カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

オールドデジカメはエモい写真が撮れると聞いたが予想以上に綺麗な写真だったのでアートフィルタをかけてみた

2024年06月29日 08時30分00秒 | 横浜

最近はフィルムや現像価格高騰のせいか、フィルムカメラの流行も一段落してしまい、価格的にリーズナブルなオールドデジカメに世間の興味は移りつつあるようです。

諸説ありますが、オールドデジカメとは製造年は2000年台前半で、映像素子は500万画素以下のCCDを使っているものらしいです。


手持ちの中でこの条件に合致しそうなのが、数年前に「カメラのキタムラ」でジャンク購入した1010万画素のCCDを使った「OLYMPUS μ1020」になりますが、それを持って横浜桜木町に出向きました。


タイトル写真は日本丸前の道路で見つけたポケモンマンホールです。

カラーで塗装されたその姿がひときわ目立っていたのでサムネイル用に撮影しました。

※ OLYMPUS μ1020で撮影:37mm相当 1/320sec F10.0 ±0.0EV ISO80


といろいろと思いを馳せて撮影をしてはみましたが、意外にもエモいというより、普通に綺麗に撮れてしまったので、掲載写真はOLYMPUSのアートフィルタをかけてエモい写真にすることに変更しました。



写真は「YOKOHAMA AIR CABIN」を撮影したものにアートフィルタ「ブリーチバイパスI」を「OM Workspace」で適用させたものです。

※ OLYMPUS μ1020で撮影:117mm相当 1/320sec F5.1 +0.3EV ISO80



OLYMPUS μ1020の外観です。

スタイリッシュなデザインの中に37mm~260mm相当の7倍ズームレンズとCCDシフト式の手ぶれ補正機構、2.7型大型モニタを搭載する同社コンデジの中でも上位モデルでした。

撮影日は炎天下であったため、モニタが見にくい点もありましたが、持参した他メーカの5倍ズームカメラをものともしませんでした。

陳腐な表現ですが、「小型軽量・(当時の)高性能」。

持っていて楽しいカメラの一つです。



汽車道にある柵の形と配置が面白かったので撮影しました。

μ1020の望遠端は35mm換算で260mm相当になるため、かなりの圧縮効果を出すことができました。

アートフィルタは「ブリーチバイパスI」を適用しました。

※ OLYMPUS μ1020で撮影:230mm相当 1/250sec F5.2 +0.3EV ISO100



ヨコハマコスモワールドの大観覧車の青いゴンドラだけを狙って撮影してみました。

青空の影響もあってか、独特の表現になりました。

アートフィルタは「ブリーチバイパスI」になります。

※ OLYMPUS μ1020で撮影:260mm相当 1/400sec F5.3 +0.3EV ISO80



定番の横浜ランドマークタワーの撮影です。

アートフィルタは「ブリーチバイパスII」になります。

何度も何度も撮影しているアングルですが、格好良く決まるブリーチバイパスは気に入りました。

※ OLYMPUS μ1020で撮影:52mm相当 1/640sec F4.3 +0.3EV ISO80



YOKOHAMA AIR CABINの受索装置を撮影しました。

「受索装置」という言葉は当然わからないのでネットで検索しました。

※ OLYMPUS μ1020で撮影:85mm相当 1/500sec F5.1 ±0.0EV ISO80



ライトトーンフィルタを適用した日本丸です。

ブリーチバイパスと対極にあるような極力明暗差を無くした画像です。

フワッとした感じが癒やされるフィルタだと思います。

※ OLYMPUS μ1020で撮影:45mm相当 1/250sec F11.0 ±0.0EV ISO160



汽車道にかかるトラス式の「港一号橋梁」です。奥に「港二号橋梁」も見えます。

休日だったため、観光客が多く歩いておりフィルタは「ヴィンテージI」を適用しました。

セピアのようにいかにも古くさいのではなく「懐かしい雰囲気」を表現できたと思います。

※ OLYMPUS μ1020で撮影:100mm相当 1/400sec F5.1 +0.3EV ISO80


オールドデジカメとはいいますが、画質至上でコンパクトデジタルカメラを使い続けていたので、どうもデジタルにエモい感覚を得ることは難しいようです。

専門的なワードを出すと古い映像素子である補色系CCDと原色系CCDによる画質の違いくらいはわかりましたが、それ以降の映像素子による違いは全くといっていいほどわかりません。


μ1020にアートフィルタの機能は装備されていないため、PCソフトの「OM Workspace」にてフィルタを適用しました。OLYMPUS製でなくても適用できますがやっぱりアートフィルタはOLYMPUSのデジカメで撮った写真に適用させたいものです。





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亀戸天神から東京スカイツリーは意外に近かった

2024年06月22日 08時30分00秒 | 東京

亀戸天神から押上駅までウォーキングをした際、所々で印象的な東京スカイツリーを見かけることができます。


タイトル写真は押上駅から見上げた東京スカイツリーをEOS 7DとEF-S 17-85mm F4-5.6 IS USMの組み合わせで撮影しました。解像度が高く鉄骨か綺麗に描写されています。



亀戸天神の本殿から東京スカイツリーを撮影しました。

この日の天気予報は晴れだったのですが、実際は曇り空でした。

抜けるような青空であれば東京スカイツリーも映えたのでしょうが、こればかりは仕方ありません。

※ EOS 7D EF-S 17-85mm F4-5.6 IS USMで撮影:1/500sec F13.0 ±0.0EV 90mm相当 ISO100



亀戸天神を出てちょっと横道にそれるだけで見ることができる下町の路地裏です。

整理されていないようで整理されている電線や電話線の煩雑さが下町さを感じます。

※ EOS 7D EF-S 17-85mm F4-5.6 IS USMで撮影:1/160sec F9.0 ±0.0EV 60mm相当 ISO100



「北十間川」沿いから300mほど先にそびえ立つ東京スカイツリーです。

浅草がある台東区側からの撮影が多い中、墨田区側からの撮影することは初でしたが、こんなにもツリーの根元からアプローチできる場所があったことに驚きです。

※ EOS 7D EF-S 17-85mm F4-5.6 IS USMで撮影:1/250sec F11.0 +1.0EV 42mm相当 ISO100


亀戸天神からの帰りは常に「JR錦糸町駅」を使っていたのですが、逆方向に東京スカイツリーがあることは前から気になっていました。

最寄りの「とうきょうスカイツリー駅」や「押上駅」は商業施設であるソラマチと同じ場所に位置します。それは東武鉄道、都営地下鉄、京成電鉄、地下鉄メトロ半蔵門線と4つの異なる電車が引き込まれている、ということになるのですが、実はこれがかなり便利です。浅草からも散歩がてら歩いていける距離であるため、近くに来たときは率先してスカイツリーの近くまで行ってみようと思います。



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旧芝離宮は都会の中にある箱庭です

2024年06月15日 09時40分00秒 | 東京

東京に行った際、1時間ほどの時間をどう潰すかを考えたところJR浜松町駅の目の前にある、旧芝離宮恩賜庭園へ行くことにしました。

小石川後楽園と並ぶ17世紀から続く歴史のある庭園です。

関東大震災の後、整備され大正13年4月に旧芝離宮として開園されたそうです。


タイトル写真は中央の池(大泉水)にリフレクトする汐留ビルディング群が見事だったので思わずシャッターを切りました。都会と庭園が調和する、不思議な感覚でした。



中国の杭州にある西湖の堤を模した旧芝離宮版「西湖の堤」です。この西湖の堤は日本の文化に相当影響を与えているようで、この旧芝離宮を始め、小石川後楽園や水戸の偕楽園にも同様に模した堤があるそうです。

※OLYMPUS CAMEDIA SP-570UZ で撮影:82mm 相当 1/160sec F5.6 ±0.0EV ISO64



大泉水を眺めていると、亀たちが甲羅干ししているところを見かけました。

亀にうとい私でもわかる赤い斑点で有名な「ミシシッピアカミミガメ」です。

※OLYMPUS CAMEDIA SP-570UZ で撮影:487mm 相当 1/500sec F4.4 ±0.0EV ISO100



手入れされた庭園と都会的なタワーマンションを一緒にいれてみました。

肥後細川庭園から見るタワーマンションは景観を濁すイメージをもってしまいましたが、旧芝離宮が開放的な庭園であったせいか、逆に都会のビル群と調和していたと思いました。

※OLYMPUS CAMEDIA SP-570UZ で撮影:58mm 相当 1/320sec F5.6 ±0.0EV ISO64



大泉水の海水取入口跡です。

当時の浜松町は埋め立てられておらず、この旧芝離宮(楽壽園)の大泉水は海水を取り込んでいたそうです。

最初荷物置き場と間違えました。パンフレットは重要です。

※OLYMPUS CAMEDIA SP-570UZ で撮影:73mm 相当 1/30sec F3.8 ±0.0EV ISO125


私が嬉々として撮影している東京の史跡のほとんどは、関東大震災の復興でつくられたものばかりです。歴史があることはもちろんのこと、その後の東京大空襲にも耐えきったことに感慨を覚えた次第です。



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今年もアジサイと梅雨の季節がやってきます

2024年06月08日 08時52分21秒 | 

花の写真を撮るのが苦手な私でも四月の「サクラ」と六月の「アジサイ」は毎年撮影している花になります。特にアジサイは大きく見栄えが良いため、撮りやすい花の一つです。


関東のアジサイは6月初旬から中旬が旬ということで梅雨の時期と重なるため、毎年水も滴るアジサイを撮りたいと思っているのですが、なかなか防水の撮影機材をそろえることができず機会に恵まないのが実情です。


タイトル写真は高倍率望遠レンズを搭載したネオ一眼であるOLYMPUS STYLUS SP-720UZで撮影しました。ある程度離れた距離から大きなアジサイを切り取るためには高倍率のズームがあると便利です。

※ OLYMPUS STYLUS SP-720UZで撮影:200mm相当 1/250sec F4.9 ±0.0EV ISO400



横からのアジサイを撮影してみました。

どうしても上方からの撮影が多くなってしまう中、白壁を背景にしてみましたが、案の定白飛びしてしまいました。

※ OLYMPUS STYLUS SP-720UZで撮影:200mm相当 1/320sec F4.9 ±0.0EV ISO100



アジサイをアジサイらしくない感じで撮ろうと思った写真がこちらになります。

ちょこんと下から顔を出している感じが、かわいく撮れたかなと思います。

※ OLYMPUS STYLUS SP-720UZで撮影:200mm相当 1/250sec F4.9 ±0.0EV ISO400



スカシユリだと思います(Google Lensより検索)

地元の公園に植えられていましたが、地元有志の方々でしょうか、他にも季節の花を植えていただいているようです。

※ OLYMPUS STYLUS SP-720UZで撮影:200mm相当 1/250sec F4.9 ±0.0EV ISO125



黄色いスカシユリですだと思います(Google Lensより検索)

三つの花が並んで咲いているのが珍しかったため撮影した次第です。

※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/1876sec F1.6 ±0.0EV 52mm相当 ISO32


今回のような大きな花の撮影は永遠の初心者である私としては撮りやすい被写体だと思います。


花の撮影と聞くとマクロレンズが必須のような気がします。

スマホカメラだとどうしても広角マクロになってしまうので背景を写しすぎて騒がしくなってしまいます。

しかし冒頭でも書いたとおり花の撮影が苦手なため、なかなかマクロレンズを購入するテンションにいたらないのが現状です。



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風が強い中、ビル風が吹きすさぶ汐留周辺で未来的な景観を撮影した

2024年06月01日 08時55分19秒 | 東京

カメラの撮影はレンガ造りの東京駅舎がある東京駅丸の内口や、船の竜骨をイメージした天井が特徴的な東京国際フォーラムがある有楽町駅などに行くことが多いです。


その近くには見ているだけでワクワクする未来的な建築物が多い汐留駅がありますが、ハードコンタクトを常用している私にとってビル風が強い汐留は鬼門ともいえ、なかなか近寄れない場所の一つです。


タイトル写真は汐留駅から日本テレビタワーに向かう歩道橋を超広角カメラで未来的に撮影してみました。

全面ガラス張りな姿は超広角カメラと相性が良かったと思います。



旧新橋停車場 鉄道歴史展示室です。

日本で初めての鉄道である明治五年に開業した新橋駅の姿を模しているそうです。なかなかモダンな建物ですね。

ちなみに横浜までの運賃は現代の物価で15,000円くらいだったようで、陸路最速と考えればセレブな乗り物だったのだと思います。

※Apple iPhone15超広角カメラで撮影:1/231sec F2.4 ±0.0EV 14mm相当 ISO25



日本テレビタワーに設置されている「日テレ大時計」です。

手作業で銅板を叩いて作成されたそうです。定時刻になるとからくり時計として動き出します。

やはり世界のミヤザキ、見学されているのはほとんど外国人観光客でした。

※OLYMPUS CAMEDIA SP-570UZで撮影:46mm相当 1/100sec F5.6 ±0.0EV ISO64


汐留駅から新橋を通り、銀座へ向かいました。


上が銀座の目抜き通りである「銀座通り」です。

GINZA SIXや銀座和光、銀座三越、その他諸々数え切れないほどの有名店がひしめく通りです。

※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/2710sec F1.6 ±0.0EV 52mm相当 ISO40



かたやこちらは「新橋のガード下」です。

100mちょっとしか離れていないにもかかわらず、この格差が銀座周辺の醍醐味だと思います。

しかし銀座通りに比べて電線が多いなぁ。

※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/2342sec F1.6 ±0.0EV 52mm相当 ISO40



トコトコと東京駅前まで来ました。

丸の内ビルディングの5階展望デッキからの東京駅舎です。

いつも見上げるアングルが多い東京駅舎ですが、ちょっと高い位置からの撮影はとても新鮮です。

※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/1876sec F1.6 ±0.0EV 52mm相当 ISO32


前回のブログも含め、3kmほどの行程であったにもかかわらず、5時間ほど時間をかけながら東京駅までたどり着きました。

逆を返せば、ことあるごとに撮影に来ている東京駅周辺もまだまだ撮影箇所が残っているということです。次は何のカメラを持っていこうかと毎回迷います。うれしい悩みです。



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