではないけどマクロモードがあるためマクロっぽい使い方ができる標準レンズであるM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZを利用してマクロ撮影を試みよう!ということでした。


利用するレンズは決めました。被写体は今まで使ってきた人形たちはやめます。代わりに選んだ被写体はこれです ↓↓↓↓




かつて富士フィルムで発売したFinePix 6800Zです。

2001年3月に発売。1/1.7型スーパーCCDハニカム300万画素(ハニカム600万画素)3倍ズームレンズ搭載、2型液晶搭載、スマートメディア記録というスペック。


そしてポルシェ・デザイン(Porsche Design)によりデザイン設計された造形が最大の特徴のデジタルカメラです。


このアルミのムク材を削りだしたようなデザイン、そしてモードダイヤルに施されている四角錐の形の滑り止め加工のマクロ撮影することを最終目的に進めていくことにします。



まずは前回同様、クマのブライダルマスコットを乗せていたテーブルを利用することにしましたが、ガラス板のテーブル(照明は普通の蛍光灯)なので思いっきり反射していますね。今回は反射はあまり良いものでないと判断し対策をしました。



ガラスのテーブルの上には白の厚紙を置くことで反射を避けることとしました。厚さは0.5mm。8枚入りで110円。ダイソーで購入しました。



とりあえず下からの反射は防ぐことができました。
しかし背景が写ったときにちょっとバランスが悪かったり、格好悪かったりすることがあるので、背面に対してこちらも厚紙を立ててみることにする。



こんな感じで厚紙で囲んでみました。あとはアングルと光の当て方を工夫して何とかきれいに仕上げられれば良いなと思います。

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