ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

写真集「飛び猫」

2015-02-22 21:05:44 | 日常
           

インターネット上で話題になっていた五十嵐健太さんの写真集「飛び猫」(3月7日発行)を先行予約で発注しておいたら、今日届きました。

猫島と呼ばれる離島に生きる猫たちを写したこの写真集は、自然の中で伸び伸び生きる自由猫の魅力がいっぱ~い!な~んて可愛い!!ページをめくる毎に、にんまり笑顔になってしまいます。

それにしても、先行予約の人には、今日、「にゃん・にゃんにゃん」の日に届くようにしているとは、心憎いですね。フ、フフ(2・22)♪ (三女)
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早春の神代植物公園

2015-02-22 17:51:08 | 日常
           

昨日は春めいた陽気に誘われて、神代植物公園にブラリ歩きをしに行って来ました。

       

柔らかな春の日差しが心地よい!幼い子を連れた数組の家族がのんびり遊ぶ長閑な光景が広がっていました。

        

福寿草は丁度満開で可愛い黄色の花がお日様に向かって咲いています。休日カメラマンさんたちが寝そべってアップで激写ていました。サンシュユは蕾が咲き始めたところで、周囲がうっすら淡い黄色に染まっています。

        

        

今回の主な目的は梅園。期待どおり紅梅、白梅、淡いピンク、濃いピンクの梅が咲き誇り、一面に良い香りが漂っていました。

           

お昼は深大寺門近くのお蕎麦屋さん。数日前にテレビでタレント達が蕎麦打ちをしてプロに評価されるという番組を見て、「おいしいお蕎麦を食べたい!」という欲求が高まっていたので、10割の細打ち蕎麦を頼んでみました。見た目も中々美しい。味も結構。「合格です!」(←番組のマネ。)満足しました。

散歩と食事で1時間少々の滞在でしたが、とても気持ちの良い、楽しいひと時でした。(三女)
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映画「NO」

2015-02-21 23:11:36 | 日常
           

昨日、映画「NO」を見てきました。

この映画は1988年にチリで実際に行われたピノチェト政権の信任延長を問う国民投票がテーマの‘社会派エンターテイメント’で、公開と同時に世界で注目を集め、カンヌ国際映画祭で監督週間アートシネマアワードを受賞するなど、高い評価を得たそうです。

去年夏に日本でも上映が開始されたのですが、最初のタイミングでは存在にも気付かず、ようやく気づいたのは去年暮れ、友人のブログで紹介されてからでした。

ブログの中で、「ピノチェト政権存続反対派が、1日1回、15分だけ流すことを許されるテレビCM を作るにあたり、『これまでの政治に対する怒りや恐怖をぶつけるのではなく、‘NO’と言うことで、未来は自由でハッピーなものになる、というポジティブなイメージを明るく描く』という作戦をとり、結果、国民はNOを選択した」というストーリーが紹介されていて、「面白そう!」と興味を惹かれました。

気付いた時には東京のメインの劇場上映はとっくに終っていて、ようやく下高井戸シネマで2月14日から上映という情報を発見。それも1日1回、一週間だけということで、最終日の昨日、ギリギリ・セーフの駆け込みの鑑賞となりました。(東京では今日から「キネカ大森」という劇場で上映しているようです。)

ピノチェト反対派の作った‘NO’のCM自体は、確かに歌有り、踊り有り、笑顔がいっぱいで楽しく、政権側が作ったCMの威圧的な押し付けがましさ、偽善性と好対照を見せて、笑いを誘いますが、映画の内容は当時のチリで行われていた圧政とそれに抗う人々への容赦ない暴力などが、実際の映像を交えて描かれていて、かなり重く辛いものがありました。

CM作成時も、最初は「絶対に勝つ」と状況を甘く見ていた政権側が、雲行きが怪しいと気付くと、「NO」陣営を脅したり懐柔しようとしたり、あの手この手で妨害をします。そして、投票日直前に「NO」陣営が勝利を確信して街に出て盛り上ると、政権側は最後のあがきで軍を出して暴力で人々を排除しようとします。そんな様子を見ていると、どこの世界も権力者がやることは同じだと、嫌な気分になりました。

それでも最後まであきらめずに頑張り抜いたチリの人々は勝利をつかみ、キリスト教民主党のパトリシオ・エイルウィンが、ピノチェトに代わって新しい大統領に就任することになります。

この劇的な交代劇を成し遂げた人々の、喜びを爆発させる姿は美しく、感動的でしたし、その仕掛け人とも言える広告マンが、歴史的な勝利の後、企業向けの普通の広告を作る仕事に戻るさり気なさも、好感が持てました。

その後のチリの政治情勢は、一時期、民主化運動が花開いた世界の他の国々と同様、紆余曲折があるようです。それでも、理不尽な政治に、明るいトーンで「NO」を言い切って独裁政治を止めた経験は、きっと人々の大きな自信と底力になっているだろうと、羨ましいような気持ちになりました。

余りメジャーではない映画館の、平日午後の上映でしたが、9割ほどの入り。何かこの映画に心を動かされる状況が、今の日本にあるということなのかもしれません。(三女)
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新年会&初孫誕生祝賀会@「銀座羽衣」

2015-02-19 14:19:01 | 日常
           

昨日は会社の元同僚と一ヶ月遅れの新年会を、いつもの「羽衣」銀座本店でやりました。

中国の春節と関係があるのかどうか分かりませんが、お店は何時にも増して大繁盛。4時に入った時はランチのお客が数組残っていた程度でしたが、時間が経つにつれ会社勤めの帰りのようなグループ客が次々に入ってきて、私達が引き揚げる頃にはほぼ満席になっていました。

お料理はいつも通り、前菜盛り合わせ、餃子3種(水、焼き、蒸し)、牛ターピン、デザートの杏仁豆腐。飲み物はビールで始めて老酒へ。どれもとっても美味しいです!

           

今年の新年会は、この1月に初孫娘が生まれたTさんの「初孫誕生祝賀会」にもなりました。娘さんが40歳を過ぎてからの出産だったため、色々と心配し続けていたTさんでしたが、母子共に特に何のトラブルもなく無事誕生。写真を見せてくれましたが、切れ長の涼しい目元、黒々とした髪、賢そうな表情の、と~っても可愛いお嬢さんでした。

「いや~、70ウン歳にして、こんな幸せを味わえるとは思ってなかった」と手放しで喜ぶTさん。山形のお酒「初孫」4合瓶をプレゼントして、喜びをお裾分けしてもらいました。

気心の知れた仲間で、毎回楽しい飲み会となるのですが、特に今回は文句なしの目出度い席となり、楽しさ倍増。外の寒さもなんのその、身も心も温かい、愉快なひと時となりました。(三女)
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「新印象派-光と色のドラマ」展

2015-02-15 10:01:39 | 日常
           

上野東京都美術館で開催中の「新印象派-光と色のドラマ」展に行って来ました。

展示は、モネやピサロなど印象派の作品から始まり、

        

スーラやシニャックなど、光学や色彩理論を取り入れた新印象派へ。

           

スーラ、シニャックなどの静的で大人しい作品の後に、色彩も形も不思議な感覚のクロスや、労働への共感を現すリュスなどの作品、そしてダイナミックで明るい色調のマチスやドランの作品に至ります。

それにしてもドランの描いたコリウール港、私が実際に見た光景とは全然印象が違いました。シニャックのコリウールとは大違い!

展示の順序や随所に書かれた解説のお陰で、19世紀から20世紀にかけてのヨーロッパ絵画の流れや、画家達の間にどのような交流が有り、どのように影響しあったのかが分かって、興味深く勉強になりました。

        

上野公園は何となく春めいていて、景色全体の温かく柔らかい色調と、公園の木々や不忍池の水面に射す光のキラメキが、さっき見てきた絵画の印象と重なりました。(三女)
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TVドラマ「美女か野獣」

2015-02-13 21:41:53 | 日常
           

“美女か野獣”という番組をご存じですか?テレビ局の報道部門を舞台にしたテレビドラマで、 松嶋菜々子と福山雅治が主演、 2003年にフジテレビ系列で放映された時の平均視聴率が18.5%を記録する人気番組でした。

この ”美女か野獣”は、 私が福山雅治ファンになるきっかけとなった番組で、はまり役の“永瀬”を演じる福山雅治をもう一度見てみたい、再放送をしてくれないかなと思っていたところ、先々週~先週の午後、ついに再放送をやってくれました。

先週金曜に放送された最終話のテーマは、 ニュース番組のチーフプロデューサー鷹宮真(松嶋菜々子)が、 父の汚職関与を追求するかどうか、報道者としての信念と父娘の愛の間で葛藤するというものでした。

そしてその背景には、都合の悪い報道を押さえ込もうと恫喝する権力者と保身に走るテレビ局トップの姿、それに怯え、悩みながらも団結して信念を貫こうとする報道部の姿が、制作現場の混乱も含めて描かれていました。

翻って2015年の今の現実を見てみると、人質事件などに対する政府の対応が検証され、国民一人一人が国のあり方に真剣に向き合っていかなくてはならない時に、報道内容に関して政府がメディアに圧力を掛けて、政府にとって好ましくない番組を制作した責任者が更迭されるなどという話が、ネット上に散見されます。

一方は他愛の無い娯楽番組の中の話であり、他方は現実世界で進行中の深刻な問題ですが、権力者によるメディアへの圧力という構図は同じ。最近の報道番組を見ていると、途中で急にCMが入ったり、MCやゲスト出演者の所作や言動に躊躇や不自然さが感じられたりする時があって、ドラマに描かれていた報道部の混乱が現実味を帯びてダブって見えてきます。

自由な民主主義国家であるはずの日本で、言論統制が行われているとは俄かには信じがたいし、もし仮に、メディアに圧力がかけられるようなことがあったとしても、メディアは信念と勇気をもって、あるべき報道姿勢を貫いて欲しいと願っているのですが、、、。

ちなみに、ドラマは信念を貫いた報道側が真実を明らかにし、隠蔽工作が暴かれた権力側に逮捕者がでます。しかし同時に主人公が降板させられるという、これまたありそうな話で終わっていました。(四女)
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月命日&父の生誕105年記念日

2015-02-11 21:26:06 | 日常
           

2月11日は建国記念日ですが、亡き父の誕生日でもあります。気がつけば生誕100年も過ぎていて、何やら歴史上の人物の趣になっていました。私たちも年をとるわけです。

ということで、父の誕生記念日も兼ねて今日の昼、「きっちん 林」で拡大版月命日の集いをやりました。

        

参加者は、4姉妹、三女夫、KY子ちゃん、Y子一家3名の9名。「林」さんはほぼ貸切状態で、皆自分の家のように寛ぎ、賑やかなおしゃべりが弾みました。

前菜盛り合わせの後、メインは魚料理、肉料理、パスタ、グラタンなど夫々バラバラ。デザートも苺のタルトやチョコレートケーキやプリンやアイスクリームなど色々。白ワイン2本、赤ワイン1本も空けて、ディナー並みのフルコースとなりました。

ふ~。美味しかった!けれど、お腹がいっぱい過ぎ~。でも、久し振りにきちんとした料理を食べて、沢山おしゃべりして、満ち足りた気分になりました。

ついでに、「譲渡所得の確定申告」について、既に手続きを終えた次女からレクチャーもしてもらって、そういう意味でも有意義な一日でした。(三女)
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映画「マエストロ!」

2015-02-07 10:11:16 | 日常
           

昨日、丸の内ピカデリーで上映中の映画「マエストロ!」を見てきました。

ストーリー:
『若きヴァイオリニスト香坂のもとに、解散した名門オーケストラ再結成の話が舞い込む。だが、練習場は廃工場、集まったメンバーは再就職先も決まらない「負け組」楽団員たちと、アマチュアフルート奏者のあまね。久しぶりに合わせた音はとてもプロとは言えないもので、不安が広がる。そこに現れた謎の指揮者、天道。再結成を企画した張本人だが、経歴も素性も不明、指揮棒の代わりに大工道具を振り回す。自分勝手な進め方に、楽団員たちは猛反発するが、次第に天道が導く音の深さに皆、引き込まれていく。・・・』(公式サイトより)

松坂桃李らが演じる演奏者と、西田敏行が演じる一見ハチャメチャで理不尽な指揮者の葛藤の中、復活コンサートに向けて作り上げていくベートーヴェン「運命」とシューベルト「未完成」の練習風景は、この余りにも有名な音楽の何が重要で、聴衆は特に何に注意を払って耳を傾けるべきかについての、優れたレクチャーになっています。

その結果、コンサート当日の演奏(実際には佐渡裕指揮、ドイツの名門ベルリン・ドイツ交響楽団演奏による)の見事な演奏、美しい音色、圧倒的な迫力が、映画を見る側に真っ直ぐに伝わってきて、画面の中の演奏者や観客と一体になったような強い感動を味わいました。

香坂真一役の松坂桃李は繊細で品が良く美しく、橘あまね役のmiwaは可愛く生き生きと魅力的で、天道徹三郎役の西田敏行は予想通り暑苦しいけれどそこはかとないユーモアが漂い、全体としてナイスなキャスティングでした。

また、背景に出てくる大阪の町の温かさ、引きで撮った風景の美しさが心に沁みて、平凡で平和な日々の営みの有り難さ、大切さを感じました。

でも何といっても、演奏が本当に素晴らしい!心が洗われます。是非、音響効果の良い映画館で、見て欲しいです。(丸の内ピカデリーは合格!)(三女)

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Kenji Goto FOREVER ALIVE

2015-02-01 20:15:10 | 日常
        

後藤健二さんが、今日早朝に殺害されてしまいました。

湯川遥菜さんと後藤健二さんがイスラム国の人質として、手を縛られ跪き、ナイフを突きつけられている姿が報道されて以来、私の心は凍りつき、日々の暮らしの中にあるはずの小さな喜びを見失いました。

焦り、祈り、安倍総理の不用意すぎる発言や一部の人たちの心無い言葉に怒り、傷つき、僅かな希望にしがみ付く日々、、。

        

あの日以来テレビに度々流されていた後藤さんの穏やかで直向きな表情や、後藤さんが常に寄り添いたいと願っていた、紛争地域に暮す子供の笑顔が、今日再び流されて、大きな喪失感と強い悲しみと共に、心に沈んでいきました。

        

やり場のない怒りと悲しみを抱えて、急遽呼びかけられた「官邸前サイレントアクション」に、四女と一緒に参加しました。

「言いたいこと、言わなければならないことは沢山ある。けれど今日だけは後藤さんが殺されたことを悲しみ、音を出さずに立ち続けよう」という主宰者の言葉は分からないでもないけれど、予想外に少ない人数が寒風の中立ち続け、やたらに多い報道陣が気の利いた絵柄やコメントを求めて群がる様子に、言いようのない違和感を覚え、気持ちがざわつきました。

もっともっと大勢の人と共に悲しみを分かち合い、静かに祈りを捧げたかった。あるいは、官邸の住人に向かって大声で怒りを叩きつけたかった。

後藤さん、無力な私たちで本当にごめんなさい。でも、あなたの姿、あなたの志は、人々の中で永遠に生き続けるでしょう。(三女)
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