
先日金沢文庫駅から坂を上った先にある称名寺の紹介をしました。
庭園をはじめとする境内には歴史ある建造物が多かったため、前回紹介しきれなかった分を紹介しようと思います。
タイトル写真は称名寺の「浄土庭園」に架かる「反橋」「平橋」を撮影したものです。反橋は実際に渡れます。
※ NIKON D7000 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSMで撮影:21mm相当 1/400sec F6.3 ±0.0EV ISO100
🌾反橋からの金堂
反橋の上から金堂を狙って撮影しました。
超広角で撮影しただけあってダイナミックです。iPhone15の超広角カメラと違うところは画面の端が必要以上に引っ張られ画像が流れないところです。
※ NIKON D7000 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSMで撮影:15mm相当 1/400sec F6.3 ±0.0EV ISO100
🌾阿字ヶ池のコサギ

庭園の阿字ヶ池で「コサギ」らしき鳥を見つけ、コンデジで撮影しました。コンデジもまだまだいけますね。
※ PowerShot SX610HSで撮影:450mm相当 1/500sec F6.9 ±0.0EV ISO250
🌾裏山の階段
裏山の頂上にある八角堂へ向かう際の階段になります。
浄土庭園から標高差が70mほどありますが、かなりの急勾配な階段で、かつ小さいため上るのは辛く、下るのも怖いという状態でした。
途中あまりにも辛くて後悔しましたが、最後まで登り切ることができました。
※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/1037sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
🌾八角堂

関東大震災による称名寺復興の一環で昭和10年(1935年)に建てられた八角堂です。
裏山の頂上付近に建てられていますが、こちらも90年の歴史があります。歴史的建造物が多くて頭がクラクラしそうです。
※ NIKON D7000 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC HSMで撮影:21mm相当 1/320sec F5.6 ±0.0EV ISO100
🌾八角堂からの眺め
標高72m程(国土地理院データより)の頂上から東京湾や金沢八景シーパラダイス、向こう側に見える房総半島の富津岬などを見ることができ、なかなかの眺望でした。
※ NIKON D7000 AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR IIで撮影:82.5mm相当 1/320sec F9.0 +0.7EV ISO100
紹介した反橋や平橋は復元物なため歴史的価値は低いと思われがちですが、それでも完成が1985年とのことなので今年で40年経っています。実際触ってみてわかりましたが、年季がかなり入っておりそろそろ修繕が必要な状態と感じました。
2月末に行ったせいか寒々しい風景ではありましたが、参道にはサクラあり、境内にはイチョウありと1年を通して美しい景観で楽しませてくれそうなお寺でした。
裏山に八角堂があるのは知りませんでした
反橋あって、だからかな、空間がその時代を感じさせてくれて、素敵だなと思ったのを思い出しました
八角堂までは階段が作られているのですが、上に行くほど写真のようなものではなく、小さく急なものになるため、転倒の恐れありと撮影はやめてしまいました。
幽玄という言葉が似合う庭園で、僥倖でした。
称名寺は何回か行きましたが
裏に八角堂があるのは知りませんでした。
そしてお写真が素晴らしいです。
一緒に散歩した気分になりました😌
また伺いますねー。ではでは。
日中だったので八角堂まで登って行きましたが、これが夕刻以降だったら、入口から怪しさバクハツで近づかないと思われます。
なお、写真についてお褒めいただきありがとうございます。なるほど一緒に散歩したような写真構成もいいですね。あらためて意識してみようと思います。
荒れ果てていた称名寺と文庫を再建したのは大橋新太郎です。
八角堂も全て大橋の宇宙観です。
金色夜叉のモデルになっちゃったり、原三渓と比べられて大橋は審美眼がないとか言われたり、散々なんですが、お忘れなきように(^^)v
称名寺さんをネット等で調べるにあたり、初めて大橋新太郎さんの名前を知った次第です。
kinntilyann さんの博識さを垣間見せていただきましたが、金沢文庫にも程なく近い「三溪園」の原三溪さんにも精通されているのですね。
いつもコメントありがとうございます。
広く有名な寺社仏閣は、半ば観光地化されているのも少なくなく慌ただしい面がありますが、この称名寺はめずらしく静かなお寺でした。
もしかしてシーズンオフだったからも知れませんが。