カメラを続けて20年!

子供の誕生を機にカメラを始めてそろそろ20年。もう子供も被写体になってくれず、あらたな被写体を求め模索中の毎日です。

古いがフィルムカメラの周辺機器は結構いい

2020年09月26日 07時45分33秒 | パソコン

最近フィルムカメラが見直されているということらしいので、昔のフィルムカメラの周辺機器のレビューをしてみることをしました。

前回はオリンパスのフィルムスキャナES-10Sを紹介しました。どの程度の画質なのか実例を踏まえて語ろうと思います。

実は私はミノルタのDimage Scan Dual IIIを所有しています。Dimage Scanシリーズのエントリーモデルではありますが、ES-10Sに比べると読み取り解像度は上です。発売時期も2002年ということでES-10Sに比べても5年の開きがあります。Dimage Scan Dual IIIはゴミ取り機能を搭載しており、オプションではありますがAPSフィルムスキャンも対応しています。でもスキャン結果はES-10Sの方が綺麗に感じます。

画質に関しては人それぞれの主観が絡んでくるのでなんとも言えませんが、フィルムの粒子感が私のイメージ通りにスキャンされていると感じます。



このサイズだとデジカメとの違いが全く分かりませんね。

200万画素くらいまでだと分かりませんが300万画素以上になってくると違いは顕著になってくるのですが(OLYMPUS L-30にて撮影)



帆船の紐の描写が解像度にモロに影響していることが見て取れるでしょうか。デジカメに比べると色にキレがないというのが正直な印象です。

撮影情報:EOS Kiss III + TAMRON AF 28-80mm F3.5-5.6 Aspherical 日本丸 (FUJI COLOR 100)



このスキャン結果は撮影サンプルの中でもデジカメっぽい絵になっていると思います。

金属を対象としたコントラストの高い被写体がそうさせているのではと思います。レンズは広角28mmを使用したせいか迫力のある写真が撮れました。

ここはデジタルもフィルムも変わりないですね。

撮影情報:EOS Kiss III + TAMRON AF 28-80mm F3.5-5.6 Aspherical
モクモク・ワクワク・ヨコハマ・ヨーヨー(FUJI COLOR 100)



これはかなりの青かぶり写真です。スキャン時にかなり補正したつもりではありますが、今の私の実力ではここまでです。何にせよ1996年という20年以上前の機材でもここまで使えるのであれば大したものだと再認識した次第です(OLYMPUS L-30にて撮影)


それよりもこのスキャナを動作させるためのWindows98環境を構築することがかなりの骨だったのが印象に残りました。

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フィルムが流行っているというのでカメラ機器のレビューでもしてみる

2020年09月18日 09時05分01秒 | パソコン

最近は「写るんです」や「チェキ」が継続的に流行っているようで、たまには昔のカメラ機器のレビューなどしてみることにしました。


私がフィルムカメラからデジタルカメラにほぼ移行したのは2002年あたりだったかと思います。それまでは1995年に購入したPENTAXのESPIO80という機種を持ち歩いていました。


2001年あたりからAPSフイルムのEOS IX50を購入しフィルムカメラとデジタルカメラを併用していたのですが、今回話すのはESPIO80でもなく、EOS IX50でもなく、ましてやタイトル写真のKISS IIIだけでもなく、フィルムのデジタル化するために生まれてきたフィルムスキャナです。



ヤフオクで2001年に入手したOLYMPUSのES-10Sというフィルムスキャナ。

オリンパスでスキャナ?と思う方も多いと思いますが、オリンパスマニアと自負する私としてはコレクターズアイテムになったとしても手に入れる必要があると決意し入手しました。



このフィルムスキャナ、APS標準対応です。オリンパスは1996年のCENTURIONを皮切りに、APSカメラの発売を始め、満を持して1997年にこのAPSスキャナを発売したようです。

自動でローディングされるあたりが未来を感じる仕様です。



こちらは35mmフィルムアダプタを取り付けた様子。

手動で位置合わせをするのでちょっと貧相ではあり面倒臭いのですが、受光部分は一緒なので、画質的に変わりありません。


なお発売時期である1997年当時のスタンダードフィルムスキャナの標準dpiは2,800dpiであるのに対しES-10Sのスペックは一回り下がる1,770dpiではあります。1999年7月には生産完了になった短命の機種のためか、オークションで落札した2001年当初、もう忘れ去られた機種として、破格の1,500円で入手できたのです(付属品ともに完全版)


逆に今のほうが高価かも。。。。

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マイクロフォーサーズで水族館に挑戦した

2020年09月12日 06時49分41秒 | 水族館

9月も半ばにさしかかるというのに夏の暑さがまだまだ残る昨今、栗や柿が八百屋に出回っているのを見かけると否応でも秋の到来を感じずにはいられません。

今回も2020年7月17日にJR川崎駅前にオープンしたビルの中の水族館、「カワスイ」ネタになります。平日の夜でもそこそこ混雑しており、地元民としては一安心です。


APC-Cサイズの受光素子を持つEOS 7Dで撮影すれば綺麗に写るのは当たり前、ここはあえてマイクロフォーサーズで撮影してどうなのか、試してみました。

私のメインデジタルカメラがオリンパスのE-M1であり、サブカメラがキヤノンのEOS 7Dという一風変わった使い方をしています(ちなみにEOS 7Dは当時のAPS-C一眼の最高峰)



アロワナです。レンズは14-54mm F2.8-3.5 IIを使用しました。

1/500sec、F3.5、ISO12800にて撮影。

ノイズリダクションがかかっていることもあり、EOS 7Dと比べても遜色ありません。

オリンパスの高感度の画質はコンパクト全盛期に比べ抜群に上がっていると思います。

このE-M1の前の世代であるE-P3とかだと高感度処理はギリギリでつらい。



同様のレンズを使用しましたが、このレンズの解放F値がF2.8であるハイグレードレンズだったせいもあり、EOS 7Dよりも良い結果が出ています。

ISO3200相当、1/320secでこの画質です。高感度描写をもう気にする必要もありませんね。



APS-Cに比べてマイクロフォーサーズはボケないといわれ続けていましたが、いい感じにボケています。レンズがいいものを使っているから、というのもありますが、このクオリティ。マイクロフォーサーズ使えますね。


いやあ、やはりマイクロフォーサーズはいいです。カメラは軽いし、レンズは安いし、安いといってもやはりハイエンドのレンズはやっぱり高い。けど欲しいですね。


コメント (3)
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水族館の撮影は映像素子が大きい方が有利?

2020年09月05日 07時58分18秒 | 水族館

もう8月が終わり、9月になったにもかかわらず、この猛暑の勢いは衰えない昨今、秋の到来が待ち遠しい状況ではありますが、今回も2020年7月17日にJR川崎駅前にオープンしたビルの中の水族館、「カワスイ」に行ってきました。休日はかなりの行列が見られ、とりあえず地元民としては一安心です。


前回はコンパクトデジタルカメラの失敗を再現したわけですが、今回の持参するカメラは、APS-Cサイズの受光素子をもつ10年以上前のデジタル一眼レフのハイエンドモデル、EOS 7Dです。


カワスイは他の水族館と同じく館内が暗いので、受光素子が大きく暗所に強い今回のEOS 7Dはかなり撮影に有利なはずです。

なお、レンズはその後に売り出されたカメラのキットレンズとして売り出されていた「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」を使用しました。

特別高価なレンズではないのですが、これがまた日中屋外で撮影するとよく写ります。では水族館のような暗所ではどう写るのか?楽しみです。



最も暗い被写体でしたが、よくぞここまで写ってくれたと褒めてあげたい。

コンパクトカメラと違いノイズリダクションもよく効いています。

この暗い中、1/250secのシャッタースピードで、こんなに明るく写ることにビックリするばかりです。



こちらもかなり暗い状態での撮影でしたが、先ほどのアロワナよりも動きが速いのが特徴です。

そこそこのスピードで泳ぎ回っていましたが、同様にシャッタースピード1/250secにてバシッと止めることができました。



こちらは明るい環境での撮影で、メダカクラスの大きさではありますが、背景がいい感じにぼけています。水族館の水槽内の魚でボケ付きの撮影が実現できるとは思いませんでした。


やはりコンパクトカメラの受光素子に比べAPS-Cサイズの受光素子の大きさの恩恵は素晴らしいです。今回の写真は全てシャッタースピード1/250secで撮影しました。

よって結論としては1/250secであれば大体うまく撮影できるはずです。


では最後にまとめとして・・・・

  • 暗い中もきれいにとれる。

  • 動き回すスピードが速い魚も止めてとれる

  • 水槽内でボケを表現できる。

といいことばかりですが、EOS 7Dの弱点をあげるとすれば

  • カメラが重い

  • レンズが高価

でもAPS-C一眼レフデジタルカメラで軽い本体もあれば、安いレンズもありますね。

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