



川崎駅から都心に向けて走る京急線沿線に立会川駅という駅がありますが、ここを中心に散歩をしたところ、昭和7年に制定された「東海七福神」の一つである天祖・諏訪神社を見つけました。
ちなみに天祖神社と諏訪神社が合併してて天祖・諏訪神社になったそうです。銀行合併みたいなネーミングです。
タイトル写真はその「天祖・諏訪神社」の本殿です。
最近は神社の本殿の屋根の形を確認することがクセになっているのですが、ここの本殿の屋根は一般住宅でも見かけそうなシンプルな構造でした。
※ E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II RにワイドコンバータWCON-P01を装着して撮影:22mm相当 1/320sec F7.1 ±0.0EV ISO200
鳥居から境内を撮影しました。
鳥居の奥にも住宅が建てられているあたり、都市部の神社という感じがします。
※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/1845sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
広島の宮島で有名な「厳島神社」が神社の境内にありました。
天祖・諏訪神社のサイトで確認すると、厳島神社の分霊を祀っているとのことでした。このような境内にある小さい社のことを「摂社」というそうです。
昔からなんで神社in神社があるのかな?と思っていましたが、分霊ということで理解できました。
※ E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II RにワイドコンバータWCON-P01を装着して撮影:22mm相当 1/400sec F8.0 ±0.0EV ISO200
厳島神社の中は小さな庭園となっており、御神体を護るように小さな堀が形成されていました。
※ E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II RにワイドコンバータWCON-P01を装着して撮影:22mm相当 1/320sec F7.1 ±0.0EV ISO200
立会川は最終的に勝浦運河に流れ込んでいます。
川幅が狭い立会川に比べ勝浦運河には釣り船が何隻も係留できるほどの大きさです。
土手には自治体や企業のボランティアで構成される花壇があり季節になると花が咲き乱れるようです。
※ E-P3 M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II RにワイドコンバータWCON-P01を装着して撮影:22mm相当 1/500sec F9.0 ±0.0EV ISO200
あわてんぼうの菜の花が先行開花していました。時間があればもうちょっと構図を攻めてみたかったです。
E-P3 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:80mm相当 1/320sec F10.0 ±0.0EV ISO200
勝浦運河にかかる鮫洲橋です。
子供の頃の運転免許試験場といえば鮫洲のみでしたが、取得したのは当時新たにできた東陽町の江東運転免許試験場だったため、残念ながら鮫洲には行ったことがありません。
※ E-P3 M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6で撮影:150mm相当 1/320sec F7.1 ±0.0EV ISO200
作例に数点ですが、10年以上前のキットレンズであるM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II RにワイドコンバータWCON-P1を装着して撮影したものを掲載しました。
ワイドコンバータとはキットレンズでは広角28mm相当のところ、22mm相当で撮影できるようになる代物です。
13mm相当で撮影できるiPhone15があるため、コレクターズアイテムといわれてしまえばそれまでですが、レンズの先に装着するカメラの外観や持ち運んで撮影する自己満足な充実感はなかなかのものでした。
川崎駅から都心に向けて走る京急線沿線の立会川駅を中心に散歩をしてみました。立会川駅は品川区に位置しますが、京急線各駅停車の駅となります。
タイトル写真は商店街の一角に鎮座する坂本龍馬のブロンズ像です。
歴史的な話をすると江戸時代末期、立会川周辺は土佐藩の下屋敷(上屋敷は藩主が江戸で住む邸)であり、若き土佐藩士だった坂本龍馬も住んでいたようです。
その頃の坂本龍馬は尊皇攘夷派だったので、このブロンズ像もトレードマークのブーツではなく、草鞋を履いています。
※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/1590sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
立会川駅は明治からの歴史ある駅ではありますが、平成の世に高架橋の途中にホーム設置をする立体化工事を行なったため、入口は階段だけとなっておりちょっと寂しい感じがしました。
※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/693sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
立会川駅の近くには名前の通り「立会川」が流れます。
暗渠(あんきょ)といわれる地下の管路も含めて構成されていますが、全長7.4kmの長さになる二級河川です。
駅前の「浜川橋」から撮影しましたが、近くには鈴ヶ森刑場跡があり、身内が罪人との別れを惜しむ橋とのことで「泪(涙)橋」とも呼ばれているそうです。
※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/1590sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
他にも北の泪橋として小塚原刑場跡、南千住駅近くにも泪橋があります。残念ながら泪橋が架かっていた思川は隅田川に注いでいたらしいですが、既に暗渠されて下水道になっているようです。
駅を出ると目の前には懐かしさを感じさせる商店街が展開されています。
※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/747sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
立会川に架かる弁天橋から撮影した「ボラちゃん橋」(青い架橋)を撮影しました。
2003年に大発生したボラにちなんでつけられた人道橋です。
1996年には東京一汚い川だったとのことですが、関係者の皆さんの努力でボラが大発生するほど水質が良くなったのだと思います。
※ Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/2451sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
駅自体の規模は大きいとは言い難いですが、歴史的にもかなり奥が深い町だったことにかなり驚きました。京急線各駅止まり沿線はまだまだ面白い町を見つけられそうです。
隅田川の両国橋から神田川を遡ってきましたが、前回の肥後細川庭園(文京区)から、さらに遡って高田馬場駅まで行ってみました。
タイトル写真は、左に肥後細川庭園を望む「駒塚橋」からの撮影です。
撮影日は水質も良く、川底に河原石が転がっている様がよく見えました。
※Apple iPhone15超広角カメラで撮影:1/630sec F2.4 ±0.0EV 14mm相当 ISO25
川底に高低差をつけて、小さな滝が生成されていました。
神田川を挟み、北側は池袋がある豊島区、南側が新宿区になります。
目黒川のように川岸に桜を植えていたので、春になったら見に行こうと思います。
※ CAMEDIA C-820UZで撮影:130mm相当からトリミングにより175mm相当へ 1/125sec F5.0 ±0.0EV ISO80
いい感じなツタを見つけたので撮影してみました。
川岸とともに建物にもツタが生い茂る様は異様なほど目を引きます。建物の1FはCafeになっており、ネットの写真からすると雰囲気のある店内のようで、営業前だったのが残念でなりません。
※ CAMEDIA C-5050ZOOMで撮影:35mm相当からトリミングにより40mm相当へ 1/200sec F4.0 ±0.0EV ISO64
結婚式場の「セレス高田馬場」です。
どこぞの聖堂のような外観より中に入って見学させていただきたいところでしたが、年齢的にも冷やかしと見抜かれそうです。
※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/2062sec F1.6 ±0.0EV 26mm相当 ISO50
高田馬場駅前にある「さかえ通り」です。
全国に数々のさかえ通りはあれど、圧倒的に知名度が高いのはここ高田馬場駅前のさかえ通りだと思います。
※Apple iPhone15メインカメラで撮影:1/2062sec F1.6 ±0.0EV 32mm相当 ISO32
「神高橋」より上流に向かって撮影した写真です。
川の流れが人工的に整備されているのが、神田川らしいなと思いました。
※ CAMEDIA C-820UZで撮影:115mm相当 1/80sec F4.8 ±0.0EV ISO80
事前にGoogleのストリートビューで確認しましたが、それほど特徴的なものがないと感じたため、JR飯田橋駅からレンタルサイクルにて高田馬場方面に向かったところ、桜並木や川沿いの遊歩道を見つけたり、川底が意外に綺麗だったりと、予想に反して沢山の発見をすることができました。
高田馬場からの上流は閑静な風景が続くと思いますが、また新たな発見があると思うと楽しみです。