ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

ビッレリア ルッポロ

2015-07-26 20:59:31 | 日常
           

私たちが大好きだったフレンチレストラン「キッチン 林」が店じまいした後に、「ビッレリア ルッポロ」というイタリア料理を楽しめるビアレストランが出来て、7月11日にオープン。連日満席の賑わいをみせている様子で、ずっと気になっていました。

昨日、買い物の途中、開店時間や定休日を確かめにお店の前に行ってみたら、開店準備の店員さんがドアを開けたのに丁度出くわし、2人分の席を予約。行ってみました。

ビアレストランですから、まずはメニューにある2種類の生ビールを注文。ウン、中々美味しい。

        

おつまみ系の食べ物もいくつか注文。白インゲンのカラスミ和え。私好みで美味しかったです。この店の売り、生ハムは絶品。間違いない。シーザーサラダは、半熟卵が中々良い味を出していました。

        

豆や野菜の入ったオムレツも期待を裏切らない味。お米の入った熱々コロッケも、丁寧な調理でとても美味しく出来ていました。

        

ビールの後はグラスワインに切り替えましたが、白ワイン(サルトール・ソアウェ)、赤ワイン(キャンティ・クラシコ)共に納得の美味しさ、若いソムリエさんの選択の確かさを感じました。

全体として、美味しいビールやワインを気軽に楽しめるビストロといった感じですが、店がオープンしたばかりのせいか、昨日はグループを主体とした大勢の客で満員状態。楽しく盛り上がるのは当然ですが、余りの賑やかさに少々引いてしまいました。若い人たちが押し寄せる間は遠慮して、少し落ち着いてきたら、又ビールやワインをゆっくり楽しみにいっても良いかな。水曜日は比較的空いている、ということだったので、いずれその辺りに又行ってみようかと思います。(三女)
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Dちゃん、林間学校へ

2015-07-24 10:20:04 | 日常
           

林間学校で志賀高原に行っているDちゃんから、葉書が届きました。

『林間学校 楽しいです。
志賀高原について約2kmのハイキングコースを歩きました。
おもしろい形の木を見つけました。
弁当を食べました。弁当は、トマト、キュウリ、タマゴ、からあげ、たかなのおにぎりです。
まだ二日残っているので もっとたくさん学び遊ぼうと思います。』

「Dちゃん、随分しっかりした字を書くようになったね。」と夫。
「内容もね!」と私。
いつの間にかしっかりした少年になっていることに感動し、気持ちがホッコリしているジジバカ、バババカです。(三女)

===
追記(7/26):
           

Dちゃんから林間学校のお土産の「野沢菜のしぐれ」と「りんごジャム」が届きました。孫からの初お土産、嬉しい。美味しい。何とも幸せ!(三女)
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北海道の旅(3)素晴らしいラベンダー

2015-07-18 13:05:29 | 日常
           

7月16日。今朝は曇り空。でも天気予報は曇り後晴れ。今日は富田ファームまで2時間半以上かかるので8時出発で、ただひたすらバスの旅です。

富良野市に入ると綺麗な青空で、富田ファームに近づいた頃には十勝岳、旭岳それらを含む連峰が姿をあらわしました。ファームに着くと人 ひと ヒト、そして外国語の波。自撮り棒で花と自分を楽しそうに撮っている人もかなりいました。

        

バスを降り自由行動になり、夫とも別行動(気になる場所や写真を撮るタイミングが合わないので)にして、まず今までタイミングが合わず見ることが出来なかった、綺麗に咲いた帯状の花畑を見に行きました。そしてまずその手前のラベンダー畑に圧倒されました。

ラベンダーは蕾の時が一番綺麗で、しかも花が咲く前に刈り取らないと香りの高い油分が取れないそうで、今月下旬には観賞用の畑を残して刈り取ってしまうそうです。本当に今まで見たことが無い素晴らしい深みのある濃い紫(実際は写真の色を濃くして想像してください)が見渡す限り広がっていました。

目的の帯状の花畑も今が盛り。花のタイミングは昨日の紫竹ガーデンでも感じましたけれど難しいですね。でも今回の最大の目的がラベンダーだったのでぴったりでした。

綺麗に咲き誇っている花達を見たり写真を撮ったり、十勝岳連峰を見ながら木陰でのんびりラベンダーソフトクリームを食べたり。メロンも食べようかと思っていたのですが、1日目の夕食、2日目の昼食のデザートで夕張メロンが出て、美味しく食べ頃に熟した物をしっかり食べたので今回はやめました。

富田ファームの次は後藤美術館で昼食です。ここは日本画の重鎮である後藤純男氏の作品を展示している美術館で、二階がレストランになっています。まず展示してある絵の前で後藤氏の略歴、日本画で使う絵の具の材料の説明を受け、鑑賞は食後と言うことでレストランでハンバーグランチを食べました。
今回の旅の食事はいずれも新鮮な野菜がたっぷり出され幸せでした。

食後は絵の鑑賞はせず(ここは三回目、それに絵は素晴らしいのですが大きい画面に景色が緻密に描き込まれ全体が重い感じで・・・)外に出て気持ち良い風に吹かれながら、ぶらぶら景色を見て過ごしました。

        

食後は美瑛の丘を車窓から見て今回最後の見学地「上野ファーム」へ。又皆さんのお昼寝タイムです。とにかく北海道は広い。とはいえ、点と線をもう少し上手く結べなかったの?と言う感じです。

上野ファームは今年は広い駐車場が出来て、その前に新しいガーデンが出来ていました。ここは通り道はレンガが敷かれていたり、レンガでアーチがあったりと、かなり綺麗に整えられています。昨年咲き誇っていた薔薇が過ぎ、クレマチスが元気に咲いていました。新しいガーデンはやはり上野さんが監修した「風のガーデン」に似ていました。

全ての行程を終え、バスは2時間以上かけて苫小牧港へ。さすが皆さんから腰が、背中が、足が、お尻が痛くなったとの声続出。

今夜は船なので自由にベッドで寝転んだり、船内を歩き回ったりできますが、台風の余波で乗船してみるとかなり揺れています。バランスとりながら歩くのは良い運動になるかもしれませんか、夕食バイキングでお盆にお皿、カップを載せ歩くのはちょっと大変でした。瓶ビールとコップ2つをお店の人がお盆に載せようとしたけれど、そんな難しい行動は出来ないので丁寧にお断りして、片手にビール片手にコップ2つをわしづかみにして席まで運びました。

船はかなり揺れていましたが、私は薬を飲んでいたので揺れを感じながらも良く眠れました。夫は薬が無くても平気な人のようです。船は予定通り17日朝10時に仙台港に入港。そこからタクシーで仙台駅へ。東京は雨だと思っていたら晴れて暑かった!

今回の旅行はバス乗車時間が長く疲れたけれど、2日目3日目と晴天に恵まれ、同年代の同行のご夫婦9組、明るい添乗員さん、なにより素晴らしいラベンダーに出会え満足満足でした。(次女)
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国会前抗議デモと「黒澤」

2015-07-16 10:57:37 | 日常
           

昨日、衆議院特別委員会で「安保関連法案」が強行採決されたことに抗議するために、夫と国会前デモに参加しました。国会正門前がメイン会場ですが、早めに着いたので、まずは官邸前抗議活動に参加。

        

インターネットなどで告知されていた開始時間の6時半が近くなると、最寄の地下鉄出口からも道路の向こう側からも、続々と人が集まってきます。今回は特に若い人の姿が目立ちました。

しばらく官邸前で抗議の声を上げた後、メイン会場に移動することにしました。

        

いや~、すごい人、人、人。「メイン会場は一杯ですから、右のエリアにそれて下さい」などの警官の誘導がありましたが、メインに行きたい人たちは穏やかに、決然と、メイン会場に向かいます。ここは若い人たちがい~っぱい。ほとんど身動きができません。

リズムに乗った「憲法 守れ」「国民 なめるな」「民主主義って 何だ」に、車道にまではみ出した人たちが声を合わせ、「あ・べ・は・や・め・ろ」ではひと際皆の声が大きくなり、「自民党って なんか 感じ悪いよね」には笑いが起き、若い人たちのリードする抗議デモは、熱くてお洒落で素敵♪

  

若者達はまだまだ頑張り続けていましたが、私たちはお先に失礼し、8時過ぎに大好きな溜池山王の「黒澤」に移動。

まずはビールで乾杯!コールと人いきれで乾いた喉に、生ビールが染み渡る。きゅうり・若布・シラスの酢の物が暑さに疲れた身体を癒してくれる。枝豆と海老と玉蜀黍の揚げボールの可愛いこと!

  

イサキの一夜干しの塩加減もバッチリ。肉の好きだった黒澤監督のお店ならではの黒豚シャブシャブは抜群です。久保田、一白水成、菊姫(x2)を楽しんで、締めはお蕎麦。今回はスッキリと私は盛りそば、夫は掛けそば。あ~、美味しかった。良い気分。汗にまみれた私たちを感じよく持て成してくれた店員さん達に感謝。

デタラメで荒っぽい政治に本気で怒りつつ、今回も幸せな時間で締め括った私たちでした。(三女)
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北海道の旅(2)洞爺湖から紫竹ガーデン

2015-07-16 10:21:30 | 日常
           

7月15日。習慣というのは困ったもので、猫に邪魔されないのに朝4時に目が覚めてしまいました。外は霧で真っ白!でも今日は天気が良くなるはずなので期待して待っていると、5時頃から雲(霧)が流れていてその切れ目から洞爺湖が見え始めました。

           

食事が終わり出発の頃には、青空の下洞爺湖が綺麗に姿をあらわしました。写真はサミット記念に植えられた樹と洞爺湖です。

           

9時に出発したバスは、まず昼食会場の「夕張鹿鳴館」へ。この建物は炭鉱が全盛の頃、当時の迎賓館のような施設として使用されていました。食事をしたホールは大理石のマントルピースが備え付けられたり、窓は縦長で三段にわかれていて、それぞれに溝があり一番上で三枚が重なるようになっています。その他素晴らしいステンドグラスの窓やランプが沢山飾ってあり、食後はそれを見てまわりました。なかなかしゃれた建物でした。

           

その後は次の目的地「紫竹ガーデン」へ。北海道は広いので移動に2時間以上かかるのはざらです。同行の皆さん(今回は18名)ほとんど牛さん状態(食っちゃ寝)。今回は山の中の高速道路移動が多いので景色も単純のせいか、ガイドさんの案内もあまり無いし車内はとても静かでした。

でも夕張から十勝への移動で日高山脈を貫いたトンネルを抜けると、十勝平野の後ろに今抜けて来た日高山脈、そのうしろ横に裏旭岳連邦が真っ青な空をバックに綺麗に見え、十勝平野では放牧された牛たち、 ビート畑の緑、麦畑の茶色などいかにも北海道らしい景色が現れ眠気もなくなりました。

「紫竹ガーデン」は昨年6月に来た時より暑く、しかも午後だったせいか花達の元気が無くちょっと残念でした。それでも心地良い風に吹かれながら広いお庭を散策するのはとても気持ちの良いものです。

ガーデンの散策の後は今夜のお宿、十勝川温泉へ。ここで素晴らしいラッキーな出会いがありました。お風呂場の2階に展望風呂があるというので行って何気なく外を見たら、内風呂と露天風呂の境になんと「蝦夷りす」がいたのです。りすはすぐに境を登って見えなくなりましたか、隣の露天風呂に行ってびっくり!お風呂の低い囲いのうえにチョコンと乗ったりすが待っていたのです。お風呂には可愛い幼稚園児くらいの男の子とそのお母さん、そして私の三人だけ。りすはしばらくして又境を登って行ってしまいましたが、少しの間でしたが幸せな三人でした。

入浴後は勿論美味しいお酒と和食のご馳走。長時間のバスでの移動は疲れますけど、寝不足解消には良いかも。明日は今回のメイン富田ファームのラベンダーです。(次女)
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北海道の旅(1)列車を乗り継いで洞爺まで

2015-07-15 11:20:35 | 日常
           

またまた北海道に来ています。

7月14日、晴天の東京発8時20分の「はやぶさ5号」で新青森へ。埼玉県に入ったころから左手彼方に綺麗な富士山を見る事ができラッキー!東北の平野は田植え後の緑一色。遠くの山々も夏色。のんびりと景色を楽しめるのが列車移動の良いところですね。

新青森から「スーパー白鳥」で函館へ。函館では列車乗り継ぎの都合で1時間の自由行動。さて何処にいきましょう?お昼過ぎなので朝市も店じまい始めているし、買い物するにはまだ旅行の初日だし、仕方ないので かつての青函連絡船「摩周丸」を見に行きました。船内見学はせず周りのデッキで海を眺め、向かいの元町の教会等を見て駅に戻りました。

函館から「スーパー北斗」で洞爺まで。洞爺に着いたのは16時53分。さて東京から何時間かかっでしょう? 飛行機使用なら3ヶ所位見物できていますね。

洞爺駅からタクシーで今夜の宿ウィンザーホテルへ。山の上はガスがかかり、洞爺湖も何も見えません。明日に期待しましょう。

夕食は和、洋、イタリアン、寿司から選べるので今回はお寿司にしました。美味しい北海道のお酒と先付の糸もずく、茶碗蒸しの上にたっぷり載ったいくら ホタテなどの三種のお造り、毛蟹の身の蟹味噌添え、あぶりトロマグロ、珍しい八角などの美味しい握り寿司、うにといくらは軍艦巻きでなく小丼で。とろろ昆布がたくさん入った椀物、自家製牛乳プリンとメロンのデザート。美味しく幸せでした。

明日は天気も良く気温も24℃位とのこと。「紫竹ガーデン」に行くので昨年見損なった奥のガーデンを見るのが楽しみです。(次女)
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祥月命日の集い@浦和

2015-07-11 10:54:31 | 日常
           

7月8日は母の祥月命日です。早いものであれから5年が経ちました。ということで、昨日はお仏壇を守ってくれている長女宅で「祥月命日の集い」をすることになりました。

4姉妹集合のはずが、四女が白州で作っている畑をハクビシンに荒らされていることを当日朝発見。すぐに対策を講じないとあっという間に畑が全滅する、ということで欠席。ホスト役の長女夫婦、次女、三女夫婦の5名の参加となりました。

まずは、久し振りにお線香をあげて、無事を報告。お線香を上げ、手を合わせると、不思議なほど気持ちが安らぎます。

        

「献杯」の後、宴開始。長女が素晴らしく美味しいスペアリブを始め、新鮮野菜、北海道の海鮮漬けなど、色々とご馳走を用意してくれました。

ビール、私たちが持参したウィーンのワイン(赤・白)の後は、長女夫自慢の焼酎「桜島」。こくがあるけれど爽やか。ロックで飲むとようやく訪れた夏にピッタリです。

例によってネコ自慢、私たちの旅行話、姉妹が元気に仲良く集まれることの幸せ(皆で協力して介護を頑張ったからね~)、政治の話(新国立競技場、あれは何だ!私たちの税金使って欲しくない)美味しいものの話、等々、話は尽きません。3時開始の宴は延々と続き、、、

       

途中、乾燥納豆の磯辺巻きや揚げシュウ皮などの珍味や、次女持参のKYちゃんが前日に買ってきてくれた中華街の美味しい葱饅頭も平らげて、締めは長女夫の手打ち蕎麦。久々にお兄さまの手打ち蕎麦を食べられて嬉しい!細さも長さも完璧で美味しかったです。

           

6時過ぎると10階から見た街も夕暮れの装い。久々に晴れて良かった!命日の趣旨を大切にした集いだったから、きっと晴れ女だった母がお天気にしてくれたんだわね。ありがとう、お母様。

いっぱい食べて、いっぱい飲んで、いっぱいおしゃべりして、楽しく美味しかった集いは7時に解散。ほろ酔い気分での帰宅となりました。(三女)
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「きくや」で和食!

2015-07-10 10:51:09 | 日常
           

帰国以来引き摺っていた時差ぼけからようやく回復し、食欲も出てきたので、夕方、近くの「きくや」に食事に出かけました。

まずは、生ビールと突き出しの魚と野菜の揚げ浸しから。薄手のグラスで飲む日本のビール、美味しい!

        

お酒に変えて、枝豆、しおから、ジュンサイ、椎茸の焙り焼きなどを楽しみ、、、。

        

さごち(サワラの若魚)の焙り刺、茄子と生麩の揚げ浸しを堪能。どれも皆丁寧な造りで、見た目も美しく味も完璧!

  

お酒は店長ご推薦の東北地方の「夏限定」のお酒を各種試しました。どれも夏に向けた爽やか系ですが、夫々に個性があって楽しめます。何よりラベルがお洒落。

           

焼きおにぎりで締めて、満足、満足。美味しくて、値段もリーズナブル。和食は文化と実感し、我が家の近くにこの店があることを、つくづくラッキーだと思った夜でした。(三女)
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帰国

2015-07-06 17:19:42 | 日常
           

7月4日。3日前に空港からホテルまで送ってくれたタクシードライバーさんが10時半にホテルに迎えにきてくれて、行きと同じフィックスプライスで空港まで送ってくれました。これで芸術の都、真夏のウィーンともお別れです。

ウィーン~ミュンヘン~羽田までの長旅ですが、ミュンヘンから羽田までの約11時間は映画を3本見て、食事を2回するうちに、案外簡単に過ぎていきました。

羽田に着いたのが5日朝の10時ちょっと過ぎ。東京はまだ梅雨が明けず、雨がシトシト降り20度前後の涼しさで、乾燥した暑さのウィーンとは大違い!まあ、蒸し暑いよりは良いかな。(旅で溜まった洗濯物の始末に苦労していますが。)

        

長期間留守をするに当たり、唯一心配だったのはニャンコたちの健康。世話はKに頼んでいたのですが、1日1回来てくれるタイミングで猫たちが家に居るのか外にいるのか、それによって食べ物にありつけるか、外の自由を満喫できるか、運命が別れます。食べられているかな?ノイローゼになっていないかな?・・・

帰ってみたら、まずは家に居たクーちゃんが風呂場の桶の下に隠れて小1時間鳴き続け、その後恐る恐る風呂場から出て、私のベッドの下に潜り込み、そこで息を潜めて30分。ようやく安心して出てきて、私の膝の上で寛ぐという、いかにもクーちゃんらしいリアクションでした。

次はチャイチャイ。夕方薄汚れた風袋で外から帰宅。こちらはスンナリ家に入ってきて、ネコ缶を夢中で食べ始めました。はは~ん、家で食べ損なった日もあったらしいな。お腹がいっぱいになった後は、ひたすら睡眠。

        

自由ネコのまりちゃんとママネコさんは、「あ、いたの?それじゃ・・・」という感じで、いつものようにご飯を食べたり、好きな場所で寝たり。こうして、ニャンコたちの無事も確認できて、日常が戻って来ました。

ちなみに、帰ってすぐにYKさんが「庭の野菜が採れ過ぎて困っているので手伝ってくれる?」と、ゴーヤ、茄子、ピーマン、インゲン、きゅうり、大葉を届けてくれて、いきなり野菜が豊富な状態になりました。嬉しい!更に、三宅島のむろ鯵のすり身や明日葉も留守中に届いていたので、これ等でさっそく野菜一杯の日本のご飯を作りました。手作りのご飯、日本酒・・・。やっぱり日本の生活も落ち着けて良いな!(三女)
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ベルヴェーデーレ宮殿(クリムト他絵画館)、モーツアルト・コンサート

2015-07-04 17:04:09 | 日常
          

7月3日。午前中にウィーン中央駅近くにあるベルヴェデーレ宮殿に行ってみました。ここは元々はハプスブルグ家に使える貴族プリンツ・オイゲンの夏の離宮として造られ、プリンツ・オイゲン死後マリア・テレジアに売却されたものだそうですが、今はオーストリア絵画館になっています。

  

門を入ると、美しい緑の木立と花と池の庭園の先に建物(上宮)が見えて、そこが絵画館。絵画館の向こう側にはフランスの宮殿のような庭園があり、その先に上宮が見えます。何て美しい造り!それだけでも一見の価値があります。

  

ここはクリムトのコレクションが充実していて、私の訪問はそれが主たる目的でした。クリムトは「接吻」が有名ですが、人物だけでなく花や風景画にも耽美的かつ品の良い個性が光ってとても魅力的でした。

           

クリムトだけでなく、シーレなどオーストリアの画家や、ヨーロッパの印象派や写実派の絵も沢山展示されていいます。びっくりしたのは、「セント・ベルナール峠のナポレオン」の堂々とした本物の絵があったことです。こんなに充実した絵画の数々を、押し合いへしあいすることなくゆっくり鑑賞できて、幸せでした。

  

絵画を堪能した後、いったんホテルに戻って、ホテル経営のカフェで一休み。夏の日差しの中、皆さんヴァカンスを楽しんでいる雰囲気です。私たちもビールとサンドイッチでのんびりランチ。その後ホテルでお昼寝。

  

夜はウィーン訪問最大のイベント、待望のモーツアルト・コンサートです。今回は、楽友協会ホールのコンサートを事前にインターネット予約しておきました。華麗な内装をバックにドレスアップした私の記念写真。オペラ歌手がオペラの服装をするのは分かりますが、演奏家もモーツアルトの時代の装いをしての演奏で、雰囲気作りは満点ですが、演奏するのにはちょっと大変そう。

  

「ドンジョヴァンニ」、「コジファントゥッテ」、「フィガロの結婚」、「魔笛」など有名なオペラの曲は勿論、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」など私たちにも馴染みのある曲ばかりで、とても楽しむことができました。

間の休憩時間には白ワインを楽しんで、後半は一層気分が高揚。アンコール最初の曲、ヨハン・シュトラウス「美しく青きドナウ」では皆さん身体を揺らし、最後の「ラデツキー行進曲」(ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの定番のアンコール曲とのこと)では、指揮者の指示に従って皆で手拍子をして、会場全体が楽しさでいっぱいに盛り上がりました。

演奏会が終わったのが10時過ぎ。外は美しい夜景。ウィーン最後に相応しい、芸術を心行くまで味わった、本当に素敵な一日でした。(三女)
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