カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

ハイソな住宅街の中にある多摩川台公園の紫陽花が素晴らしかった

2022年06月25日 07時56分58秒 | 

梅雨真っ盛りでジメジメとした天気が続く関東地方、というか我が川崎です。鎌倉辺りで最後の紫陽花を探そうと計画しましたが、結構な費用がかかることに気がつきました。

紫陽花で有名な「長谷寺」に行った場合

・川崎から鎌倉までの往復電車賃

・鎌倉から長谷寺までの「江ノ電」往復費用・長谷寺の拝観料

・紫陽花観覧のための紫陽花入場券

合計すると2,000円は余裕で超えてしまうため、もっと近場に紫陽花が有名な庭園や寺社仏閣があるかどうか調べたところ、見つけました。


東急多摩川駅下車、多摩川台公園内にあじさい園があるようです。

特にメディアなどに大きく取り上げられることもないため、期待せずに行ったところ、いい意味で裏切られました。素晴らしかったです。



東急多摩川駅の西口を撮影しました。

お隣の駅が、かの有名な「田園調布駅」です。ピーク時は結構な人数が乗降するようですが、川崎の雑踏から比べるとハイソな感じでした。



すでにピークが過ぎてはいますが、約3,000株植えられているため、かなり圧巻です。



群生された写真も良いですが、やはり紫陽花はアップが良いですね。



多摩川台公園を中心に、古墳の数がかなり多いためか、「多摩川台公園古墳展示室」に入ってみました。入場は無料ですが、平日ということもあり観覧者は少なく、この日も私一人でした。なお展示内容は興味深く6世紀という大昔、関東にも古墳が多く作られていたのだと知ることができました。


多摩川台公園の存在は思わぬ場所に思わぬ穴場を見つけたといったところです。

次回は紫陽花のピーク時にリベンジしたいと思います。



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896mmのレンズと聞いたら超々望遠域で撮影したくなりました

2022年06月18日 07時59分22秒 | 飛行機

ここ何回か掲載している写真を撮っているカメラを羽田空港で撮影した写真とともに紹介します。

発売が2012年ですでに生産は終了していますが、オリンパスのネオ一眼「STYLUS SP-820UZ」というのが正式名称です。レンズスペックや機能はてんこ盛りだったのですが、当時はコンパクトカメラ全盛の時期であったためか、「平凡」「特徴が無い」などといわれていました。私も当時そう思っていましたがスマホにより絶滅寸前の今の時代に見直してみると、かなり使い勝手が良いカメラでした。


最大の特徴は35mm換算896mmの40倍レンズです。

その恩恵を最大限に味わいたく、羽田空港へ行って撮影したのがタイトル写真です。

羽田空港第三ターミナルで見つけた離陸直後の全日空のエアバスです。

雲を乗り越え飛んでいく姿は素晴らしく格好いいですね。

ちょっと鮮明さに欠けますが、コンパクトカメラでここまで捉えられれば十分満足と言って良いと思います。さすが最大望遠域の896mm相当です。



航空の旅客機と東京ゲートブリッジをうまく入れることができました。コンパクトカメラあるあるですが、全体的になんとなくなピンボケ感があります。

着陸後のシーンとなってしまいましたが、できれば着陸直前や着陸態勢の状態で撮影できると良かったと思いました。

※ STYLUS SP-820UZで撮影:1/400sec F5.6 -0.7EV 366mm相当 ISO80



東京ゲートブリッジを撮影しました。

周辺減光(四隅が暗くなってしまっている)していますが、よくぞここまで撮影できたと思います。

SP-820UZは896mmの超絶レンズに画像エンジンもTruePicV※1が採用されており十分納得いく性能ですが、映像素子が1/2.3型の極小素子であるところがこのような超々望遠撮影の画質に影響を与えているのだと思います。

※ STYLUS SP-820UZで撮影:1/500sec F5.7 -0.7EV 805mm相当 ISO80

※1 現在はTruePicX、さらに良くなっていますね。コンデジではTruePicVIIIが最新となります。ちなみに私が所有のOM-D E-M1はTruePicVIIを搭載しています。画像エンジンの差なんてたいしたことないと思っていましたが、TruePicIIIからVを見比べるとかなりVは良くなっていたことが今更わかりました。



日本航空のエアバスが着陸するシーンをお台場のフジテレビをバックに撮影しました。

なかなかいい構図で撮影できたと思います。

惜しむらくはやはり超超望遠のため、午後の大気の揺らぎがかなり影響してユラユラな写真になってしまったことです。

※ STYLUS SP-820UZで撮影:1/1000sec F5.7 -0.7EV 896mm相当 ISO100



第二ターミナルの中央エレベータを撮影しました。

広角を感じさせるアングルと被写体です。896mmの超々望遠撮影ができるSP-820UZですが、広角側においても22.5mm※2を実現しています。

遠近感が良画質の上、良く表現できていると思います。

※ STYLUS SP-820UZで撮影:1/80sec F3.4 -0.7EV 22mm相当 ISO80

※2 現在の2022年でも標準レンズの広角側は28mm相当です。フィルムのコンパクトカメラの時代からすれば28mmでも自慢できる広角焦点域です。22.5mmは集合写真で余裕ができます。手持ちの自撮りでも複数名で撮影できて便利です。


コンパクトカメラもスマホ全盛ですっかり鳴りを潜めてしまい、今では各メーカ高級路線にチェンジしてしまいました。いいものが高価なのは悪いことではありませんが、簡単に購入することができません。結局中古品を中心に多くなっていますがSP-820UZのような隠れた名機を見つけるのも楽しみの一つといえるのではないでしょうか。

今後も中古も含め入手してレビューできればいいなと思っています。



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一眼カメラで撮影しなくても綺麗に紫陽花を撮影できました

2022年06月11日 08時00分14秒 | 

最近お気に入りで最近よく使用している2012年発売(すでに生産中止)のOLYMPUSのネオ一眼STYLUS SP-820UZで梅雨入り前の神奈川県川崎市でアジサイを撮影しました。

アジサイも桜と同様、毎年撮影する花の一つです。大きな花がとても見栄えが良く、うまく撮れる確率が高いのがその理由です。


タイトル写真は対角線構図で撮影した青い紫陽花ですが、花びらのグラデーションがとても綺麗です。



密集感を出したくて撮影してみましたが、まとまりがない写真になってしまいました。掲載するまでもない写真だったのですが、よくよく見てみると写真の中央右下にテントウムシ(ナミテントウムシ)を発見し、ちょっとうれしくなったので掲載してみました。

※ STYLUS SP-820UZで撮影:1/125sec F5.6 ±0.0EV 400mm相当 ISO80



ガクアジサイもよく見るアジサイの種類です。

日当たりの良いところでの撮影だったため、影がかなり強くでています。

やはりアジサイは曇り空のしっとりとした光で撮影した方が雰囲気が良い写真が撮れます。

※ STYLUS SP-820UZで撮影:1/125sec F4.5 ±0.0EV 32mm相当 ISO80



THE・アジサイ的な写真です。

アジサイの花は一つ一つはそれほど大きくないですが一カ所に集中して咲くのが特徴的な花です。

ネット上の情報ですが私たちが目にするお馴染みのアジサイは「セイヨウアジサイ」と呼ばれ、中国から欧米へ伝わり品種改良されて日本に来た。なんて話が載っていました。

日本古来の品種はガクアジサイやヤマアジサイを源流とし、古くは万葉集でも歌われています。こちらは歴史が深いですね。

※ STYLUS SP-820UZで撮影:1/125sec F5.6 ±0.0EV 400mm相当 ISO80



ガクアジサイを上から見下ろす形で撮影しました。

対角線からのシンメトリー構図で仕上げてみました。

しかしもともとの観察が足りなかったのか、アジサイがあっちこっち向いて美しくないですね。

 STYLUS SP-820UZで撮影:1/80sec F4.0 ±0.0EV 38mm相当 ISO80


オリンパスのカメラは盛大なカラーノイズが出ることが特徴でしたが、画像処理エンジンがTruePic V(バージョン5)になってからは劇的に変化しています。

同社のデジタル一眼レフであるE-620も所有しており、こちらのバージョンはTruePic III+(バージョン3+)となります。同じISO1600で比較をするとこちらは盛大にカラーノイズが発生しています。

現在のTruePicのバージョンはX(10)まできていますが、画像処理エンジンってスゴイものだなぁと今更ながら気づきました。

その視点で中古品を眺めてみるのも面白いかもしれません。



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モノクロ写真に憧れて、とりあえずシャッターを切ってみた

2022年06月04日 08時02分04秒 | モノクロ

以前よりモノクロ写真にかなり興味を抱いていたのですが、実際のところカラーで撮影して「家帰ってから画像加工でモノクロにすれば良いか」なんて軟弱に考えていたためか、結局のところ撮影スキルも上がらず、結果も残らずといった状況が続いています。


秋葉原から上野方面へ移動する機会があったので、以前にも紹介したスマホアプリnomo cameraのROMAと呼ばれる無料で使えるシミュレータでモノクロ撮影に挑戦しました。


タイトル写真は秋葉原から上野に向かう途中の町並みです。

縦横比がかなり極端なワイドで撮影できるシミュレータでした。2.4:1といった変則画面比率のため、シネスコープを意識した画面比率だと推測します。

画面中央の高架橋は地図で確認するとJR山手線、京浜東北線、東北新幹線の高架橋のようです。広告看板がモノクロとマッチして古くないのに妙に懐かしさを感じます。


ちなみにROMAって何だ?と思いネットで検索してみたところ、2018年の映画(モノクロ)が軒並み出てきました。多分それをモチーフにしていると思います。



この写真は、その高架橋をくぐり抜けた向こう側になります。

こちら側はずいぶんと整備されており、モノクロで撮影することで1980年代に描かれる未来を感じさせる写真になりました。



レンタル自転車があったのでアクセント入れて撮影してみましたが、やはり難しい。

ただなんとなく撮っただけの写真になってしまいました。

経験不足ですね。



高架橋の新幹線側です。ぱっと見「いつの時代の倉庫街だ?」となりそうですが「21世紀の東京の中心地の風景」ともいえます。

上野・秋葉原がギリギリ山手線内と考えれば東京の中心と言っていいと思います。


やはりモノクロ撮影は難しいです。

撮影して現地でモニタ確認した際は「なんだかな~」と思うのですが、家に帰って見返してみると「意外にいい写真だよな」なんて思ったりすることが多かったりします。

ここをスタートとして、モノクロスキルを上げていきたいのですが。。。

誰かモノクロ撮影の極意をご存じの方いませんかぁ!



コメント (2)
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