ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

通夜、告別式

2020-07-26 23:17:44 | 日常
           

雨が降ったり止んだりの不安定な天気が続く中、昨日、今日と、JR浦和駅近くの斎場で、長女のお通夜、告別式が行われました。

白、ピンク、紫の花がいっぱいの、暖かく柔らかな雰囲気の祭壇には、2007年にヒマラヤに行った時の、満ち足りた笑顔の長女の写真が飾られています。長女は山が好きで、高校、大学時代は山岳部に入っていました。

戒名には、「薬」の文字が入っていて、薬科大学を出て長年薬剤師として働いていた、充実した現役時代の日々を忍ばせてくれます。

  

25日のお通夜には、喪主のY兄、Jちゃん夫婦、K子ちゃん夫婦と、次女夫婦、三女夫婦、四女、次男、KY子ちゃん、K、Y子夫婦、Dちゃんが参列。

お坊さんの読経、お焼香の後の会食では、「長女がこの難しい時期に皆が集まれる機会を作ってくれたのだから、楽しくすごしましょう」と言って、皆で長女の思い出を語りながら、いつものように賑やかに盛り上がりました。

           

今日の告別式には、Y兄、Jちゃん夫婦、K子ちゃん夫婦、次女夫婦、三女夫婦、四女、次男、YK子ちゃん、KY子ちゃん、Y子が参列しました。

お坊さんの読経、お焼香の後、出棺のお花入れ。お棺にはまず長女の家の歴代ニャンコたちの写真と、レッズファンに相応しく浦和レッズ関連グッズをいくつか入れたのですが、レッズの地元を自負して?斎場からも色々なレッズ関連製品がプレゼントされて、長女の周りは一時派手な赤に包まれました、、、その後溢れんばかりの白や紫やピンクの花たちの下に隠れてしまったのですが。

そんなわけで、「天国でもレッズを応援しなくてはね」と笑いが起きたり、いよいよのお別れに涙をこぼしつつ、お別れの儀は終了。火葬場に向かいました。

           

火葬場では、火葬を待つ間に精進落としということで、喪主の挨拶、Jちゃんの献杯の発声の後、皆でおしゃべりをしながら、飲んだり食べたりして過ごしました。

火葬が終わり、綺麗な山なみ模様のツボにお骨を収め、葬儀は全て終了。一旦バスで葬儀場に戻り、そこで解散となりました。

Jちゃんの行き届いた手はず、長女家族の長女への深い思いと、それを受け止めた葬儀場スタッフの暖かい対応、気心の知れた身内の集まりによって、長女の人生の豊かさを皆で再発見できた、とても良い葬儀でした。

皆さん、お疲れ様でした。(三女)
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思い出

2020-07-24 21:31:43 | 日常
           

今日は白いカーネーションと青いリンドウを飾り、母の介護を終えた後長女と共に過ごした楽しい日々を思い出しながら、一日を過ごしました。

           

毎年恒例の国立の花見では、料理の得意な長女はいつも太巻き寿司を作ってきてくれました。美味しかったな~。

           

2015年7月、母の祥月命日の集まりを長女の自宅で開催。美味しいスペアリブや、新鮮野菜、北海道の海鮮漬けなど、元気漲るご馳走と沢山の飲み物を用意してくれました。

           

白州の夏の集まりの恒例はバーベキュー。長女の夫Y兄がバーベキューの焼き担当で、私たち姉妹は美味しく飲み食べる担当。長女はチーズを食べた後の赤ワインの味の深まりを楽しんでいました。

           

長女宅でのクリスマス大パーティ。サンタクロースの衣装を着けたぬいぐるみたちの飾り付けが、子供の頃「優秀で真面目なお姉さま」に見えていた長女の、楽しいことの大好きな可愛らしい一面を見せてくれました。

と、楽しかった思い出はつきませんが、またいずれボチボチと、、、。(三女)

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旅立ち

2020-07-23 16:43:43 | 日常
           

今朝9時半過ぎに長女が亡くなったと、Jちゃん、K子ちゃんから連絡がありました。

母の介護に4姉妹が力を合わせて頑張って、最期を看取ってから10年。苦労を共にした分、互いに気持が通じ合い、月一回の「月命日の集い」は本当に楽しく、いつも心待ちにしていました。

長女が体調を崩して「集い」に参加できなくなって1年。思いがけず早いお別れになってしまいました。とても寂しいです。

でも、苦しさから解放されて、本人は今頃ホッとしているかもしれません。
お姉さま、お疲れ様でした。どうぞ安らかに!(三女)
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土用の丑の日!

2020-07-22 11:06:44 | 日常
           

昨日は土用の丑の日。旅行もままならない今、たまには地元で充実した時間を過ごしたいと、3日ほどまえに地元のうなぎ屋さんに予約して、満を持してお店に食べにいきました。

お店は密閉を避けるため入り口扉は開けたまま、ドアの代わりに黒いすだれが掛けてあり、中に入ると店主が顔を出して、他の客と離れた席に案内してくれて、「机は消毒してありますから」と一言。テーブルには消毒液のミニボトルも置いてあり、細やかな心配りが感じられました。

         

まずは生ビールで乾杯!久し振りの中ジョッキに心が弾みます。その後は、燗酒(大関)を2合(夫と私、夫々1本づつ)。

         

お料理は、ウザク酢とうな重(花重)。玉ねぎ・胡瓜・わかめと鰻に、たっぷりの酢醤油が掛かったウザク酢が美味しい!蒸し暑さにバテ気味だった体がリフレッシュされ、蘇りました。

うな重はふんわり、香ばしく、たれも昔と変わらない美味しさです。(SV家は昔この店から出前をとっていました。)

女将さんによれば、店主が一人でその日の分をさばき、蒸し、焼いているとのこと。「土用の丑の日」のこの日は、夕方だけで店内のお客が私たち以外に2組(9人?)と、事前予約の持ち帰りが6組位(多分12~15人分)。考えただけで大変そうでした。

           

あ~満足、満足。お腹も気持ちも満たされてお店を出ると、8時前の商店街は、家路を急ぐ人の外ほとんど人通りもなく、涼しい風がそよぐ静かな夜になっていました。(三女)
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家庭菜園と長雨

2020-07-20 16:45:20 | 日常
           

長雨で家庭菜園がかなり悲惨なことになっています。

自家受粉するトマトやキュウリ、ナスなどはほぼ例年通りの出来なのですが、受粉に虫や人の手助けが必要な瓜類は、受粉のタイミングが合わないのかなかなか実をつけません。

その上、西瓜とメロンは、ウリハムシの食害に何とか耐えていた葉が雨続きで枯れてしまい、今こぶし大になっている実も大きくなるのは難しそう。今夏は東京から西瓜好きの人達に来てもらえないのを幸いと言っていいのでしょうか。

ジャガイモも本来の大きさにならないと嘆いていたら、近所でも同様とのこと。

桃やブドウの出来にも支障が出ているとのニュースもあり、お天道様のありがたさを身に染みて感じています。

  
  
  

庭の花はそれでも順調に咲き続け、蝶や蜂などを呼び寄せています。

  

アジサイなどの葉をよく見るととっても小さい雨蛙があちこちに。ガマガエルしか知らなかった都会育ちには信じられない可愛らしさで、探すのがこの時期の楽しみになっています。

この子達にとっては恵みの長雨なのでしょうか。(四女)
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新しい日常

2020-07-17 16:33:03 | 日常
           

コロナは治まるどころか再び感染拡大し始めていますが、長期戦となることを踏まえ、十分な注意を払いながらも、最小限の暮らしのリズムは戻しつつあります。

ピラティスは7月に始まったものの、昨日を最後に9月まで夏休みに入るので、レッスン後、友人と3人で会場近くのお寿司屋さんに寄って、ランチをしながらおしゃべりしました。

コロナ前も時々3人で寄っていたお寿司屋さんですが、最近天ぷらも始めたというので、私は天丼を試してみました。後の二人はお刺身定食、握り寿司+天ぷら3種と、みんな食べる意欲満々。

プロの作る天丼はとても美味しかったし、久々の友人とのおしゃべりもとても楽しくて、気分が上向きになりました。
+++

今日はコーラス。参加者は通常の2/3位だったのでソーシャルディスタンスも十分で、施設側が消毒等安全管理に気を使ってくれているのがよく分かるので、不安なく過ごせました。

しかも、マスクをしながら歌うことに私自身が慣れてきて、柔らかい発声のテクニックを編み出して?気持ちよく歌うことができました。(なんという順応性!)
+++

一方、Jちゃんから連絡があり、長女の入院している病院が、コロナ感染拡大を懸念し、来週から再び面会を全面禁止にするとのことです。先週金曜日に会いに行って良かった!ちなみに、姉はマスクの酸素濃度を以前より小さくしても大丈夫な程度に状態が安定しているとのことで、ひとまずホッとしました。(三女)
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お見舞と会食@萬店

2020-07-11 11:34:14 | 日常
           

長女が一年ほど前からパーキンソン病を発症し、今年1月半ばに入院。どうしているかずっと気に掛かっていましたが、一週間前に、Jちゃん(長女の長男)から、
「当初は2、3週間入院の予定だったのが、誤嚥性肺炎→経管(鼻)栄養→腸炎→経管(静脈)栄養という過程で入院が長引いた。最近病状が落ち着いたのでメディカルセンターから医療療養型の病院に転院した。7月6日から、新型コロナの関係で10分間のみ、面接が可能になりました」
との連絡があり、昨日、次女、四女と3人で、お見舞いに行ってきました。

         

中浦和の駅から病院までの(途中迷ったので)30分ほどの道のりは、川や小さな農園があって、元気な夏の花々が、不安と緊張を抱えた私たちを励ましてくれているようでした。

病院では、1階受付で検温後、病室のある3階へ行き、3階のナースセンターで面会簿に記名。一回に2名まで、10分間の面会(1人は談話室で待機)という流れです。

去年の7月に皆で長女宅に押し掛けて以来、約1年ぶりに会った長女は、すっかり痩せて、ほとんど目を瞑ったままの状態でしたが、私たちが声をかけると薄っすら目を開けて、気が付いてくれた様子でした。

コロナのせいで、手を握ることもならない中、思いつくままに話しかけ、念を送る?などするうちに、あっという間に10分経過。

命の重さを身をもって示してくれている長女の姿と、それを支える病院スタッフさんたちの穏やかで優しい態度に、不思議な安ど感を覚えながら、病院を後にしました。

           

面会の後は、いつものように「萬店」へ。

まずはビールで乾杯。「お疲れさま!」暑い中沢山歩いたのでビールが美味しい!

         

次女は(特別給付金が入ったので)一番高い「まんだな重」を、四女と私は(給付金が未だ入っていないので)いつもの「うなぎ三昧」を注文。やっぱり美味しい! 

去年の1月には、長女夫婦も一緒にここに来て食べたり、飲んだり、愉快に過ごしたんですよね、、、と思うとちょっと切ない。でも、ともかく、思い切って会ってきて良かった! Jちゃん、お知らせ有難う。(三女)
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フランス語会話再開

2020-07-07 21:00:46 | 日常
           

ピラティス、コーラスに続き、フランス語会話も今日再開しました。3月の第3週以来ですから、3か月半ぶりです。

この間フランス語かららは全く離れて過ごしていたので、今朝急遽2時間ほど予習をして、少し勘を取り戻して参加。コロナ禍の中で日常に戻ることへの不安をしばし忘れ、久々のフランス語に、ワクワクと楽しい気分が蘇りました。

クラスは、部屋の換気、机や備品の消毒など、施設の対策はバッチリ。私たちは手の消毒とマスク着用。先生はマスク+フェースシールド着用、と万全の感染防止態勢でのスタートです。

先生は、マスクが苦手なヨーロッパ人らしく、「暑い、暑い」とヘロヘロになってはいましたが、それでも全員、いつ果てるともしれない感染の恐怖や家籠りのストレスから解放され、久々に前向き気分の時間を過ごすことができました。

また来週!A la semaine prochaine!(三女)

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都知事選

2020-07-05 15:11:33 | 日常
           

今日は東京都知事選挙の投開票日です。10時過ぎ、投票会場の小学校に行った時は霧雨が降っていて、投票所入り口わきの見事な紫陽花も、しっとり雨に濡れていました。

           

マスクをして、傘をさした人たちが次々に訪れて、距離をとって並んで入場待ちをしています。

中に入ると、消毒液が置かれていて、皆さん手を消毒した後受付をしてもらい、その場で鉛筆を受け取ります。私は事前に送られてきたご案内に従って、自分の鉛筆を持参しました。

なんだかみんなコロナとの共存もすっかり慣れたみたいで、動きが実にスムーズでした。

         

投票を終えて、この数か月間の思いを一票に託したという充実感を胸に校庭に出ると、寄せ植えの草花や小さな池の真っ白な蓮の花が、一層の清々しさを感じさせてくれました。

この気持ちが結果に繋がっていると良いのだけれど、、、。ネットでは思いの外投票率が高そう、という情報も流れていますが、どうでしょう?

都民の皆さ~ん、投票に行きましょう~!(三女)
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コーラス再開

2020-07-03 16:40:16 | 日常
           

ピラティスに続き、コーラスも今日から再開しました。2月の第一週以来ですから、5か月振りです。

もともと、歌は呼吸が深く強くなり感染のリスクが高い、と言われていて、新型コロナの状況下での再開は難しい、年内は休止の見込み、と言われていましたが、国が緊急事態宣言を解除し、東京アラームも終了したため、施設と先生と役員さんが協議して、予防策を万全にして再開しようということになったようです。

ピラティスの時同様、初回の今日は緊張して、恐る恐るの参加でしたが、施設側が部屋の換気や、椅子やピアノの消毒などをばっちりしてくれており、参加者が通常の半分ほどだったこともあって、椅子と椅子の間も前後左右2メートル離した配置がとれ、歌う時はマスク着用と、感染予防としてはほぼ万全の態勢になっていました。

今回は、「マスクをしながら歌うのは大変だし、十分に声をだすわけにはいかないけれど、まずは歌う楽しさを味わいましょう」という先生の意図で、童謡・小学唱歌集「こどものうた」を持参して、簡単な歌を色々歌うことになりました。

ピアノ伴奏付きで皆さんと声を合わせて歌うのは、とても楽しかったけれど、やっぱりマスクをして歌うっていうのは大変!歌う時ってこんなに空気を必要としているんだと実感し、ちょっとこのまま続けられるか自信がなくなりました。

早くコロナが治まって、歌う時はマスクを外しても大丈夫、となってくれないかな~。逆に今は感染者数がまた増え始めていて、再び無期限休止となる可能性もあるわけですが、、、。(三女)
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