ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

母の三回忌

2012-06-30 21:32:42 | 日常
               
               きれいになったSV家のお墓

今日清水のお寺で母の三回忌法要をしていただきました。母の命日は7月8日ですが、お寺さんの都合で今日の11時からとなったものです。

私とKは7時半に出発。途中四女をピックアップして東名高速に乗ると、すぐに事故渋滞のニュース。仕方なく途中高速を降りてある区間246を走る事態になりましたが、なんとか10時20分ごろには清水インターまで着くことができました。その足で清水駅に行って、新幹線で来た次女、KY子、Y子、Dちゃんをピックアップし、10時40分にお寺に到着。朝5時半に家を出たという長女夫婦、K子夫婦、前日から仕事で清水に来ていた夫は、既に到着していました。

11時から法要開始。ご住職の読経が流れる中、お焼香をして、久し振りにしみじみとした気持ちで母にご挨拶。その後山の天辺にあるお墓のお参りをするために急な石段をせっせと山登り。KとDちゃんは「競走だ~」と駆け上がっていきました。他の皆さんも苦も無い様子でスタスタ上がっていきましたが、私は息が切れてぜーぜーヨロヨロ。この違いはどうしたことでしょう?

とにもかくにも、何とか頂上に上がって、SV家とその隣にある伯母夫婦のお墓を若い人たちが掃除。台風や雨風に汚れ、雑草が生えたお墓と周辺がさっぱりと綺麗になりました。それから、お花を供え、皆でお線香をあげている間に黒アゲハが一匹ヒラヒラと舞っていきました。

               
               末廣寿司のお寿司・二皿目

法要の後はいつものように末廣寿司でお清めの食事会。ご住職が「美味しく食べて、元気に長生きして、七回忌の法要を迎えましょう」と言われ、皆で「そうですね~」と賛同して美味しく食べ、飲んで、楽しい時間を過ごしました。

帰路また高速でトラックがひっくり返る事故などがあり、渋滞に巻き込まれましたが、5時には我が家に到着。三回忌の法要は無事終了となりました。(三女)

***

ちなみに、「交通事故と月の満ち干は関係がある、満月や新月の時、人は緊張感があり事故は置き難い、という説がある」と四女が言っていましたが、今日の月は上弦、月齢は10.5でした。なんか当たっているかも、、、?
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原発再稼動反対・官邸前デモ

2012-06-29 22:35:37 | 日常
               
             子供を肩車したお父さんのメッセージ

大飯原発の再稼動を皮切りに、原発推進に向かって進んでいくように見える現内閣。それに危機感を持つ人たちが、個人個人の思いを胸に、毎週金曜日に首相官邸前に集るようになりました。

先週の金曜日は4万5千人が集ったということで、テレビや新聞もようやく報道するようになりましたが、今日はどうなるでしょう?事態は一向に良くならないのだから、一過性で終らせるわけにはいかない、・・・ということで、今日は4女と一緒に参加してきました。

集まりは6時から8時までということでしたが、5時40分ごろに地下鉄「国会議事堂前」に着いて改札を出てみると、友人同士で待ち合わせをする大勢の人たちがいました。さらに、普通に街中で見かける感じの人たちが、手書きのプラカードなどを持って次々に改札口から出てきて、官邸前に向かって階段を登っていきます。

地上に上がってみると、既に長い列ができていて、歩道を最後尾に向かって歩いても中々辿り着きません。霞ヶ関の先まで行ったところで、一部開放された車道を通って折り返すことになりました。皆「再稼動反対!」の声を上げながら、主催者の指示に従って整然と歩いています。

若い人、子供連れも目立ち、原発が未来に生きる人たちの脅威になっていることを思わせます。子供を肩車した千葉の男性の胸には「親として 農家として 生き物として 原発に反対します」と書かれたプラカードが下がっていました。

時間の経過と共に人は増え続け、私たちが引き上げることにした7時半には、国会議事堂付近は両側の歩道も、車道の一部も人で溢れ、整然とした中にもすごいエネルギーが渦巻いているようでした。お巡りさんたちも、転倒事故などが起きないように「ここは段差があるから気をつけてくださ~い!」などと必死に声をあげて誘導してくれます。(お疲れ様です。)

私たちが何とか地下鉄の駅に辿り着いた時にも、まだ官邸前を目指す人たちが続々と上がっていきましたが、私たちは一足お先に失礼して、溜池山王のアイリッシュ・パブで乾杯。

速報では、今日の参加者は10万人を越えたとか。日本でこんなにも大きな動きが起きている、しかも秩序正しく穏やかに、、、というのは感動的ですが、一方で、こういう本気の声が政治にどうしても届かない、一体どうしたらよいのだろう、と何ともいえないもどかしさも、改めて感じました。参加者の皆さん、今日はお疲れさまでした。無事に家に帰り着きましたか?(三女)



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枇杷ジャム

2012-06-28 21:11:46 | 日常
               
                  枇杷ジャム、完成!

今日は久々に出かける用事が全く無く、時間的にも気持ち的にもゆとりがあったので、一週間ほど前に植木屋さんが採ってくれたSV家の枇杷でジャムを作ってみました。

〔レシピ〕
・材料: 枇杷(皮付きで1キロ)、砂糖(100グラム=枇杷の目方の1割)、レモン汁(大匙2)
・作り方:
 ①枇杷の皮をむき、実を変色止めのため塩水につける。
 ②実から種と渋皮を取り除き、真水で洗う。
 ③鍋に枇杷と砂糖を入れて、最初強火で、グツグツしだしたら弱火にして1時間ほど煮詰める。
 ④レモン汁を入れて、火をとめて、出来上がり!

約1キロの枇杷で、瓶1.5杯分のジャムができました。一口味見したら、甘味と酸味が程よく混じりあい、枇杷の味もしっかり残っていて、とても美味しいです。朝食の新たな楽しみができました。(三女)
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映画「キリマンジャロの雪」

2012-06-27 22:27:37 | 日常
               
               「キリマンジャロの雪」チラシ

岩波ホールで上映中の「キリマンジャロの雪」を夫と見に行ってきました。

ストーリー: 
主人公ミシェルが働く会社がリストラを余儀なくされ、労使間の協議で20名の退職者をクジで選ぶことになる。クジで選ばれた中に、組合委員長のミシェルも入っていた。委員長という地位から考えれば、自分はクジの対象から外すこともできたのに、ミシェルは自らの矜持としてそれをしなかったのだ。

「ヒーローを夫に持つと大変だわ」と言いつつそんな夫の生き方を理解し受け入れる妻。仕事ができない物足りなさと、愛する家族に囲まれて過ごす幸せに、複雑な思いを抱くミシェル。

そんなある日、夫婦の結婚30周年を祝って元同僚と家族がパーティを開いてくれる。「キリマンジャロの雪」の歌と共に家族から夫妻に贈られたのは、キリマンジャロ行きのチケットと旅行のための費用だった。

ところが、ある晩ミシェル夫婦と妻マリ=クレールの妹夫婦が一緒にトランプをして過ごしている時に、強盗が押し入り4人を縛り上げて、キリマンジャロ行きのチケットや現金、4人が持っているクレジット・カードなど、全てを奪っていく。その犯人は、実は、ミシェルと共にリストラされた若い労働者だったのだ。

襲われた4人は心に深い傷を負うが、一方、幼い2人の弟を養う青年が生活の糧を失ったことで犯行に及んだことを知り、ミシェルはショックを受け、何とか彼らを援助する方法はないかと考える。しかし、先に行動を起していたのは妻だった。

・・・

http://www.kilimanjaronoyuki.jp/index.html

労働者の権利を守ることに人生を捧げてきたミシェルとその妻の会話の中に時々「ジョレス」の名前が出てきて、彼らの根っからの温かさ、人に対する思いやりは、フランスの穏健な社会主義リーダー、あの(懐かしの)ジャン・ジョレスの系譜を引き継いでいることを思わせます。

思えば、今年のフランス大統領選で社会党のオランド氏が勝利し、投票に託した国民の期待に応えてしっかり歩みを始めているのも、ジャン・ジョレスに対するフランス国民の愛着、ジャン・ジョレスに象徴される「社会主義」への信頼の大きさが裏づけとなっているような気がします。日本とは何と違うこと!羨ましい~。

閑話休題。マルセイユのきらめく海と白い建物の景色は美しく、人々の姿は繊細で温かく、エンドロールで流れる「キリマンジャロの雪」の歌は切なく優しく、とても感動的で幸せな後味の残る、心地よい映画でした。(三女)
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Si j'etais elle・・・

2012-06-26 20:54:07 | 日常
               
         若き日のジュリアン・クレール(フランス語の教科書より)

今、フランス語クラスで、ジュリアン・クレールが歌うシャンソン「Si j'etais elle(もし私が彼女だったら)」が「条件法」の教材として使われています。作詞はカーラ・ブルーニ、サルコジ元大統領の夫人です。

「もし私が彼女だったら 言いたいことはきちんと言う。もし私が彼女だったら 嘘の中に逃げ込みたくない。もし私が彼女だったら こんなに死ぬほど私を苦しめたりしない・・・」というような、何だかじれったい歌詞で、シャンソンとしての質はどうなんでしょう?という感じ。バックの演奏と共に聞くと悪くは無い気もしますが、先生は「好きじゃない」と言っています。まあ、試しに聞いてみて下さい。↓

http://www.paroles-musique.com/paroles-Julien_Clerc-Si_Jetais_Elle-lyrics%2Cp17738

ちなみに、クラスでは「夫が妻に」または「妻が夫に」「もし、私があなたなら(Si j'etais toi,)」という言葉を使って、先を続ける練習があり、夫々に「甘いものは控える」とか「タバコは辞める」とか「お酒の飲みすぎはやめる」とか言っていたのですが、私が「j'ecoutrais plus attentivement ce que je dis」と言ったら、先生や他の皆さん(女性も男性も)が「うちも同じ」「男って皆そう!」と言って大笑いになりました。さあ、何て言ったのでしょう???

答: 「私の話をもっとしっかり聞くわ」でした。(三女)
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伊豆で休養

2012-06-25 21:19:19 | 日常
               
               伊豆の庭に咲く白い紫陽花

このところ色々とでかけて感動したりガッカリしたりが続いて、疲れて首から肩がゴリゴリに凝って死にそう~。というわけで、昨日~今日、伊豆に休養しにでかけました。

昨日の朝11時出発。日曜日なので下りの道は空いていて順調な走り。港北SAでラーメンの昼食を採り、伊東の「いで湯っこ市場」で野菜・ニューサマーみかん・卵を買って、我が家へ。

我が家の庭は草木が鬱蒼と茂る中、数種類の紫陽花が綺麗に咲いていました。中でも真っ白い二重の花がついた紫陽花の綺麗なこと!何という名前なのかな?東京では見られない種類です。

家で少し休憩した後、いつものように簡保の湯で温泉→マッサージ20分→おすし屋さんへ。マッサージをしてくれた中国のお姉さんが「凝りが溜まっていますね」と言っていました。そうなんです!だからどうしてもマッサージが必要だったんです。

鮓丸さんは、今回も客は私達だけ。でも寿司ダネはそろっていて、メジ鮪(赤身)・いなだ・赤貝・青柳の刺身の後、メジ鮪(トロ)・ヤリイカ・甘海老・鯵・うに・赤貝・ひもきゅうなどの握りを堪能しました。

               
               雨に濡れる木々@伊豆の庭

今日は本当は「ササユリの里・天神原植物園」にササユリの大群生を見に行こうという計画だったのですが、夜中からかなり強い風雨が始まり、朝になっても止みません。この間台風があったばかりだし、道がゆるんでいる可能性もあるので、今回は中止にしました。サイトを見るとササユリだけでなく、季節ごとに色々な野生の花が咲いているようです。いつか是非機会をみつけて行ってみたいと思います。

そういうわけで、今回は我が家の掃除を終えて、そのまま帰路につきました。道が空いていたため11時に「蕎麦処・多賀」到着。客第一号になってしまいました。そこで私は桜海老天せいろとお酒、夫は穴子天そばを注文。さらにお土産に桜海老入り卵焼きを頼みました。

東京の我が家に着いたのは1時45分。ざっと荷物を整理しても2時からの公園掃除に間に合いました。夕食は桜海老入り卵焼き・大根おろし添え(大根は市場で50円で買ったもの)、ちぢれ菜(市場で購入・小松菜の仲間)のお浸し、生湯葉(海老名SAで購入)、肉じゃが、塩辛(鮓丸さんからもらったもの)とご飯。日本酒が美味しくいただけたのは言うまでもありません。

緑の中でのんびり過ごし、温泉とマッサージでコリをほぐし、おいしいものを食べて、少し疲れがとれ元気が戻ってきました。(三女)
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KHADIのスカート

2012-06-24 09:50:11 | 日常
               
               KHADIのスカート@洗濯済み

このところ先日八ケ岳リゾートアウトレットで買ったKHADI(カディ)のスカート(980円)を愛用しています。取り扱い説明書によれば、KHADIというのは、『ガンジーによって広く普及されたインドの伝統的な手紡ぎ、手織りの生地の総称』とのこと。

着てみるとサラサラと肌触りが良くてとても気持ちが良く、蒸し暑い夏もこれで乗り切れそうです。さすがインドで普及されただけのことはある。少し丈が長すぎて歩いていて自分で踏みそうになるので、胸まで上げてその上にTシャツなどを羽織ることにしましたが、それなりに格好がついていると自分では思っています。

3日連続着たので、いよいよ洗濯することになりました。裏に返して中性洗剤で手早く押し洗い、弱めの脱水後、早めに形を整えて日陰に干すように、と説明書に書いてあって、なんだか難しそう、、、。と思いましたが、やってみれば特に難しいことはありません。洗面器の水の中で優しく手洗いするのは、作業それ自体が心地良い。指示通りに干したら、手触りが少しパリっとした感はありますが、形も色も崩れることなく美しいままで居てくれました。

着ていて気持ちよく、洗濯も楽しい、省エネにもなる。この夏はKHADIのスカートで決まり!(三女)
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結婚9周年

2012-06-23 00:21:33 | 日常
               
               結婚記念日の手作りディナー

今日(6月22日)は、結婚記念日です。記念日のディナーは、アジのたたきとサラダとチーズのオードブル、ハンバーグ、野菜たっぷりスープ、そして、手作りくるみパンと手作りケーキです。最近パン作りにハマッています。

9周年です。よくもったもんだ(笑)(Y子)
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台風一過、都議会傍聴体験

2012-06-20 20:58:05 | 日常
               
             SV家の庭の紫陽花と枇杷を収穫

昨夜は台風4号が東京を通過、強い雨風がベランダの屋根をガタガタいわせ、時々何かを巻き上げるような音も聞こえてきて、朝方までよく眠れませんでした。そして今朝、目が覚めたら、まさに台風一過、窓から明るい日の光が差し込んでいました。

朝食後沢山の洗濯をベランダに干していると、植木屋さんがSV家の隣家に来ていて、夕べの風で痛んだ木の手入れを始めているのが見えました。その後(私がでかけて夕方帰宅後の事後報告)ついでにSV家の庭も手入れをしてくれて、「枇杷が沢山なっているよ」というので採ってもらいました。例年になく大きくて甘さの強い見事な実です。全部食べきれるかな?余ったらジャムをつくりましょうか。楽しみがまたできました。

ついでに満開の紫陽花も切って貰って、我が家の花瓶に生けました。前に飾った薄緑の紫陽花と同じ木の花が、今は紫とピンクに色付いていて、いかにも紫陽花らしい美しさです。

               
               都議会中庭から見た都庁舎

さて。「原発・都民投票条例案」がいよいよ都議会で採決となり、18日の総務委員会では賛否同数で委員長裁決で否決。今日の本会議で最終的に賛否が決まるということで、傍聴に行って来ました。都議会傍聴というのは初体験で、傍聴券をもらうのにも何だか緊張しましたが、無事手続きを終え、7階の傍聴席に着席。6階の議場を見下ろす形になります。

いくつかの議案について、各政党から意見陳述があり、議員席からは拍手や野次が頻繁に起きて賑やかですが、傍聴人は拍手も発言も禁止。「う~む」と首を傾げたり、思わず拍手をしそうになったり、結構ストレスが溜まります。結局「原発・都民投票条例案」は反対多数で否決されました。18日の結果から想定されていたことでしたが、この段階で、ずっと行儀良くしていた傍聴席の人たちの悔しさが噴出。抗議の声があがり、議長の退廷命令で2、3人の若者が警備員に退廷させられてしまいました。

この条例案の行方を見るために傍聴していた私達も、ここで退出。結果に対しては、私も大きな失望を感じましたが、若い人達を中心に多くの人たちが積極的に動き、多くの人たちがそれに応えて署名捺印で意思表示したこの運動は、未来に繋がる大きな一歩だとも感じました。頑張ってきた皆さん、本当にお疲れさまでした。ありがとう。(三女)
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京都の旅(2)

2012-06-18 16:51:48 | 日常
               
               妙心寺・東林院の沙羅双樹

6月17日。今朝は「昨日の雨は何だった?」のと思わせるような、天気予報大ハズレの、雲は多いものの青空もみえる良い天気になりました。

朝の出発が遅いので、朝食後散歩がてらホテルから15分ちょっとの錦市場に行きました。朝まだ早いせいで開いている店はほとんどありませんでしたが、偶然 以前買ったことのある漬物屋さんが商品を並べ準備しているところだったので、夫が喜んで自分の好きな「みずなす うり」の漬物を買っていました。この漬物屋さんの他にはテレビでよく見る卵焼き屋さん、鱧屋さん、干物屋さんなどが開店準備をしていました。

今日の出発は9:20。まずは漬物屋さんへ(大こう本店)。お店では試食用の漬物とお茶が用意されていました。試食の後は皆さん沢山のお買い物!次は本来の目的地妙心寺・東林院へ「沙羅双樹(夏椿)」の花を見に行きました。まだ花の開花は3分位。しかも昨日の大雨で咲いた花は全部落ちてしまったようです。それでも多分お寺さんが、今朝見つけた綺麗な落花を集めて配置したのではと思わせるお庭を見ながら、沙羅双樹(平家物語から)の意味する、人の心のお話を聞きました。

そして昼食の「筍亭さん」へ。ここは昨年の春の旅行で夕食を食べた店です。今回は昼食ですが筍づくし(木の芽合え、わかめと炊いたもの、 味噌で炊いた田舎風、そして筍ご飯とお吸い物)。美味しく充実した食事でした。

               
                 三室戸寺の紫陽花

次の目的地、三室戸寺までは皆さんのお昼寝タイム。三室戸寺では1万株の色とりどりの紫陽花が昨日の雨で生き返ったかのように綺麗に咲いていました。

               
             東福寺・天徳院の枯山水庭園の桔梗

三室戸寺の散策の次はこの旅行最後の東福寺・天徳院の「枯山水庭園と桔梗」を見に行きました。枯山水と言っても よくある砂利でなく苔を敷き詰めた小さなお庭に石や灯篭をあしらい そこに桔梗を植えたものです。残念ながら桔梗もまだあまり咲いていませんでした。ここでは帰りの新幹線の時刻までかなり時間の余裕があるので自由行動となりました。

                  
                    方丈の枯山水

もみじの新緑が綺麗な通天橋か方丈(四つの様式の違うお庭があります)にするか、入場が4時までなので両方見るのは無理なので、まだ見ていない方丈にしました。巨石と築山の枯山水、柱石で北斗七星を表した庭、苔と石で市松模様のようにしつらえた庭などがありました。これで今回の旅程は全て無事終了。今日は天気が良くなった分京都特有の蒸し暑さも体験しました。

今年の旅行は東北の桜、八ヶ岳の鈴蘭と薔薇、今回の沙羅双樹と桔梗、どれも開花前だったり3分咲き位だったり満開とはいかなかったのが残念です。全ての旅行で天気に恵まれ、満開の花を見て、美味しいものを食べるというのは、望みではあっても無理な事ですけどね。(次女)
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