カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

バイデン大統領の来日当日に横須賀港を久しぶりに入手したフィルムで撮影してみた

2022年05月28日 08時09分15秒 | 船舶

今年に入り24枚撮りないし27枚撮りのフィルムが36枚撮りに統一され4月に入り販売価格の値上げと、フィルム派にとっては厳しい状況になりました。



※富士フィルムのサイトから引用。


その影響もありヨドバシカメラやビックカメラなどのフィルムカメラを扱う量販店では軒並み35mmフィルムが「入荷未定」となっているなか、おしゃれ雑貨の老舗であるLOFTにふと寄ってみると、なんとすでにデッドストックと化しているFUJIのSUPERIA PREMIAM400 27枚撮りがバスケットに5つも入っているのを見かけました。消費期限は2024.10と十分な期間です。早速買い占めしようとも考えたのですが、他にも必要な方々がいると思い、5個中、2個だけ購入させていただくことにしました。

大事にとっておこうとも思いましたが、入手したらやはり使いたくなのが人情ということで、横須賀港に行くことにし、久々に三笠が展示されている三笠公園へも行くことにしました。

なお掲載の写真は一枚を除き全てフィルムカメラであるCANON EOS KISS 5 で撮影しました。



三笠公園はゆっくりできる公園のイメージでしたが、私が行った2022年5月22日はなぜか入園するのにも行列を作るほど混み合っていました。

写真は公園内「中央広場」からの撮影です。

目の前のブロンズ像は日露戦争で有名な「東郷平八郎」の像です。

さらに奥には記念艦「三笠」になります。こちらも日露戦争で活躍した戦艦です。関東大震災で浸水して廃艦していましたが、なんとこの横須賀で第二次世界大戦の空襲にも耐え、被害無く残ったそうです。

この三笠、日露戦争から今まで生き抜いた「本物」の戦艦です。



三笠公園が混んでいた理由は「よこすかカレーフェスティバル」が開催されていたためです。

全く知らなかったので面食らってしまいました。

かなりの人手と店舗の数、コロナ禍の影響で三年ぶりの開催とのことですが、この賑わいを見るとやはり気持ちも収束しているのだなと感じます。



私も早速「よこすか海軍カリーパン」(250円)をいただきました。揚げたてだったのが幸いしてか、外側がカリッカリのサックサクで、中身がふわふわ。とかなり安易な表現ではありますがとにかく美味しかったです。

※この写真だけはiPhone13で撮影しました。



「横須賀港軍港めぐり」の遊覧船が帰ってくる姿を捉えました。遊覧船というには結構なスピードで向かってきました。それだけ横須賀港が広く大きいという証拠でしょうか。一般船舶もほとんどないのも横須賀港ならではです。



その遊覧船を横から撮影してみました。もうギュウギュウですね。

100人以上乗船していると思われます。

この状態で結構なスピードで横須賀港を横断していきました。



超望遠域となる焦点距離300mmでの撮影です。

いつものデジタル一眼で撮影すれば簡単にこれ以上綺麗に撮れるのですが、あえてフィルムカメラで撮影することがたまらなく楽しいです。


なおタイトル写真は今回のフィルムの中で一番上手に撮影できた護衛艦の勇姿です

多分「いづも」ってやつだと思うのですが、このジャンルは疎いのでご存じの方がいれば教えてくれるとありがたいです。



花は苦手な被写体の一つなのですが、花と護衛艦をイメージして撮影してみました。

意外にも納得いく仕上がりだったので、私のiPhone13のロック画面にすることにしました。


今回は以下の機材で挑戦してみました。

  • 本体:EOS KISS 5

  • 標準レンズ:EF28-90mm F4-5.6 II USM

  • 望遠レンズ:EF70-300mm F4-5.6 IS USM

三笠公園は標準レンズをメインに、横須賀港は望遠レンズをメインに撮影しています。


前述にもある画質だけを考えるのであればデジタル一眼で決まりですが、フィルムカメラとデジタルカメラは全く別の映写機です。比較すること自体が無意味なのであることを毎回気づかされます。

それでも今回はかなり納得いく仕上がりで撮影できました。フィルムカメラも回数を重ねるごとに上手になっていくことを実感しています。


撮影した5月22日はバイデン大統領が日本に来日する日でした。横田基地を利用するとのことでしたが、もしかして横須賀港も入場規制があるかも?と心配してみたものの全くの杞憂でした。



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東京都中央区で紹介している日本橋・人形町コースを日曜日に歩いてみた

2022年05月21日 08時07分15秒 | 東京

東京都中央区のホームページからリンクしている「中央区まちかど展示館」サイトより「まちかど展示館お出かけマップ」から「日本橋・人形町コース」をトライしてみました。

まずは日本橋三越本店よりスタートです。

表門のライオン像も悪くないですが、今回は裏手口、三井住友銀行前の入口という「三井口」を撮影しました。

かなり趣のある佇まいです。外壁を塗り直せば綺麗に仕上がると思うのですが、あえてやっていなのでしょうね。風格を感じました。



三越周辺に乱立しているコレド室町1・2のすぐ裏手にある「福徳神社」を撮影しました。小綺麗・こじんまりとした神社です。日本橋周辺にはこのようなスモールサイズの神社が多いですね。

まさにコンクリートジャングルの中にある小さな社といったところでしょうか。

※ STYLUS SP-820UZで撮影:1/30sec F3.4 ±0.0EV 22mm相当 ISO80



さて、三越からちょっと歩くと小伝馬町エリアに入ります。

小伝馬町駅前の江戸通りから見えたスカイツリーを思わず撮影しました。こうなると「富士山見えたからとりあえず撮る」現象と同じですね。

超望遠撮影による圧縮効果のためか意外に近くに見えます。

※ STYLUS SP-820UZで撮影:1/500sec F5.5 ±0.0EV 190mm相当 ISO80



こちらは人形町駅裏手にある「芸者新道」の一角を撮影しました。サイトからの説明を抜粋すると「花街として栄えた旧名芳町の路地」だそうです。芳町という名は今回私も初めて聞きました。

以前はこの辺りは元吉原などともいわれていたそうです。

※ STYLUS SP-820UZで撮影:1/60sec F5.5 ±0.0EV 190mm相当 ISO100



「まちかど展示館」の紹介されたコースを巡ることは、プランニングする手間も省け、ワクワクしました。博物館系の見所が多いコースだったのですが、残念ながら日曜日にトライしたため、休業の施設や店舗も多く満足できたとは言いがたく、さらにこのような変則的なコース紹介になってしまいました。

次回は土曜、もしくは平日に狙いを定め、他のコースで挑戦してみようと思います。


日本橋・人形町 by Apple iPhone 13
 

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超々望遠撮影は10年前に販売されたオリンパスのネオ一眼でもかなり面白かった

2022年05月14日 08時13分55秒 | 風景

2012年に発売されたネオ一眼であるOLYMPUS STYLUS SP-820UZは広角側が換算22.4mmとかなり広角側に振っているにもかかわらず、なんと望遠側は換算896mmもあるため超望遠撮影が可能でありさらに手ブレ補正機能ついている万能カメラです。

もちろん一眼カメラの画質に比べれば落ちる部分は多々あれど、このサイズのカメラで超超望遠焦点域を撮影できるのはかなり楽しいです。

望遠の圧縮効果も含め作例を紹介します。



ご存じ松本零士先生がデザインした水上バス3隻のうちの「エメラルダス号」に吾妻橋の乗り場で会うことができたので撮影しました。ポイントはエメラルダス号の後ろに橋梁たちです。「東武鉄橋」は約200m離れています。

これだけなら「ふーん」といったところですが、その後ろの緑色の「言問橋」は東武鉄橋との間は約200m離れており、さらにその後ろの黄色い「桜橋」は言問橋から約300m離れています。これは撮影場所から700m離れていることになります。桜橋までの距離というよりも、個々の橋梁の間が想像以上に離れているにもかかわらず、望遠レンズの圧縮効果のためそれほどの間隔があるとは感じられませんね。

※ STYLUS SP-820UZで撮影:1/250sec F5.4 ±0.0EV 174mm相当 ISO80



こちらは神田明神「膸神門」側面の狛犬です。

実測するのを忘れましたが、それぞれの間隔は2m以上あるはずです。3体とも大きさが大して変わらないので間隔が50cmくらいに感じられますね。

※ STYLUS SP-820UZで撮影:1/200sec F5.6 -0.3EV 366mm相当 ISO80



中華街の看板を撮影しました。

ところ狭し、ギュウギュウに店が建ち並んでいるようですが、これも圧縮効果のなせる技です。

看板と看板との間は狭いものでも5m以上は離れているはずです。それより間口の狭い店舗はないですよね。

私はこの圧縮感が大好きで、中華街に来ると代わり映えしなくても必ずシャッターを切ってしまいます。

スカイツリーも同様の理由で撮影してしまいます。

※ STYLUS SP-820UZで撮影:1/200sec F4.8 ±0.0EV 76mm相当 ISO80


カメラを始めた20年くらい前に「圧縮効果」と聞いても見ても「そーいう角度で撮ってんだから、あたりまえじゃん」と思っていましたが、表現したい景観をイメージして、それを実現させるために望遠レンズやテクニックあるのだと気づいたときに望遠撮影が俄然面白くなった頃が、とても懐かしいです。



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3年ぶりの規制無しのGWだったので熱海に行ってみた

2022年05月08日 08時01分25秒 | 旅行

今までと打って変わってメディアでも規制無しのGW報道が多くなってきたので、私もちょっと熱海まで足を伸ばしてみました。

タイトル写真は熱海サンビーチからビーチフロントリゾートマンションである「ゼファー熱海ビーチタワー」を中心に撮影してみました。斜面に建ち並んでいるため非常に見栄えがいいですね。



熱海駅前の平和通り商店街を撮影しました。

天候に恵まれたせいもあり、老いも若きも男も女もメチャメチャ混んでいました。

温泉まんじゅうやさつま揚げの食べ歩きが多く、その中でもアワビの串焼きを食べてみたかったのですが、かなり長い列だったので諦めました。

※ iPhone13で撮影:1/705sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50



熱海サンビーチより熱海城を見かけたので撮影してみました。

海岸沿いには老舗の熱海後楽園ホテルなどが建ちならんでおり、抜群のロケーションでした。

熱海城近くまで行きたかったのですが時間が無く今回は断念しました。

※ E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/400sec F10.0 ±0.0EV 56mm相当 ISO200



GWということでJR東海道線でウトウトしながら熱海まで来ましたが、この渋滞を見るとやはり車で来ることはかなり大変だったと思います。

GWでの観光はやはり電車が賢いのかもしれませんね。

※ E-PL6 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:1/400sec F9.0 ±0.0EV 32mm相当 ISO200


非常に天気が良かったゴールデンウィークど真ん中、故に人混みも半端なく久々にコロナ前の混雑を思い出す一日でした。

なお今回は一人ではなかったため、写真もゆったり撮影というよりも、直感的に撮影することが多かったため大変ではありましたが、楽しいGWになりました。



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