goo blog サービス終了のお知らせ 

ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

隅田川七福神めぐり

2014-01-12 22:47:46 | 日常
           

よく晴れた穏やかな天気に誘われて、夫と「隅田川七福神めぐり」に行って来ました。まずは、大賑わいの浅草から東武スカイツリーラインに乗って堀切へ。掘切に降り立ってみると、お店もほとんどない閑散とした風景ですが、少し歩くと「隅田川七福神順路」の看板が立っていて、道の両脇には要所要所に「七福神」の幟もあって、迷うことなく歩くことができます。

        

最初のお寺は「多聞寺」。ここのご本尊は毘沙門天。ヒンドゥー今日の財宝神クペーラの別名もある、仏教を守護する四天王の一人で、北方を守護する守り神だそうです。ご開帳は元旦から七草までということで(他のお寺や神社もそうですが)、残念ながら像を見ることはできませんでした。

           

街中のお蕎麦屋さんでお昼を食べた後は、墨堤通りを、通り沿いにズラリと建物が並ぶ大きな団地を眺めながら1.5キロほど歩きます。時々ガイドさんに引率された団体客たちとすれ違いました。

        

そして到着したのが、白鬚神社。ここは長寿の神様の白鬚神が祀られているそうです。私達位の年恰好の夫婦がチラホラお参りに来ていました。

        

向島百花園には降伏・金銭・長寿を備える福禄寿尊がありますが、やはりお堂の扉は固く閉じられていました。せっかく家族連れが来ているのに、、、なんだかな~。でも、色々な草木が植えられ、小さな川が作られたお庭は気持ちの良い散歩コースになっていました。

           

再び墨堤通りを歩いていくと、ちょっとした広場があって十月桜の向こうにスカイツリーの姿が見えました。

        

川沿いに桜餅屋さんがあります。緋毛氈に座っていただいた桜餅は、薄い皮と程よい甘さのあんこ、桜の葉の香りが良くマッチして、とても美味しかったです。

        

桜餅屋さんの直ぐ裏手が長命寺で、ここには水の神様の弁財天が祀られているとのことです。

        

長命寺のお隣に弘福寺があります。なんとここで布袋尊が公開されていました。やった~!嬉しい。やはり七福神巡りですから、像を見たいというのが本当のところですよね。それに布袋様というのは、SV家にも小さな像があったせいか、七福神の中で最も親しみを感じる神様なのです。これでようやく「七福神巡り」をしてきたのだという実感が湧きました。

        

最後は三囲神社で、ここには恵比寿神と大国神があるそうです。『昔この神社を建てる時、土の中から壷が出てきたので中を開けてみると、老翁の神像が入っていた。その時狐が現れて、像の周りを三度回ったので、三囲神社となっといわれている』ということですが、「お堂の周りを三回廻るとご利益がある」という情報を夫がどこかで仕入れてきたので、念のため三周してみました。

        

こうして七福神巡りは無事終了。言問橋を渡って浅草に出て、そこから地下鉄で帰宅しました。言問橋から眺めたスカイツリーは青空にすっきり映えて美しく、カモメが飛び、屋形船が浮かぶ隅田川も、雄大で長閑で素敵でした。(三女)

不動産屋さんとの打ち合わせ&新年会

2014-01-11 20:34:41 | 日常
           

今日は不動産屋さんとの打ち合わせで我が家に四姉妹が集合しました。今回の打ち合わせというのは、最終的に残った懸案事項(=南側隣家とのとある問題)に関する「覚書」に署名捺印することが、主な目的です。

先月不動産屋さんが「覚書」の草案を持ってきて、それに私たちが注文を入れ、それを反映した「覚書」に先方が署名捺印したものを今日は持ってきて、最終合意の書類が出来上がりました。

これで各種調整は全て完了。あ~、やれやれ、長い道のりでした。でも全てはスッキリ。後は買い手が現れるのを待つばかりです。駅から近いし、静かな環境だし、高台で地盤がしっかりしているし、とても良い物件ですよ~。いかがですか~?(なんちゃって!)

ということで、後半は今年最初の四姉妹の顔合わせ=プチ新年会となりました。と言っても、メインはお寿司を取って済ませ、後は私がお吸い物と昆布・生揚げ・百合根の煮物を作り、四女がトルコから買ってきたったフェタチーズときゅうり・トマト・オリーブを混ぜたサラダを作って、終わり。飲み物はビール。簡単ランチですけれど十分に美味しかったです。

           

デザートは、トルコ土産のドライ無花果と石榴とピスタチオのゼリー。どちらも外国の味!なぜか不思議な懐かしさを感じます。更に次女持参の肥後の胡麻太鼓やYKちゃんの韓国土産のお饅頭や長女持参のダクワーズなど、美味しいデザートがいっぱい!でも皆お腹がいっぱいでほとんど食べられず、我が家に沢山残していってくれました。最近とみに甘いもの好きになっているので、嬉しいな、ウフ。

1月1日から昨日まで四女がトルコ旅行に行っていたので、今日の話題は主としてその時の話でしたが、全く経験したことのない景色や建物、文化、芸術の話を聞いて、写真も見せてもらって、ワクワクしました。ブログでの紹介、楽しみだな~。

こうして四姉妹は、夫々に元気に新年を迎え、笑顔で今年初の顔合わせができました。お互い健康に気をつけて、今年も楽しく行きましょう~。(三女)

お炊き上げ?

2014-01-10 16:33:53 | 日常
           

七草が終った後、「時々雨」という天気が続きましたが、今日は青空が広がり、どうやら雨は降らないみたい、、、ということで、松飾りや去年の破魔矢のお焚き上げのために、午前中に八幡様に行ってきました。外に出てみると、北風が強くてすご~く寒い!でもその分空が澄んでいてとても綺麗です。

           

八幡様の境内に上がってみたら、強風のためかお焚き上げは休止状態で、街の人たちが持ってきた松飾りなどが山積みになっていました。ちょっと絵にならないけれど、安全第一。仕方ないですね。

           

朝の光を受けてキラキラ光るお池には今日も水鳥が沢山寛いでいました。今日は鷺も美しい姿を見せてくれました。

           

お池周辺のネコヤナギの赤い蕾が膨らんで、白い穂が少し顔を覗かせていました。こんなに寒いけれど、春は確実に近付いているんですね。(三女)

七草粥

2014-01-07 17:37:07 | 日常
           

1月7日は七草粥の日。我が家も毎年、私の記憶する夫の実家の味に近い七草粥を作っていて、勿論今年も作りました。

春の七草とは、「せり、なずな(ぺんぺん草)、ごぎょう(母子草)、はこべら(はこべ)、仏の座(コオニタビラコ)、すずな(蕪)、すずしろ(大根)」ですが、青臭い草は避けて、お粥とか雑炊に合う七種の野菜を入れています。今年は、せり、蕪(すずな)、大根(すずしろ)の三種の他は、人参、春菊、小松菜、三つ葉で七草にしました。

昆布と茅乃舎だしと鶏肉で出汁をとって、塩少々、醤油少々(色がつかない程度)で薄く味付けし、三つ葉以外の野菜とご飯を入れて、煮立ったら拍子木切りにしたお餅と三つ葉を入れてしばらく蒸らします。器によそって上から刻んだ柚子の皮を散らして出来上がり!

とても優しい味で、身体も温まり、美味しいですよ~。お正月の締め括りに相応しい、我が家伝統の味です。(三女)

映画「ハンナ・アーレント」

2014-01-05 10:17:20 | 日常
           

昨日夕方、夫と一緒に角川シネマ有楽町で上映中の映画「ハンナ・アーレント」を見てきました。

ストーリー:
『誰からも敬愛される高名な哲学者から一転、世界中から激しいバッシングを浴びた女性がいる。彼女の名はハンナ・アーレント、第2次世界大戦中にナチスの強制収容所から脱出し、アメリカへ亡命したドイツ系ユダヤ人。
1960年代初頭、何百万ものユダヤ人を収容所へ移送したナチス戦犯アドルフ・アイヒマンが、逃亡先で逮捕された。アーレントは、イスラエルで行われた歴史的裁判に立ち会い、ザ・ニューヨーカー誌にレポートを発表、その衝撃的な内容に世論は揺れる…。』(公式HPより)

ハンナは、裁判に於けるやり取りを凝視する中で、自分の過去が蘇る苦しさと戦いつつ、「なぜナチスのような悪魔の行為が成り立ち得たのか」を考え続けます。ハンナが法廷に居るアイヒマンの姿に見たのは、「悪魔のような個」ではなく「悪の凡庸さ」でした。

アイヒマンは、自分はユダヤの人々に特段の悪意・敵意を持っていたわけではなく、組織の中で役割を忠実に果たしていたに過ぎないと主張。それは彼にとって偽りのない事実でした。

しかし、そこには人の営みに関する善悪や美醜への恐るべき無関心があり、それは人間の心の不在を意味する。そして、その刃はユダヤ人だけに向けられるものではなく、人間総体に向けられるものである。ハンナはこう思い至り、この「凡庸な悪」は誰の心にも宿る可能性があり、それを克服するのは「考える力」だと伝えようとします。

しかし、収容所内のユダヤ人の中にさえ凡庸な悪があったことを指摘するハンナの主張は、ユダヤ人社会には決して受け入れられず、世間からは激しい非難を受け、親しかった友人もそのほとんどが去ってしまいます。

そうした逆境の中にあっても、最後まで信念を曲げることなく強く生きたハンナの支えは、夫との強い信頼の絆と、ひとつの民族にではなく世界と人間に対する普遍の愛の確信だった、、、ハンナが疲れてベッドに横たわるラストシーンから、そのことがひしひしと伝わってきました。

「ハンナ・アーレント」は当初岩波ホールで上映されていましたが、連日開始一時間前には座席が無くなる盛況で、私達も鑑賞を断念していました。その後、その好評振りに他のミニシアタが順次上映を決定。昨日行った「角川シネマ有楽町」の上映は1月8日までですが、1月11日からは渋谷のユーロスペースでの上映となります。

お正月の夕方というのに、昨日も9割の入り。今の日本の政治・社会状況が、私達に「凡庸な悪」への反省と「考える力」や「信念を持つ強さ」への渇望を齎しているのでしょうか。それはともかく、骨太でズシリと見応えがあり、深い感動と清々しさを与えてくれる素晴らしい映画です。機会があったら是非ご覧ください。(三女)

寝正月には箱根駅伝

2014-01-03 21:02:27 | 日常
           

お正月三日目の今日は、朝から余り天気が良くなくて、出歩く気になりません。そんな時にぴったりのお正月イベントといえば、箱根駅伝。洗濯を干したり、新聞を読んだり、インターネットを見たりする合間合間に、駅伝で頑張る学生さんたちの姿を見ていました。

結果は、東洋大学が、去年の覇者駒澤大学を突き放して優勝。苦しさを乗り越えて、頑張って勝ち取った勝利を喜ぶ姿は何度見ても美しく、感動的です。東洋大学の皆さん、おめでとう。駒沢大学他、2位以下の皆さんもお疲れさまでした。

           

午後からは天気も回復し、夕方になると薄雲が夕焼けでピンクに染まってとても綺麗でした。ピンクの雲の合間を飛ぶ飛行機をパチリ!上手くレンズの枠内に収まりました。(三女)

「モネ展」と「博物館に初もうで」

2014-01-02 20:51:27 | Weblog
           

気持ちの良い快晴のお正月。夫と今日はどこに行こうかと相談した結果、上野国立西洋美術館の「モネ展」と東京国立博物館の「博物館に初もうで」というお正月特別展のハシゴをしようということになりました。

モネ展(「モネ、風景をみる眼」)は、モネとマネ、ピサロ、セザンヌ、ピカソ、ルノワール、シニャックなど、私達にとって馴染みの深い画家たちの、主として風景絵が、約100点展示されていて、かなり充実した内容になっていますが、余りにも見慣れた感じもあり、またすごく混んでいたこともあって、かなりサ~ッと流して見て終わりにしてしまいました。

           

国立博物館の「博物館に初もうで」の方は、サイトを見ると「毎年恒例」ということですが、私は初体験。正面の門に素晴らしく立派な門松が立っていて、「初もうで」に来る客を迎える気迫が感じられて新鮮でした。

           

展示は「午年」にちなんで馬の置物や装飾品、馬が描かれた掛け軸や屏風、馬具などと、お正月に相応しい松竹梅、鶴亀、富士山、宝船など、素晴らしい美術品が並んでいて、とても見応えがありました。

           

上野駅を降り立った時には大勢の親子連れが押し寄せているので、ビックリしましたが、半分位?は動物園が目的だったみたいで、青空が大きく広がった上野公園はそんなに人出もなくて、ゆったりと気持ちよく散策することができました。(この後、カメラの電池切れで写真を撮れなかったのが残念!)(三女)

新年

2014-01-01 15:49:41 | 日常
           

明るい日の光と共に、新しい年があけました。夫と二人の静かなお正月です。

朝、干し柿とお茶、お雑煮とお節料理少々の朝食。今年はSV家から我が家の庭に引っ越してきたハランを使って、料理を盛り付けました。

10時半に家を出て、近くの八幡神社にお参りに行きました。今年は例年ほど混んでいない感じ。景気が上向いて皆さん遠くにお出かけでしょうか???八幡様にお賽銭をあげて、家族の健康と幸せ、政治・社会状況の好転を祈りました。

           

朝日の当たる温かそうなお池には、水鳥たちがゆったりと集っていました。
穏やかな年の初めです。(三女)

追記)
           

夕方Kが食事をしに来たので、急遽、和風お節、中華お節、鯛などずらり並べて、賑やかな元旦の夕餉になりました。やっぱり賑やかな方が断然好きだな。(三女)