カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

「日本の」鉄道橋の象徴的存在?(Wikipediaより引用)

2022年10月29日 08時30分55秒 | 東京

タイトル写真は神田川に架かる「神田川橋梁」です。

JR総武線が走るJR秋葉原駅と御茶ノ水駅の間に架かる、橋台の「ハの字型」が特徴的な鉄道橋です。

この橋をWikipediaで検索したところ3つある「日本の鉄道橋の象徴的存在」の一つなのだそうです。

昌平橋から撮影しましたが、奥には「聖橋」を見ることができます。

聖橋と聞いてドラマの教師びんびん物語IIを思い出すのは私だけでしょうか...



もう一つの「日本の鉄道橋の象徴的存在」が神田川橋梁の隣にある「松住町架道橋」です。

神田川橋梁と同じJR総武線が走るトラス構造の橋梁です。

秋葉原駅や店舗は時代と共に変わっていってもこの橋は時代の変化に流されず存在するランドマークです。


それもそのはず、この「松住町架道橋」は隅田川に架かる言問橋らと同様に関東大震災復興事業で建設された鉄道橋の一つだからです。

竣工は1932年(昭和7年)であり第二次世界大戦時の東京大空襲にも耐えた橋の一つです。

※ D50 AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-EDで撮影:1/200sec F4.5 +0.3EV 150mm相当 ISO200



先ほどの写真と同様、撮影場所は同じ聖橋からですが、たまたま「JR中央線」「JR総武線」が乗り入れた瞬間を捉えることができました。

この撮影スポットで数々の撮り鉄が撮影するのもわかる気がします。

※ D50 AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR IIで撮影:1/160sec F6.3 +0.3EV 75mm相当 ISO200



さらにその場所から下に目を向けると、トンネルから「東京メトロ丸ノ内線」が出てくるのを見つけました。

久しく丸ノ内線なんか乗っていませんでしたが、車両がモダンになっていることにビックリしました。

※ D50 AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-EDで撮影:1/200sec F4.5 +0.3EV 138mm相当 ISO200


今回の写真はタイトル写真だけ違いますが、他の三枚は同じ場所である聖橋から撮影したものです。こうやって並べると同じような写真となってしまいましたが、撮影時はプチ興奮しており、それぞれの車両がくるたびに「中々の絶景だ」とシャッターを切っていました。しかし「総武線」「中央線」「丸ノ内線」を同時に捉える機会には残念ながら恵まれませんでした。


「日本の」鉄道橋の象徴的存在、最後の橋は、やはりJR総武線が隅田川を渡るための「総武線隅田川橋梁」だそうです。先の蔵前橋と両国橋の間に架かっています。

「日本の」とWikipediaにはありましたが、全て総武線の鉄道橋のため、せめて「都心に架かる鉄道橋の象徴的存在」という記載でも良かった気がします。

あらためてWikipediaは一般の方含め有志で作られた情報なのだと感じました。



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浅草寺を最近入手したちょっと良さげの標準レンズで撮影してみた

2022年10月22日 08時04分38秒 | 東京

先日両国橋を撮影したレンズEF-S17-85mm F4-5.6 IS USM(2002年発売)とEOS 7Dにて寄り道がてら浅草の浅草寺に寄ってきました。

タイトル写真は浅草寺の五重塔と宝蔵門になります。天気も雲が多かったためか強い影が少なく良い感じで撮影できました。



仲見世から宝蔵門を捉えてみました。

私が少年の頃は千社札がベタベタ貼られていたり鳩フン被害など汚いイメージでしたが、近年かなり整備されたことと、2010年前後に行われた大規模改修のおかげで、かなり綺麗になりました。

※ EOS 7D EF-S17-85mm F4-5.6 IS USMで撮影:1/320sec F8.0 -0.7EV 48mm相当 ISO100



いつでも混み合っている雷門前です。

コロナの時期は閑散とした時もありましたが、ちょっとだけ人が戻ってきた気がします。

ちなみにこの日は休日だったこともあり、そこそこ混み合っていました。

※ EOS 7D EF-S17-85mm F4-5.6 IS USMで撮影:1/125sec F8.0 -0.3EV 27mm相当 ISO100



五重塔です。

東京大空襲で消失しましたが、消失する前は国宝指定の歴史ある建造物だったそうです。

1968年~1973年頃に再建されました。もう50年も前の話です。

※ EOS 7D EF-S17-85mm F4-5.6 IS USMで撮影:1/160sec F8.0 -0.7EV 42mm相当 ISO100


このレンズは今まで使用してきた標準レンズであるEF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STMに比べて、かなりあっさり目の絵作りが特徴的です。CANONのレンズとカメラは頻繁に使用しないのですが、最近やっとレンズごとの特徴が見えてきたような気がします。

CAMEDIA C-4040ZOOMやFinePix 6800Zのようなオールドコンパクトデジタルカメラはメーカの特徴が写真に反映されるので、そう意味での「味」はわかりやすかったと思います。



EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM ※キヤノンカメラミュージアムより引用







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『屋形船マリーナ』を再び訪れた両国橋のたもとで発見しました

2022年10月15日 08時07分18秒 | 東京

先日CANONの中古レンズEF-S17-85mm F4-5.6 IS USM(2004年発売)を入手しました。やや広角寄りのレンズですが、iPhoneを初めとする昨今のスマホには13mmや14mm相当の超広角レンズが搭載されているため、広角側のメリットはあまり見込めません。


本レンズはズーム比5倍を確保したデジタル一眼レフの黎明期に発売された高級標準キットレンズです。

以前隅田川橋梁を撮影した際、途中息切れしてまともに撮影できなかった両国橋とその周辺を意外にもいい感じで撮影することができました。


特にタイトル写真の出来は素晴らしく、青空の中でスカイツリーとアサヒビール。墨田区役所に加え隅田川を渡る水上バスまでおさめた超々納得いく写真が撮れました。

※水上バスは東京水辺ラインの「あじさい号」だと思われます。



両国橋です。

言問橋と同様のゲルバー橋となります。江戸時代の国境に架けられた橋だったので「両国」橋が名前の由来だそうです。

「他の橋も同様のことが言えたのでは?」とも思いますが、。。。なんて野暮なこと、江戸っ子はいわねぇってことで。

※ EOS 7D EF-S17-85mm F4-5.6 IS USMで撮影:1/80sec F8.0 +0.3EV 53mm相当 ISO100



神田川の最下流は両国橋のたもとになります。

隅田川⇒神田川の最初の橋である「柳橋」から「浅草橋」に向かって撮影したものです。

両脇には屋形船が立ち並んでおり壮観な眺めです。以前紹介した月島川での「屋形船のマリーナ」よりも大規模です。

※ EOS 7D EF-S17-85mm F4-5.6 IS USMで撮影:1/320sec F8.0 +0.3EV 95mm相当 ISO100



今度は「浅草橋」から隅田川に向かって撮影したものです。緑のアーチ橋が先ほどの「柳橋」になります。

屋形船の停泊場所を詳細に撮影してみましたが、今にも崩れそうな佇まいがより一層の味を引き出していると思います。

※ EOS 7D EF-S17-85mm F4-5.6 IS USMで撮影:1/160sec F8.0 +0.3EV 35mm相当 ISO100


使用したレンズEF-S17-85mm F4-5.6 IS USMは2004年発売されたものですが、約三段分の手ブレ補正機構は効きも良く、5倍ズーム比も使いやすい。デザインも写りも問題ない良いレンズだと思います。強いていえば、カメラと併せて1.5kg弱はやはり重たいです。


両国国技館で有名な両国橋付近は東京とはいえ、静かな地域の一つだと思います。

浅草駅周辺よりも現代の東京の下町の雰囲気が残る、落ち着く場所の一つです。





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朝潮運河から月島川、そして隅田川へ

2022年10月08日 07時58分21秒 | 東京

月島の朝潮運河は佃大橋辺りから隅田川と平行して流れていますが、それらをつなぐ小さな川が何本かあり、その一つが「月島川」になります。

タイトル写真は月島川の入口辺りを「月島橋」から撮影しました。沢山の屋形船が停泊しており、さながら「屋形船マリーナ」になっていました。

「運河ルネサンス」からの臨海都市開発のため近辺は高層ビルが建ち並んでいます。昔を思い起こさせる屋形船と近代の象徴である高層ビルとのギャップが面白い。



中間の西仲橋より月島橋方面に向かって撮影しました。

右側にはレンタルでしょうか小型のモーターボートが何艘か停泊しています。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/320sec F8.0 ±0.0EV 40mm相当 ISO200



月島川の水門を裏手から撮影しました。

水門の向こうは隅田川になるためか、屋形船も多く停泊していました。この水門をくぐり、屋形船が各々の仕事場へ出発する姿を見てみたいものです。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/250sec F8.0 ±0.0EV 90mm相当 ISO200



月島川水門を超えると、その眼下に隅田川が広がっていました。中央大橋と東京スカイツリーを両方を入れて撮影してみました。中央大橋の前後にある「佃大橋」「永代橋」も一緒に捉えてみました。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/1000sec F8.0 ±0.0EV 135mm相当 ISO200


川幅の狭い朝潮運河や月島川からの隅田川は広く大きく見えました。江戸時代に「大川」と呼ばれたのも伊達じゃ無いと体感させられた次第です。

右に写る巨大タワーマンションは、高級タワーマンションである「リバーポイントタワー」と「スカイライトタワー」が重なっているからそう見えただけのようです。

中央大橋は他の橋と同様に近景撮影すると、かなりゆがんだ描写になるのでこのくらい距離から撮影するのが美しいことに気がつきました。


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高浜運河でイイ気になって朝潮運河も行ってみた

2022年10月02日 08時14分22秒 | 東京

水運が古より盛んな東京で「運河ルネサンス」に指定されている高浜運河の橋梁を以前撮影しましたが、同じような運河が他にも無いか探してみたところ、もんじゃ焼きで有名な東京都江東区月島に朝潮運河というのがあったので早速行ってみました。


タイトル写真は、朝潮運河の東側に位置する「朝潮大橋」からの撮影です。

写真左側に捉えた晴海ビュータワー初めとする高層ビルが建ち並ぶ壮大な景観を撮ることができました。



朝潮橋です。

目の覚める朱色で塗装された長さ100mにも満たない小さい橋です。

高浜運河よりも朝潮運河の方が川幅はありますが、橋自体はこじんまりとしたものが多いです。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/100sec F8.0 +0.3EV 44mm相当 ISO200



晴月橋(せいげつばし)を撮影しました。

晴海と月島をつなぐ橋ということらしいです。JRの京葉線とか総武線とかと同じ命名規則ですね。見た目は平凡ですが、60年以上前に竣工された橋です。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/250sec F8.0 +0.3EV 36mm相当 ISO200



「朝汐運河専用橋」を撮影しました。

怪しげな立ち入り禁止の橋です(※字が違うのがまた怪しい)

最初は水道橋かと思いましたが、どうもそうではなく人道橋のようです。もしかしたらメンテナンス用の橋なのかもしれません。にしてもトラス式の橋はやはり目立ちます。

トラス式といえば「天王洲ふれあい橋」も同様のトラス橋で、やはり橋幅も極端に狭かったと思います。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/320sec F8.0 +0.3EV 28mm相当 ISO200


朝潮運河も「運河ルネサンス」の指定運河になっているためか、十数年前の雰囲気はすでに無く、開発された臨海地域への変貌していました。

晴月橋は竣工60年は経っている橋梁ですが、これでも東京都内の歴史的には中堅クラスです。隅田川に架かる橋は軒並み竣工100年クラスが多いです。

※隅田川に架かる橋梁は関東大震災後の復興事業で架けられたものが多く、東京大空襲でも残りました。



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