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カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

古き良き名機と歩く、丸子橋は田園と摩天楼の境界線?

2025年08月30日 08時30分00秒 | 川崎
6月にアジサイを多摩川台公園で撮影した際、多摩川に架かる「丸子橋」を渡り、武蔵小杉駅から川崎駅方面に向かいました。
恥ずかしながら川崎市民にもかかわらず、丸子橋を渡る機会がなく、今回初の「丸子橋」体験でした。
浅草駅前の隅田川に架かる「吾妻橋」などは150m足らずの短い橋です。多摩川は、河口近くはもちろんのこと、上流でも川幅はド級の500mクラス。そこに架かる丸子橋の二連のアーチを目の当たりにすると隅田川橋梁たちが可愛く見えてしまいます。


橋上から見た丸子橋のアーチ
E-P3 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6:28mm相当 1/400sec F10.0 ±0.0EV ISO200
現在の丸子橋は、2000年に新しく架け替えられたものですが、老朽化が原因ではなかったようです。
当時の写真を見てみると、幹線道路であるにもかかわらず、片側一車線しかなく、道幅もかなり狭かったことがわかります。おそらく、交通量の増加に対応するための道幅の拡張が、掛け替えの主な目的だったと思います。


丸子橋から見た多摩川の上流側
Apple iPhone15 MainCamera:1/4630sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
右に多摩川台公園、正面に東急東横線の多摩川橋梁が見えます。東京23区内でありますが、都会感はまるで無く、逆に自然を感じさせるのどかな風景です。


多摩川橋梁を渡る東急東横線
E-P3 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6:126mm相当 1/400sec F9.0 ±0.0EV ISO200
多摩川橋梁をグイッとズームしたところ、ちょうど東急東横線が良いタイミングで来たので、シャッターを切りました。奥には流量調整でしょうか、小さな水堰が見えます。


丸子橋から見た下流側の武蔵小杉のタワマン群
E-P3 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6:72mm相当 1/400sec F11.0 ±0.0EV ISO200
そんなのどかな風景の中、後ろを向くと武蔵小杉のタワーマンションをはじめとしたビル群が立ち並びます。一つの橋で田舎を彷彿させる風景と、かたや都会を感じさせる風景を同時に見ることができるなんて、面白い橋です。


多摩川土手でのイベント
E-P3 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6:78mm相当 1/320sec F10.0 ±0.0EV ISO200
この日、多摩川土手では何かしらのイベントが行われおり、大きなエアーアスレチックが設置されており、カラフルで楽しそうな様子に、思わず足を止めて見入ってしまいました。「私が子供の頃にも、こんな楽しい遊び場があったらよかったのになぁ」と、ちょっと羨ましい気持ちになりました。私が子供の頃といえば、親に連れて行ってもらった千葉県野田市の清水公園のアスレチックが、今でも懐かしく思い出されます。

2010年発売のM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6は今も脈々と続く高倍率レンズの初期型ではありますが、私にとっては頼れる相棒です。一眼カメラの画質を求める一方、レンズ交換を面倒に感じるという少々変わり者な性格ゆえ、高倍率レンズはまさに渡りに船でした。
マイクロフォーサーズ用のレンズでは、超広角などまだ気になるものもありますが、魅力的なカメラ本体の新製品も次々と登場しており、物欲は尽きません。
次回マイクロフォーサーズの本体を購入するときは、30万円クラスの本体に目移りしそう(いや、もうしています)ですが、懐具合が寂しい中、その日が来ることを考えると今から気が重くなります。

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森永橋から電波塔まで:Dimage 7iと歩く鶴見川試写散歩

2025年08月23日 08時30分00秒 | 川崎
オークションやキタムラなどの中古ショップでカメラを入手した際、試し撮りにおいては川崎のラチッタデッラや横浜桜木町のランドマークタワーに出向くことが多いのですが、MINOLTAのDimage 7iの試し撮りは鶴見川沿いで新しい場所を探すことにしました。

タイトル写真は森永橋になります。
森永製菓 鶴見工場が鶴見川沿岸にあり、シャレみたいな話ですが、その近くを架かる橋ということで「森永橋」というそうです。
ちょうどレガッタの練習もしていたので、一緒に入れてみました。
 

新鶴見橋
DIMAGE 7iで撮影:45mm相当 1/500sec F8.0 ±0.0EV ISO100
「新」ということは旧鶴見橋があってもいいようなものですが、鶴見「川」が由来ではなく「新鶴見地区」に架かる橋、ということらしいです。ややこしい。
 

レガッタの練習
DIMAGE 7iで撮影:147mm相当 1/750sec F5.6 ±0.0EV ISO100
川幅が60m~70mくらいなため、150mm相当でもしっかりと被写体を捉えることができました。
 

電波塔
DIMAGE 7iで撮影:70mm相当 1/750sec F8.0 ±0.0EV ISO100
解像度の確認のために撮影してみました。
鉄骨の一本一本を確認できます。デジタルカメラって本当にすごいなと感じます。
 
Dimage 7i
2002年当時はカメラの操作に慣れ始めたばかりで、画質の違いやラチチュードの意味すらピンと来ていませんでしたが、Dimage 7iはさすがハイエンド機。白とびや黒つぶれの少なさに、その実力を感じました。
当時のコンデジとしては珍しいRAWモードが搭載されていましたが、RAW黎明期ということもあってか所有のAffinity Photo2でも現像がうまくいかず、結局JPEGで撮影した方が納得のいく仕上がりになるという不思議な体験もありました。
 
 
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銀ボディの風鈴スナップ-ミノルタDIMAGE 7i- 2000年代の名機と出会う

2025年08月02日 08時30分00秒 | 川崎
2000年代初頭に流行したシルバーボディのハイエンドデジカメ、MINOLTAのDIMAGE 7iを入手したので、7月の風物詩である川崎大師の「風鈴市」にて、レトロな空気をまとったこのカメラで試し撮りしてきました。
DIMAGE 7iは、2002年発売とあってか、今のカメラと比べれば、動作や液晶モニターの解像感などは”アナログ寄り”。しかし、ハイエンドならではの操作感や描写の粘り強さには今でも通じる魅力があり、風鈴の透明感にもしっかり応えてくれました。

タイトル写真は、展示・販売されていた有田焼の風鈴です。
「色鍋島桜」と銘打っていました。桜の柄が華やかでいいですね。


柄杓が並ぶ手水舎
※ DIMAGE 7iで撮影:132mm相当 1/125sec F3.5 ±0.0EV ISO160
境内にはお馴染みの手水舎は蓮の装飾が目を引きました。奥行きを上手く表現できたと思います。


だるま風鈴
※ DIMAGE 7iで撮影:139mm相当 1/125sec F6.7 ±0.0EV ISO100
川崎大師の名物「だるま風鈴」です。様々なカラーバリエーションがありました。それぞれの「顔」がこちらを向いてくれるタイミングを計るのが何気にもどかしかったです。


参道の商店街
※ DIMAGE 7iで撮影:172mm相当 1/250sec F8.0 ±0.0EV ISO100
風鈴市が始まって間もなくの時間帯にもかかわらず、大勢の人が参道にあふれていました。


商店街の風鈴たち
※ DIMAGE 7iで撮影:34mm相当 1/60sec F6.7 ±0.0EV ISO100
ちょっとゴチャゴチャな写真になりましたが、描画性能は一眼レフに負けないものだと思います。


編み込み装丁された鉄風鈴
※ DIMAGE 7iで撮影:108mm相当 1/125sec F3.5 ±0.0EV ISO100

DIMAGE 7iは先日入手したSONY DSC-V1を触ってみて「やっぱりこの頃のカメラって楽しい」と思い、勢いでポチってしまった一台です。
実はDIMAGE 7iにはRAW撮影モードも搭載されているので、常用しているAffinity Photo 2で現像してみたのですが……うーん? 色のニュアンスに違和感があり、私の好みとはちょっとズレていました。
そこで潔くJPEGの最高画質モードに切り替えて撮ってみたところ、こちらの方がずっとしっくりきました。今回掲載している作例もすべてJPEG撮影となります。エッジの甘さも含めて、当時の空気感を写し取ってくれるような味わいでした。
ちなみにこの頃は、NIKONからはD100、CANONからはD60といった初期のデジタル一眼レフが登場していた時代。まだフィルム用のレンズ資産を活かして撮影していた方も多かったと思われます。そんな中、一体型レンズながら描写力と操作性を両立したDIMAGE 7iは、十分に“時代の対抗馬”として戦えていたのではないかと思います。

コメント (4)
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夏の風鈴を高倍率ズームレンズで撮影したら感動した

2025年07月26日 08時30分00秒 | 川崎
昨年はすっかり失念して行くことが叶わなかった川崎大師の「風鈴市」でしたが、今年は忘れることなく行ってまいりました。
なお、気温は例年通り30度超えの炎天下ではありましたが、急遽購入したSIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC OS HSMをNIKONのD7000に装着し、人混みの隙間から地域の様々な風鈴を撮影してみました。

タイトル写真は北斎の富岳三十六景をモチーフにした有田焼の風鈴になります。「神奈川沖浪裏」と「赤富士」のコラボがパチモノ感があって気に入りました。


大本堂前に飾られている風鈴
※ NIKON D7000 18-200mm F3.5-6.3 DC OS HSMで撮影:174mm相当 1/160sec F5.6 +0.3EV ISO220
ほどよい風が対角線構図とマッチして、すっきりとした写真になりました。

上記写真を正面から撮影すると、かなり地味なのがわかります。
被写体をよく見て、好みの構図を見つけたときは、思わずニンマリしてしまいます。


平原寺の境内
※ NIKON D7000 18-200mm F3.5-6.3 DC OS HSMで撮影:27mm相当 1/160sec F9.0 +0.3EV ISO100
こうみると「盛大な風鈴市」には見えませんが、他の場所では複数の専用のテントの下で縁日のように展示・販売されていました。


参道の商店街に飾られている風鈴
※ NIKON D7000 18-200mm F3.5-6.3 DC OS HSMで撮影:174mm相当 1/320sec F5.6 +0.3EV ISO360
境内に負けじ劣らず商店街の風鈴も沢山飾られており、今年もキラキラ風鈴たちを撮影することができました。


川崎大師の「だるま」
※ NIKON D7000 18-200mm F3.5-6.3 DC OS HSMで撮影:66mm相当 1/320sec F4.5 +0.3EV ISO220
紅白だけではなく、様々な色のだるまを販売している商店がありました。ぶら下がっているだるまが可愛いですね。


トランスルーセントな風鈴
※ NIKON D7000 18-200mm F3.5-6.3 DC OS HSMで撮影:270mm相当 1/160sec F8.0 +0.3EV ISO100

高倍率ズームレンズについては、オリンパスのM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6を常用とし、満足はしているのですが、NIKON D7000用にも高倍率ズームレンズを1本欲しいと考えていました。
NIKON純正のAF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VRは望遠側が210mm相当になります。希望の望遠300mm相当となると金額もワンランク上のものになるため、ここ数年躊躇していましたが、ちょうどSIGMAの程度の良いレンズが出ていたので衝動的に購入してしまいました。
描写性能や使い勝手は問題ないのですが、マイクロフォーサーズユーザーの私としては、本体含みの1.5kg近い重量は、かなりのネックになります。
しかしこのレンズ一本でほぼ実用域をカバーできるので、当面メインとして使っていきたいと思っています。

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MIMOZA FESTAを見に行ったら街が黄色く染まっていた

2025年03月15日 08時30分00秒 | 川崎

川崎駅前のイタリアのヒルタウンを模した商業施設「ラチッタデッラ」に2025年2月4日〜3月15日まで開催されている「MIMOZA FESTA」に行って来ました。

ラチッタデッラ内がミモザで彩られ、ショップ連動企画やスタンプラリー、レストランのFESTAにちなんだ限定メニューや各種イベントなど盛り沢山のイベントです。


カメラは、たまたま使うことができたGoogle Pixel 7aになります。

iPhoneも素晴らしいですが Pixel 7aのカメラもかなり優秀でした。

雪がちらついていたせいもありデジタルズームを多用しつつ、不足分はトリミングで対応した撮影スタイルで臨みました。


タイトル写真は映画館のチネチッタのエレベータ乗り場に置かれていたミモザをイメージした自転車を撮影してみました。

※ Google Pixel 7a 広角カメラで撮影:1/335sec F1.89 ±0.0EV 57mm相当 ISO40



特にチネチッタの周りはミモザ感が強く、こちらは「入口前の通路」に置かれた看板オブジェです。

※ Google Pixel 7a 広角カメラで撮影:1/288sec F1.89 ±0.0EV 51mm相当 ISO37



チネチッタの「入口」を見上げるように撮影しました。

ここでのミモザは階段です。黄色く染まっています。

※ Google Pixel 7a ウルトラワイドカメラで撮影:1/1414sec F2.2 ±0.0EV 14mm相当 ISO50



「噴水」前にミモザボールが飾られていました。こちらも通路に面しているの目を引きました。

※ Google Pixel 7a 広角カメラで撮影:1/235sec F1.89 ±0.0EV 57mm相当 ISO42



レストランが多いマッジョーレ2階に置かれていたミモザです。

3月8日時点で最も沢山咲いていたと思われます。

見事だったので早速iPhone15の壁紙にしました。

※ Google Pixel 7a 広角カメラで撮影:1/254sec F1.89 ±0.0EV 51mm相当 ISO42



同様のレストランに飾られていたミモザリースの一部です。

フワフワとしていて柔らかそうです。

※ Google Pixel 7a 広角カメラで撮影:1/120sec F1.89 ±0.0EV 71mm相当 ISO70



とにかくミモザ色に染めてしまった感があり、休憩用のテーブルもチェアもこの時ばかりはミモザ色に染まっていました。

※ Google Pixel 7a 広角カメラで撮影:1/420sec F1.89 ±0.0EV 63mm相当 ISO42



ビバーチェ前に置かれていたミモザの中でシンメトリックな構図が撮れたので撮ってみました。

※ Google Pixel 7a 広角カメラで撮影:1/335sec F1.89 ±0.0EV 31mm相当 ISO40



ビバーチェ入口に飾られたリースをよく見ると、バスケチーム「ブレイブサンダー」とコラボしていました。

川崎ブレイブサンダーはバスケのB•LEAGUEのトップリーグであるB1リーグに所属しています。

※ Google Pixel 7a 広角カメラで撮影:1/147sec F1.89 ±0.0EV 45mm相当 ISO46


イタリアでは3月8日はミモザの日と呼ばれ大切な日にミモザの花を送る習慣があるそうです。

日本で花を送るといえば母の日のカーネーションが有名です。

ミモザの花は小さく可愛らしいのもあり、素敵な習慣だと思いました。


このような一見するとマイナーなネタ(古くはハロウィンなど)をイベントに持ってくるのが、川崎という街の面白いところだと思います。

コメント (2)
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