





暑い夏も終わりを告げ、撮影に適した季節がやってきました。
近辺の見所は行き尽くした感がありましたが、馴染みの「横浜大桟橋」に豪華客船「ノールダム」が入港すると聞いて行ってみることにしました。
タイトル写真はその豪華客船ノールダムです。2006年就航のオランダの船です。
ツートンカラーがまさに豪華客船のそれを感じさせます。
なお、撮影に使用したカメラは2002年に発売されたOLYMPUS CAMEDIA C-4040ZOOMです。
※ CAMEDIA C-4040ZOOMで撮影:35mm相当 1/400sec F7.0 ±0.0EV ISO100
2019年ににオープンした、横浜ハンマーヘッド(YOKOHAMA HAMMERHEAD)は商業施設も併設されている複合施設です。
埠頭のシンボルであるクレーンは現役を退いていますが、1914年に作られた土木遺産であり、まさにハンマーヘッドの名にふさわしい風貌です。
※ CAMEDIA C-4040ZOOMで撮影:102mm相当 1/400sec F9.0 ±0.0EV ISO100
繋離船の「ネプチューン」と「アポロ」です。ネプチューンはちょくちょく投稿している船舶ですが、同型のアポロと並んで停泊していたのが可愛かったです。
※ CAMEDIA C-4040ZOOMで撮影:82mm相当 1/400sec F7.0 ±0.0EV ISO100
カマボコ型が特徴的なヨコハマインターコンチネンタルホテルもハンマーヘッドから見るとヨットの帆に見えます。
補色系CCDの柔らかい色描写の特徴がよく出ている画像だと思います。
※ CAMEDIA C-4040ZOOMで撮影:52mm相当 1/400sec F10.0 ±0.0EV ISO100
結婚式場の「カサ・デ・アンジェラ馬車道」です。
柔らかい画像の補色系CCDもうまく光を捉えれば、原色系CCDに負けない色濃い描写ができます。
※ CAMEDIA C-4040ZOOMで撮影:78mm相当 1/400sec F10.0 ±0.0EV ISO100
こちらは比較対象にと、iPhone15で撮影した円形の歩道橋「サークルウォーク」を、下から超広角で撮影しました。
※Apple iPhone15超広角カメラで撮影:1/488sec F2.4 ±0.0EV 14mm相当 ISO25
あらためて紹介するとC-4040Zのスペックは35mm~105mm相当の3倍ズームレンズと、400万画素の補色系CCDを搭載しています。
画角の狭さが目につき、撮影している間「広角足りない」「望遠欲しい」と何度も思いつつ、最後は我慢できずサークルウォークをiPhoneの超広角レンズで撮影してしまいました。
さすが2023年発売のiPhone15は素晴らしく、逆光状態にもかかわらず青空も橋桁も綺麗に描写しています。
これが2002年発売のC-4040Zだと空の白飛び、橋桁の黒つぶれは必須だと思います。
なんとも懐古主義を迎合したい反面、やっぱり技術の進歩は素晴らしいと思いました。
夏になるとナゼか横須賀に行きたくなるため、今年も京急横須賀中央駅にほどなく近い、平和中央公園と自然・人文博物館に行ってきました。もちろん去年もこの頃に行っています。
今年はレンタルの「電動アシスト自転車」を利用してさらに「三笠公園」「うみかぜ公園」、海上自衛隊の艦船を見ることができる「ヴェルニー公園」を廻ることができました。
タイトル写真は平和中央公園の広場です。
実際はここまで広大な敷地ではありませんが、iPhone15の超広角カメラだとこんな風に撮影できます。
※Apple iPhone15超広角カメラで撮影:1/1248sec F2.4 ±0.0EV 14mm相当 ISO25
自然・人文博物館は三浦半島の自然歴史博物館ですが、こちらの写真はオオスズメバチの100倍拡大模型です。かなり大きいものですが、撮影の腕前が足りず巨大さを伝えられないのが悔しい限りです。
※Apple iPhone15超広角カメラで撮影:1/50sec F2.4 ±0.0EV 14mm相当 ISO200
横須賀がある三浦半島は古墳もそこそこ存在し、土器なども出土されているせいか、博物館の中には出土した実際の土器と触れあうコーナーがあります。
学術的に価値は低いものなのかもしれませんが、触れるのには緊張してしまいました。
※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/50sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO128
入口前にヤシの木が植えられていました。
種類はちょっとわかりませんが、シュロの木とかではなく、もうちょっと南国っぽいヤシの木です。
※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/50sec F1.6 ±0.0EV 52mm相当 ISO32
リュウグウノツカイの標本か?と思いましたが「サケガシラ」という姿・形にギャップのある名の魚でした。
リュウグウノツカイ同様、深い海に生息しているらしく、神秘的な姿をしています。
※Apple iPhone15超広角カメラで撮影:1/50sec F2.4 ±0.0EV 14mm相当 ISO320
今年も最初に訪れた平和中央公園で暑さにやられてしまいました。
体を冷やすために入った自然・人文博物館は、クーラー効きまくりで逆に身体の調子が悪くなる始末。天気が良いのも考えものです。
所用で逗子に行くことがあったので、これ幸いと逗子駅から鎌倉駅を経由して江ノ島まで、今流行りのシェアサイクルで踏破してきました。
今回は鎌倉からご紹介します。
タイトル写真は江ノ島の弁天橋から沈んでいく夕陽を撮影したものです。肉眼では夕陽が一際輝き印象的であったのですが、見たままを再現するのはまだ腕が足りないようです。
鎌倉駅の鶴岡八幡宮にある「三の鳥居」前のT字路を撮影しました。
人通りも多いこともありダイナミックな表現をしたく16:9で撮影しました。
※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/3205sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
鶴岡八幡宮の参道より、iPhone15の約5倍ズームで本宮と舞殿を撮影してみました。
さすがに5倍ズームとなるとデジタルズームとなるため解像感がガタ落ちします。
望遠側に光学ズーム(3倍)ができるiPhone15Proを手に入れていたら、コンデジはもちろん一眼カメラを持ち歩く機会もなくなってしまったかもしれません。
無印で良かった。
※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/880sec F1.6 ±0.0EV 135mm相当 ISO32
鶴岡八幡宮の本宮(上宮)を向かって右側から見上げるように撮影してみました。
相変わらず迫力のアングルですが、それに加えとにかく解像感が高いことに目を奪われます。
※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/205sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO40
鶴岡八幡宮の舞殿(下拝殿)です。
鶴岡八幡宮の各種イベント、もとい祭事はここで行われます。
いつもきれいに状態に保っているのが清々しいです。
※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/121sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO64
鎌倉の小町通りです。
撮影した日は平日だったのですが、相変わらずの盛況ぶりです。
お洒落なカフェにでも入ろうと思いましたが、落ち着く場所はどこもかしこも大混雑ということで、通りの入口にあるマクドナルドでコーヒー飲んで次に進みました。
※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/2024sec F1.6 ±0.0EV 115mm相当 ISO32
鎌倉から稲村ヶ崎に向かう途中にこれまた大好きな消波ブロックを見つけたので撮影しました。
無造作に配置されているのではなく、規則正しく置かれている様はまるで堤防のようにも見えました。
※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/3021sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
江ノ島手前の海岸(片瀬東浜海水浴場)から江ノ島を撮影しました。
この時期、荒らされていない砂浜と日没近い時間であったことも重なり雰囲気の良い写真に仕上がりました。
※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/1721sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
江島神社の御神門である瑞心門(ずいしんもん)です。
江島神社の御祭神は弁財天です。
七福神巡りでかなり勉強させてもらいましたが、天照大神と弟の須佐之男命との占いバトルで生まれた三姉妹を祀っています。
超広角カメラで撮影しましたが、手前階段も含めダイナミックに撮影できました。
※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/158sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO64
江島神社にある観音像です。
江ノ島では龍を見かけることが多く、竜神信仰であることがわかります。
この写真にも左上にいます。
※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/60sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO500
小田急「片瀬江ノ島駅」の駅舎です。
最近修繕されましたが、初めて見たときは「何かのアミューズメントかな?」と勘違いしたものです。
竜宮造りを取り入れたということですが、遊びゴゴロが旺盛だなと思いました。
※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/100sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO100
鎌倉駅から江ノ島までは約10km近くありますが、シェアした電動アシスト自転車を利用することにより、ラクラク・スイスイでした。
SLAM DUNKで有名になった江ノ電鎌倉高校前の踏切で写真を撮りたかったのですが、観光客がかなり多く、撮ることは諦めました。
使用したシェアサイクルサービスは東京・神奈川・埼玉を中心としたDAICHARI(ダイチャリ)を使用しました。
30分130円からあり、15分ごとに100円といった1時間あたり300円ちょっとの費用で電動アシスト自転車を使い回せるメリットがあります。
都市部での移動は電車系が多いですが、やはり駅から2~3km程度離れた場所に行く際は徒歩は辛いことあるので、シェアサイクルは渡りに船でした。
所用で逗子に行くことがあったので、これ幸いと逗子駅から鎌倉駅を経由して江ノ島まで、今流行りのシェアサイクルで踏破してきました。
タイトル写真は逗子の「披露山公園」の展望台から撮影した「富士山と江ノ島」です。
最大望遠で撮影したので強烈な圧縮効果とポストカード的な写真を撮ることができました。
逗子駅前にある「亀岡八幡宮」の拝殿です。
お隣の鎌倉に有名な「鶴岡八幡宮」があり、それに対して付けられたのばかりと思っていましたが、ネットで検索すると全国には同種の神社がそこそこあるようです。
※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/2398sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
逗子海岸を沿線道路から撮影しました。
のどかな雰囲気を表現できたのではと思います。
※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/7194sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
岸崩れ防止の為のコンクリート補強を望遠で撮影してみました。
幾何学的な模様が面白いですね。
※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 で撮影:1/640sec F8.0 ±0.0EV 300mm相当 ISO200
シェアした電動アシスト自転車でも勾配の激しい披露山公園を登ることはかなり厳しかったのですが、めでたく登りきった先では早咲きの桜が歓迎してくれました。
※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 で撮影:1/640sec F5.6 +0.7EV 300mm相当 ISO200
タイトル写真と同様に披露山公園展望台から縦位置で撮影しました。「富士山・江ノ島・逗子マリーナ」を入れた写真です。
横位置もいいですが、縦位置も感動の一枚になりました。
満足です。
※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 で撮影:1/500sec F11.0 +0.3EV 112mm相当 ISO200
展望台から左を見ると「葉山マリーナ」に停泊しているヨットたちが見えました。
三浦半島は、そこかしこにマリーナ(船着き場)が多いと実感します。
※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 で撮影:1/800sec F9.0 ±0.0EV 300mm相当 ISO200
逗子マリーナです。
逗子マリーナを象徴するヤシの木並木の写真ですが、晴天であってもまだ寒そうに見えるのは気のせいでしょうか。
※Apple iPhone15超広角カメラで撮影:1/1647sec F2.4 ±0.0EV 14mm相当 ISO25
逗子マリーナに停泊中のクルーザたちを撮影しました。
これだけクルーザが並んだ中にいるとセレブの中に飛び込んだ気がして興奮しました。
右側に富士山を入れてみたのですが、ちょっと小さくて目を凝らさないと気づけません。
※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/4425sec F1.6 ±0.0EV 52mm相当 ISO32
OLYMPUS E-M1 と便利ズームM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6とiPhone15での電動アシスト自転車散歩でしたが、iPhone15の2倍ズームは非常に便利です。
ただのトリミングと言ってしまえばそれまでですが、画質劣化がほとんど見られないのであれば私にとっては光学2倍ズームと同じことです。
スマホの中でも高価な部類にはいるiPhoneですが、これじゃあコンデジが淘汰されるのもわかります。
そう考えるとネオ一眼は安価であれば、逆に需要があってもおかしくないような気がします。
鎌倉~江ノ島については次の機会にご紹介しようと思います。