あれだけ毎日のように降っていた梅雨が終わり、ここは中東か?と思うくらいの気温が続く夏が来ましたが、一応最高気温も30℃前半まで落ちた現状の中、今回は水族館にいってきました。
JR川崎駅前のビルの中にできた水族館「カワスイ」が2020年7月17日にオープンしました。コロナ禍の中、向かい風のスタートでしたが、休日はかなりの行列が見られ、とりあえず地元民としては一安心です。
水族館の撮影といえば最も難しい被写体と認識しています。
あらためて確認するため、コンパクトデジタルカメラの売上げが昇り調子だった頃のデジカメであるオリンパスのSP-700というカメラで館内を撮影してみました。
暗い水槽を撮影してみたのですが、もうほとんど認識できません。露出をあげればシャッタースピードを稼げず、流れた写真になってしまいます。かといってこのSP-700のISO上限は今となっては理解不能な400であるため、ここまでが限界です。
水族館はいつでもそこそこ混み合っているため、三脚が立てられません。というよりも許している水族館ってあるんでしょうか。みんな水槽にベタ付きなため、必然的に撮影チャンスに恵まれません。
暗い環境、かつちょっとでも素早い魚を撮影するとこんなことになります。
上述したISOの上限が400なため、シャッタースピードも稼げず、ストロボを炊いても水槽に反射してしまうので基本ノンストロボで撮影するしかありません。
そして入館料が結構高額。
そんなこんなで水族館から足は遠のき、必然的に水族館撮影のスキルも上がることなく今日を迎えることになりました。
せめて最後に一生懸命試行錯誤を繰り返し、まともに撮れた一枚を掲載いたします。
オリンパスから2005年11月に発売された600万画素1/2.5インチCCDと38mm-114mm相当F3.3の6倍レンズを搭載したCAMEDIA SP-700というコンパクトデジタルカメラです。
このデジタルカメラの特徴はレンズが屈曲光学式を採用しているおり、前面にレンズが伸縮せず、とてもスタイリッシュです。現在のTG-6なども屈曲光学式ですね。
メモリカードについてはまだ「xD」カードが全盛期であり、オリンパスがxDメモリカードからSDカードにスイッチするのは2010年2月あたりのモデルであるコンパクト高倍率10倍ズームの「μ9010」や同様に本格的な高倍率30倍ズームレンズを搭載する「SP-800UZ」からになります。