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カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

instax palで山下公園を撮影してアートフィルタをかけてみた

2025年07月05日 08時30分00秒 | 横浜
横浜中華街に引き続き山下公園からJR関内駅に向かうまでをinstax palにて撮影してみました。
横浜中華街は人が多く、街自体が装飾されているので、そのままでも見栄えのする写真を撮ることができましたが、山下公園周辺は純然たる景色がメインになるため、画質が弱いinstax palでは、困ったときの「アートフィルタ」を利用し、見栄えのよい写真に仕上げてみました。

タイトル写真は横浜マリンタワーを入口から見上げた写真に、アートフィルタ「デイドリーム」を適用したものです。
早朝の幻想的な雰囲気に仕上がっていると思います。


象の鼻桟橋に停泊してる繋離船を撮影してみました。構図が昭和のコンパクトカメラっぽかったので、それに併せて「ヴィンテージ」フィルタを採用しました。


神奈川県庁に「ブリーチバイパス」をあててみました。
コントラストが強く彩度が低い設定がレンガ造りの県庁にメタル感を付け加える形となり面白いです。
レンガ造りは公共建築物が多いですが、時期的に関東大震災の前後、いわゆる大正の終わりかつ昭和の前半がレンガ造りの流行のピークだったようです。
なので、この県庁も関東大震災後に建設されています。


神奈川県庁の看板がモダンだったので「クロスプロセス」フィルタを適用してみました。
このクロスプロセスフィルタが出す異世界感の色合いがお気に入りで、良く使用しています。


日本大通りに咲くピンクのバラを「パートカラー」を使って花だけを目立たせてみました。ほとんど使用したことが無いフィルタでしたが、こうやってうまく決まると面白いフィルタです。


「横浜公園」T字交差点から「ジェントルセピア」で仕上げました。
奇しくもノーファインダでの撮影が幸いしてか、道路面が大きくとられ、何かを感じさせる写真になりました。


その先の「港郵便局」交差点から横浜市開港記念会館(ジャックの塔)を臨んでみましたが、instax palは超広角のため遠く、確認は難しい結果となりました。「ライトトーン」フィルタで加工しましたが、違和感なくしっくりハマりました。

instax palによるノーファインダでの撮影は難しく、偶然からの面白い写真がいつも撮れるわけではないのですが、このようにフィルタを駆使するなど工夫を凝らせば、見栄えのよい写真になります。技術ハードルは高くなりますが撮影欲をかき立ててくれることは確かです。
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デジタルアナログ:横浜中華街でinstax palの撮影スタイルを探る

2025年06月28日 08時30分00秒 | 横浜
先日購入した、チェキの仲間であるinstax palのスペックは
  • 映像素子:1/5 CMOS 約500万画素
  • 焦点距離:16.25mm(35mm換算)
  • 記録メディア:内蔵またはmicroSDHC(SD)
  • 最短撮影距離:約20cm・光学ズーム機能:なし
  • 液晶モニタもしくはファインダー:なし
超広角ではありますが、映像素子が1/5CMOSなので画質については大きな期待はできないカメラです。光学ズームも搭載していないので、よっぽどスマホの方が良い写りを期待できますが、実際に使用してみるとこれがなかなか面白い。
液晶モニタも搭載していないため、撮影はノーファインダです。
デジタル一眼で綺麗さを求めていた私にとっては遊び心満載なカメラになります。

テスト撮影するためのスポットは横浜にたくさんありますが、選んだのはJR石川町駅より程なく近い「横浜中華街」と「山下公園」をチョイスしました。
かなり面白かったたためか予想以上に撮影してしてしまいました。
まずは前半戦として横浜中華街の作例を紹介します。

タイトル写真はJR石川町駅寄りある角のお店にに展示されていた「いちご飴」の見本を撮影しました。超広角レンズにより迫力のある写真が撮れました。
後ろのメニューにある「ふかひれまん」400円を見て「まぁそれぐらいの価格はするよね」と思いました。


中華街の入口を象徴する「善隣門」です。若干傾き補正を入れてますが、綺麗にアオリも表現されており満足の1枚になりました。


海外の映画が日本のセットを作成したときに描かれるような「人気食べ歩き」と書かれたカンバンを見て、思わず「クス笑い」が出てしましました。


ここ中華街の路地裏ですが、文字の書体とかが中国っぽいものが多いため、純な日本語表記も「あれ中文?」と勘違いしてしまいます。


中華ということで、やはりパンダが多い。
でも「ぱんだまん」400円超えは先の「ふかひれまん」を見た後だと「うーん?」と思ってしまいます。


横浜中華街の中心に建つ「天長門」を撮影しました。
instax palはこのように超広角で撮影されていますが、instax miniサイズに設定しているのでスマホアプリで確認すると以下のように表示されます。


instax palには「mini」の名称が入っていませんが、設定によりinstax sqやinstax wideの印刷も可能なためです。


天長門の先にある「横浜大世界」の店先です。
パンダあり、金の狛犬あり、提灯あり、そして所狭しと屋台が並ぶ、その派手でごった煮な様は、私が昔からイメージする中華を具現化しています。


橫濱媽祖廟(よこはままそびょう)を表面から捉えました。
やはり超広角レンズはありがたいと思わせる1枚です。
さすがに画質はスマホ以下、500万画素あろうが、まさにトイデジカメといったところです。ファインダーがないので水平をとることも難しいですが、またそこが面白いと思いました。撮影する時にどう撮れるかをイメージしながら撮らなくてはならないカメラです。

逆行だから黒つぶれするかも?
水平に撮れているのだろうか?
きちんと被写体を納めて撮れてるかな?

なんて、本来のinstax palをチェキのように使う楽しさに加えて、デジタルなのにアナログ的に撮影スタイルになる。不思議な感覚です。


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横浜E.G.ではアジサイ以外にも様々な種類の花が咲く

2025年06月21日 08時30分00秒 | 横浜
アジサイを求めて横浜駅近郊の「横浜イングリッシュガーデン」に行ってきましたが、この英国式庭園、アジサイも多いですが、本来は薔薇の庭園です。
梅雨の時期でもアジサイ以外に目を引く花が沢山あったので、躍起になってシャッターを切ってみました。

タイトル写真のユリの姿は、「優雅かつ荘厳」という言葉がまさに似つかわしく、旬も6月~8月ということなので、これからが見応えがある時期なのだと思います。


大輪の桜と見間違うほどの立派な花びらをつけた薄桃色の薔薇が咲いていました。


アジサイとバラのコラボレーションです。
薄い青のアジサイを背景に、真っ赤なバラが映えます。


バラはアジサイにも負けないほど大きな花を咲かせます。
故に天気が「良すぎる」場合花びらの陰影がハッキリしすぎるのが玉に傷です。



オレンジのマリーゴールドと黄色のマリーゴールドを上から撮影してみました。
果実のオレンジやレモンのように見えますが、あらためて見かえすとまるで饅頭のようです。


初めて見たとき「なんだこれ?」と思ったため、一応写真でも撮っておいたものです。
後日ネットで確認してみると「釣り忍(つりしのぶ)」と呼ばれる、風鈴と並ぶ日本の夏の風物詩らしいです。
結構な期間、生きてきたつもりですが、風鈴と同じ知名度を持つものを知らなかったことが恥ずかしさを覚えました。

バラ園と聞くと、漫画「キャンディキャンディ」のアンソニーを思い出してしまうのは悲しい性ですが、さらにホイットマンさん的な人がどこかにいるのでは?と思うほど迷路のような作りです。
途中、大きな敷地でもないのに帰り道で迷ってしまい、送迎バスの時間に遅れてしまうのではないかとヒヤヒヤしました。
送迎バスといえば倹約家の私にとって入園料1,000円はちょっと高めの設定ではありましたが、先の送迎バスが無料であるため、往復代を相殺すると適正価格ということで納得できました。様々な庭園を見ていると「規模・手入れ具合・入場料」が気になってしまい、自らの器の小ささを感じてしまいます。


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アジサイの魅力を満喫!青いアジサイの魅力に癒やされる

2025年06月14日 08時30分00秒 | 横浜
今年のアジサイは鎌倉を考えていました。あじさい寺として有名な明月院や長谷寺が代表例ですが、どちらも混雑必至を考えるとちょっと憂鬱になっていたのも確かです。
また北鎌倉駅下車の明月院と江ノ島電鉄長谷駅下車の長谷寺とではかなり離れているため、交通アクセスも良くないこともあります。
そんな中で、見つけたアジサイの名所が「横浜イングリッシュガーデン」です。
横浜駅から歩いていける距離ではありますが、駅前より送迎バスも出ています。当日は6月の夏日ということで往復ともに送迎バスを利用させてもらいました。アジサイがたくさん咲くフラワーガーデンでした。

タイトル写真は青いガクアジサイの一部を切り取って撮影しました。
この角度で切り取るガクアジサイがとにかく大好きなので、同じような写真が量産されてしまいました。


入口からのメインストリートはたくさんの傘がぶら下がり、梅雨の季節を彩ってくれます。
透明傘には仕掛けがしてあるのか、光が乱反射してレインボーな光を発していました。


その傘の下にあるアジサイです。透明傘からの反射はアジサイの色合いが、まるでサンゴ礁のようです。


手前にピントを合わせ、奥に行くほどボヤける。
写真表現としては普通ですが、私の持つマイクロフォーサーズレンズでは顕著な表現が難しいため、緩やかにボケていくさまに優美さを感じました。


このガクアジサイは、蓮のような形の小花が集まって形成されており、小花の立体感と青の色合いが素晴らしいと思いました。


ちょうどハートに見えるアジサイを見つけましたので撮影しました。


ぶら下がる「カサ」と「アジサイ」を撮ってみました。
冒頭の傘たちの写真がないと、ただシュールな不思議写真になってしまいます。


小バラの集合体のようなこのアジサイは、他の来園者の方々も興味津々で「あれ?薔薇?ちがうよね」なんて声が頻繁に耳に入ってきました。

6月の強い日差しに照らされた結果、コントラストが強く出てしまい、しっぽりとしたアジサイらしさが表現されない写真ばかりになってしまいました。
かといって日の差さない場所での撮影は画質低下も見受けられるのでなるべく光は欲しいところ。結局のところ「明るい曇り」がアジサイをはじめとした、花撮影にはありがたいものなどだとあらためて思い知らされました。

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京急子安駅周辺はかつて漁村でした

2025年03月01日 08時30分00秒 | 横浜

最近は「京急電鉄各駅を巡る」ことが自分の中の流行りになっていますが、今回は京急子安駅の周辺を散策しました。

タイトル写真は、京急子安駅に程なく近い子安漁港周辺に係留されていた船舶たちです。

現役の船舶だと思いますが、年季を感じさせる風体に撮影意欲をそそられました。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:28mm相当 1/400sec F6.3 ±0.0EV ISO200



京急子安駅の出入口です。

子安には、この「京急子安駅」と「京急新子安駅」に加え「JR新子安駅」と似たような駅名が多いのが特徴です。

「新」とついていますが、命名されたのは戦前になります。命名あるあるですね。

※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/1912sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50



常盤橋より子安漁港周辺を撮影しました。

ここが漁港?と思いましたが、漁港の目の前が埋め立てられ、さらに首都高が建設されることで、見た目が運河や川のようになってしまったそうです。係留されている船舶がありますが、やはり漁船になるのでしょうか。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:28mm相当 1/500sec F7.1 ±0.0EV ISO200



子安周辺の京急線とJR線が並走する国道15号を川崎方面に歩いていくと「トマトケチャップ発祥の地」と書かれた石碑を見つけました。

トマトケチャップの発祥はアメリカではありますが、国産のトマトケチャップの発祥はこの子安がある横浜市神奈川区とのことです。

※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/131sec F1.6 ±0.0EV 52mm相当 ISO32



子安台公園(推定標高50m)の見晴台から首都高速岸谷生麦料金所を撮影しました。

防音壁が続く機能美なデザインに、未来を感じてしまいます。

※ E-M1 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:72mm相当 1/250sec F7.1 ±0.0EV ISO200



子安台公園の広場を撮影しました。

休日の午前中にもかかわらず、子供たちが全く見かけませんでした。私の地元は広場が少なかったので、この規模の広場があれば駄菓子食いながら、陣取りしていたと思います。

そんな少年時代でした。

※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/2933sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当(16:9のハイビジョンサイズにトリミング) ISO50


京急子安駅は子安駅群の中でも最古参となりますが、駅前に商店街など見かけることなく「侘しい」感を受ける駅です。

目の前にある子安漁港はかつて漁師町として栄えていましたが、明治から始まる「埋め立て」や昭和40年代の「漁業権の放棄」あたりから商業の中心は新子安駅周辺や東神奈川駅周辺にシフトしていったようです。



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