ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

合格祈願

2020-02-28 16:52:44 | 日常
            

今日はDちゃんの公立高校入学試験の日。

この日に向けて努力を重ねてきたDちゃん、心配は全くないのですが、念のため私たちも神様にお願いしておこうと、夫と二人で洗足八幡にお参りに行ってきました。

            

朝10時半に我が家出発。空の青さが綺麗。でも空気が冷たい。気が付けば近所のお宅のハクモクレンが美しく咲いています。

          

誰もいない八幡神社で心を込めてお祈りをした後、洗足池を一周。

満開の紅白の梅が、なにやらめでたい風情を作り出しています。白梅には数羽のメジロの姿もありました。

            

春色の水面には日差しを楽しむカモメの姿も。

空気は冷たいけれどなんとも爽やか。Dちゃんの受験のお陰で、すがすがしく気持ちの良い、朝の散歩となりました。

※先ほどY子からメールが来ました。「無事終了」とのこと。それは何より!
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池上本門寺と池上梅園

2020-02-22 10:37:15 | 日常
            

昨日は好天気に誘われて、夫と池上本門寺と池上梅園に行ってきました。

          

長い階段をぜーぜーはーはー言いながら休み休み上って、境内に着くと、本堂から賑やかな木魚の音と念仏の声が聞こえてきました。

本堂入り口には、「コロナウィルス病魔退散・疫病退散大祈願会」の看板が立っていて、私たちが着く少し前には祈願の催しが大々的に行われていたようです。

念仏でコロナウィルスは退散してくれるのかな?と思いつつ、私たちもお賽銭を上げて、「祈願」をしておきました。

本当は先日の「勝海舟記念館」訪問の続きとして、勝海舟と西郷隆盛が池上本門寺で会った証を見ておきたいと思っていたのですが、「両雄会見の碑」のある松濤園が境内からかなり離れているようなので、今回は断念。梅園に向かいました。

          

池上梅園の梅は、少し盛りを過ぎた感じで、間近で見ると花がしぼみ掛かっているものもありましたが、丘陵を俯瞰で見ると、斜面に紅梅・白梅が入り混じって咲き誇り、とても綺麗でした。

          

丘陵を登って上から梅の木々をみながら進み、降りた先に開ける茶室や和室のある平らな庭に、茶屋が出ていたので、夫はお汁粉、私は甘酒を買って、ベンチに腰掛けて梅の花を眺めながらしばし休憩。長閑なひと時を過ごしました。

「疫病退散」のお願いをし、青空の下美しい花を見ながら沢山歩いたので、当分「家内安全」「健康保持」は大丈夫、かな?(三女)
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春の兆し

2020-02-21 21:15:36 | 日常
            

伊豆の華やかな春の訪れに比べて未だ未だの感はありますが、白州にも春の兆しが僅かに見えてきました。

          

先日の野焼きの跡に蕗の薹やヨモギが顔を出し、

  
      
福寿草やスノードロップ、梅の花が咲き始めています。

            

蕗の薹は近所の人達も楽しみにしているので、少しだけ採って蕗味噌を作りました。炊き立てのご飯に香り高い蕗味噌。う~ん、幸せ!

            

我家には樹齢30年近い桑の木が数本あり、春になるとその穴だらけになったごつごつの幹にいろいろな鳥がやってきます。

          
     
その中でも私のお気に入りはアカゲラ。なかなかタイミングが合わなかったのですが、やっと今日、その姿をカメラに収めることができました。カラフルで結構大きくて見ごたえ十分。木の幹をぼこぼこにした犯人は彼らのはずです。

            

これはコゲラです。昨年撮ったものですがついでに。

          
 
もう一種類のお気に入りはジョウビタキ。お腹の黄色がとっても鮮やかで、黒い羽にある白いマークが特徴のとっても可愛い小鳥です。ただ動きがあまりにも素早いので写真がうまく撮れなくて。

これらの写真がぼやけているのは、台所から決してきれいとは言えないガラス越しに撮っているせいでもありますorz

          

雀やツグミ、ムクドリ達は常連さん。団体でやってきて、草原にいっせいに舞い降りて餌をついばんでいきます。左はムクドリ達。右はツグミ。なんかひょうきんな感じの鳥です。

          
   
ムクドリは普通に眺めているだけでは余り可愛くもないのですが、写真にとるとユーモラスでキュート。人の動きをあまり気にしない大おおらかな鳥です(左の写真は去年の5月)

今回の写真にはないけれど、ここには鳶や雉など他にもいろいろな鳥達がやってきます。1度だけですが、暮れにはフクロウまで見かけました。東京に住んでいた頃は殆ど知ることの無かった野鳥達の世界。やっぱり里山は面白い!

          

最後にこの時期のリュウもご紹介。

リュウは暖かくなると一日に5回も6回も外出をし、戻って来るまでの時間もまちまちです。しかも、出て行った玄関ドアをそのまま開けておいてあげているのに、時々裏のベランダに回って、私が気付くまでじ~っとガラス戸の前で待っていたりします。寒いのにドアを開けておいてあげるこちらの身にもなって欲しいと思うのですが・・・バカなのか^m^

晴れた日には散歩以外の殆どの時間を2階の南側の窓際ですごしています。ここは我家で一番明るくて暖かい特等席。(この写真では日差しがちょっと傾いてしまっていますが。)長クッションの上で太陽の光を浴びながら寝ているリュウに顔をうずめるととってもいい匂い!

自由気ままなおネコさん。ともかくも元気でいてくれれば十分です。(四女)
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河津桜

2020-02-18 22:07:02 | 日常
            

河津桜の見ごろに合わせて、2月16日~17日、伊豆に行ってきました。

2月16日。10:08品川発の「踊り子107号」で河津へ。生憎の雨で、コロナウイルスへの懸念も言われている割には、車内は旅行客でほぼ満席でした。

河津駅に着いてすぐに、向かいのラーメン店に入店。チャーハンセット(半チャーハン・半ラーメン)とラーメンを注文して、チャーハンは二人でシェアし、私は1/4チャーハンと半ラーメン、夫は1/4チャーハンとラーメンに。私にとっては久し振りのお店のラーメンとチャーハン、量も程よく、納得の美味しさでした。

          

昼食を済ませ、河津桜見物スタート。駅脇の道から川沿いまで、桜並木の桜も足元の菜の花も満開で、小雨に濡れる姿も趣があって、とても綺麗!

           

並木道沿いには、屋台がずら~っと並び、傘を手にしたお客が試食したり、お土産を買ったり。私たちも、栗の焼ポンとサンマの丸干しを自宅用に買いました。

天気が良ければもっとゆっくり過ごしたのですが、雨なので早めに切り上げて、14時10分河津駅発の電車で伊豆高原駅へ、そこからタクシーで我が家に向かいました。

            

我が家到着後、去年暮れに依頼していた階段付近の壁と出窓の壁板と天上板(雨漏りのため?剥がれかかっていた)の修繕の完了を確認。

まずまずの仕上がりにホッと安心して、しばし休憩後、いつものように伊豆高原簡保の宿の温泉へ。

          

入浴後は、いつものように「あきしろ」へ。

今回お酒は、初めての「福小町 角右衛門」と「やまとしずく」。続いて、「春霞」と「夏田冬蔵」。初めてのお酒も、お馴染みのお酒も、夫々に違った味わいがありつつ、どれも秋田のお酒ならではの美味しさでした。

  

お料理は、定番のがっこチーズ、なた漬け、ねばねば三昧と、干しイカ炙り、しめ鯵、芝海老唐揚げ、最後にきりたんぽ鍋。今回は脂ののったしめ鯵と芝海老唐揚げが特に美味しかったです。

  

2月17日。7時前に日が昇り、冬の気配が残る我が家の庭に朝日が差し込みました。植木屋さんが手を入れてくれた庭は、さっぱりと気持ち良い空間になっています。

          

のんびり朝食を食べ、洗濯を干し、掃除を済ませて、11時10分富戸発・伊東行きの電車を目指して、我が家出発。富戸駅までの急な坂を下る途中、海の彼方に大島がくっきり見えました。道の両側の桜や梅の木々の花も満開です。

・・・とここまでは予定通りでしたが、何と富戸駅に着いたら、10時ごろ伊豆高原と富戸の間の踏切で人身事故があり、電車は運休中、復旧の見込みは分からない、とのこと。

一瞬焦りましたが、丁度(伊豆高原から富戸迄電車で来るつもりだった)客を乗せたタクシーが来て、その客を富戸の駅前で下ろしたので、そのタクシーに乗って、伊東駅まで行ってもらいました。4000円ほど余分な出費になってしまったけれど、11時半ごろには無事伊東駅に着くことができました。

          

我が家の修繕をアレンジしてくれた不動産屋さんに寄って鍵を受け取り、「美よし鮨」へ。

今回は夫は地魚寿司、私はランチ握りを注文。地魚寿司はヒラメ、石鯛、マトウダイ、マンボウ、ブリ、メダイ、カンパチ、メカジキ。ランチ握りは、玉子、鯵、鮪赤身、イカ、ホタテ、鰹、鉄火巻き。地魚寿司はやはり特別感がありますが、ランチ握りも充実していて、お得感がありました。

          

突き出しの鰤大根や、茹で大根の酢味噌掛け、キャベツと胡瓜の塩もみと、美味しい箸休めも沢山出てくるので、ついついビールとお酒が進んでしまいました。仕上げの魚のアラと若布と椎茸の入ったお椀も美味しかったです。

美味しいお寿司他とお酒をのんびり楽しんで、人身事故の影響で少し遅れてきた踊り子106号に13時20分ごろ乗車。品川駅手前までグッスリ眠りながら、東京に戻りました。

電車移動の不自由さにも少し慣れて、バリエーションを楽しめるようになった気のする、それなりに楽しく充実の二日間でした。(三女)
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春の洗足池と勝海舟記念館

2020-02-14 09:19:58 | 日常
           

昨日の午後、ポカポカ陽気に誘われて、洗足池に散歩に行ってきました。
期待どおり、お池周辺は梅の花が満開!

            

八幡様に寄って、色々なお礼や更なるお願いをした後、お池を一周。
スワンボートが浮かぶお池も暖かな春色です。

            

思い立って、ずっと気になっていた「勝海舟記念館」に入ってみました。

西郷隆盛との江戸城明け渡し交渉のため池上本門寺へ出向いた勝海舟は、途中通りかかった洗足池の風景に惹かれ、この地に「洗足軒」という別邸を建て、度々利用していたことから、今もこの地域の人たちは勝海舟に親しみを感じています。

そんなことから、大田区は去年9月に洗足池駅徒歩6分、勝海舟のお墓を背にした土地に、この記念館を開館しました。

館内はそれほど広くありませんが、勝の直筆の手紙など歴史的資料の展示は勿論、タッチパネルやモニター映像、CD映像を使って、勝海舟の生涯と幕末から明治への歴史が多角的に見られるように工夫されていて、とても面白く、見応えがありました。

春の陽気に誘われて?地元の人らしき入場者が結構いましたが、せっかく大田区が力を入れて作ったこの記念館、地元だけでなく多くの人に歴史の一ページに触れに来てもらえれば、と思います。(私も又来たい!)

  

記念館の裏手に位置する勝海舟のお墓周辺も、梅の花が咲き、お年寄りや若い人、親子連れが、寛いだ様子で見学していました。

記念館で幕末史に触れた後に、勝海舟のお墓のすぐ傍に建てられた「西郷隆盛留魂碑」を見ると、一段と感慨深いものがありました。

日常から少し離れて、束の間歴史に心を馳せた、長閑な春のひと時でした。(三女)
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歓迎ランチ@中浦和「萬店」

2020-02-12 21:27:39 | 日常
            

ベトナムに赴任していた次男が今年1月に日本に戻ってきたので、中浦和のうなぎ屋「萬店」で歓迎会をしました。参加は、次男、次女、四女、三女夫婦の5名。

実は、今回集まったもう一つの理由として、長女が1月半ばに体調を崩し緊急入院し、今も入院中という連絡がK子ちゃん(長女の娘)から入り、介護するY兄を労い方々、詳しい様子を聞きたいということがあったのですが、Y兄が、お昼に長女の病院に行かなくてはならなくなったといって、参加はキャンセルとなりました。

            

う~ん、何だかな~。長女もY兄も大変そうで、辛い、、、。

でも次男の帰国歓迎会ということで、気を取り直して、まずはいつものようにビールで「乾杯!」

          

鰻は、男性陣がうな重の松、女性陣が蒲焼と白焼きが入ったうなぎ三昧にしました。久し振りの鰻、やっぱり美味しい!飲み物はお酒(旭政宗)に移行。

美味しく食べ、飲みながら、次男からベトナムでの暮らしの話や今後の計画を聞いたり、夫々の最近の趣味(歌、映画、川柳、、、)や料理や健康の話をして盛り上がり、合間合間に長女のことを心配しながらも、いつものように楽しく時が過ぎてゆきました。

            

ダイエットしなくては、とか、血圧が気に掛かる、とか、糖尿の気がある、等など、夫々に健康不安を口にしながら、結局最後にデザートまで食べて、美味しいものを思う存分食べた満足感に浸りつつ、お店を後にしました。

次はお花見かな?その前にどこかのタイミングで長女のお見舞いに行けると良いのだけれど。それより何より、長女に体調回復してもらいたい!(三女)
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新年会@新宿「安芸路 酔心」

2020-02-09 21:20:57 | 日常
            

今日は10数年来の仲間と新宿「安芸路 酔心」で、ひと月遅れの新年会をしました。

参加は、TMさん、MTさん、STさん、OJさんと私の5人。今朝も寒さが厳しいし、コロナウイルス騒ぎの真っただ中だし、80代のSTさんを筆頭にシニア世代の私たちが全員参加できるか少々心配しましたが、全員定時に集合。

TMさんとは3か月ほど前に一緒に小淵沢に行きましたが、他の方とは7か月振りとか1年2ヵ月振りとかの再会です。再会を祝しビールとお茶で乾杯!「今年も元気に頑張りましょう!」

お料理は、全員「広島ご膳」(@2750円)にしました。おひたし、筍・若布の筑前煮、鯛のお造り、金目鯛の菜の花焼、小原木揚げ。お重に美しく盛られた料理は、どれも上品な薄味で、(途中で切り替えた)お酒「酔心(純米しぼりたて)」と実によく合います。

            

たこ釜飯、お新香、赤だし。柔らかい蛸とおこげのできたご飯、美味しい!

            

デザートはうぐいす餅。やわらかなお餅と程よい甘さのあんこがマッチして、これもとても美味でした。添えられた白梅の小枝の可愛いこと!

とお料理にもお酒にも大満足でしたが、何よりも、皆さんと会えて、戦時体験や終戦前後の混乱、原爆から原発へ、、、その他、自分の体験を踏まえた問題意識に向き合いつつ、夫々のペースで日々を丁寧に暮らしているお話を久々に聞くことができて、何だか安心し、励まされもして、このところの暗いニュースに縮こまっていた心が、TMさんの言い方を借りれば「開放された」ような気持ちになりました。

皆さん、今日は有難うございました。良い時間を共有できて本当に嬉しかったです。是非またいつかお会いしましょう!
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伊予柑皮ジャム

2020-02-08 17:04:56 | 日常
            

1月半ばに愛媛の友人からど~んと伊予柑が送られてきて、7割方食べたところで、とっておいた皮を使ってジャムを作ることにしました。

材料:伊予柑の皮 500g、三温糖 400g、伊予柑汁 100ml

作り方:
・わたつきで水にさらす
・わたが柔らかくなったところで、スプーンで皮からわたを削ぎ落す

            

・皮を千切りにし、水にさらす(2回)
・鍋に移して茹でる(沸騰後3分)(3回)

            

・水を切って鍋に戻し、砂糖と伊予柑汁を入れ、混ぜ合わせる
・蓋をして弱火で煮詰める(時々かき混ぜる)

            

・皮が透き通って飴色になって、好みの固さになったら、煮沸しておいた瓶に詰める

一昨日の寒~い一日、家でゆっくりジャム作りをして過ごし、家の中が温かい空気と良い香りに満たされました。

ネット上のレシピだと、伊予柑汁ではなくレモン汁を入れるのだけれど、寒い中レモンを買いに外に出る気にならず、伊予柑の実一個を絞って入れたので、甘めの仕上がりになりました。

でも、手作りジャムはやっぱり美味しい!しばらく朝食の友として、楽しめそうです。(三女)
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オペラ「リゴレット」

2020-02-05 11:54:22 | 日常
            

2月2日に上野の東京文化会館で上演された藤原歌劇団公演のオペラ「リゴレット」を次女と観てきました。

『背中にこぶがあり、その体形から蔑まれ、笑われて生きてきたリゴレットは、生きる糧を得るために、宮廷で道化を演じている。
美しく若く、気まぐれなマントヴァ公爵の望みに瞬時に応じて、宮廷の者たちを物笑いの種にして彼を笑わせる機転は只者ではない。
娘を公爵に弄ばれたモンテローネ伯爵は、その怒りを嘲笑ったリゴレットに対し、「父親の悲しみを嘲笑うものは呪われよ!」と叫ぶ。
モンテローネの<呪い>による不幸は、やがてリゴレットの身に降りかかってくる。・・・』(作品解説より)

          

やがてリゴレットは、最愛の娘ジルダも又マントヴァ公爵に弄ばれたことを知り、殺し屋スパラフチーレを使って公爵を殺害すると誓うが、死体を入れた袋を見て公爵への復讐が叶ったと喝采を叫んだ直後に、公爵の楽し気な歌声が聞こえてきて、袋の中に居るのは瀕死の我が娘だと知り、絶望に突き落とされます。・・・

という、今でいうポリティカル・コレクトに反しそうな設定だし、(実際ヴェルディがこのオペラを作った当時、ヴェネツィアの検閲局と揉めたそうです)、人間の愚かさと不条理が齎す「悲劇」ではありますが、基本的に悪人や狡賢い人というのが居ない分、後味は悪くなく、作者のユーモアと温かい眼差しも感じられて、ストーリ展開自体楽しむことができました。

            

また、「麗しい人の名は Caro nome che il mio cor」や「女心の歌 La donna e mobile(風の中の羽根のように・・・)」など、聞き覚えのある好きなタイプの曲が沢山あって、今回出演の歌手たち(※)が、夫々に個性のある伸びやかな歌声を聞かせくれて、上質な音楽の楽しさを満喫させてもらいました。
(写真は1幕と2幕の間の休憩時。ワインを手に、さっき聞いたアリアを口ずさむの図)

(※リゴレット=上江隼人、マントヴァ公爵=村上敏明、ジルダ=光岡暁恵、スパラフチーレ=豊嶋祐壹、モンテローネ伯爵=村田孝高、他)

            

終演後は、次女と次女の友人Nさんと3人で飲める場所を求め、良い音楽に触れた心地よさを胸に、上野公園を不忍口に向かって小散歩。

          

結局、手近な西郷会館地下の「銀座ライオン」に入って、ビールで乾杯!(次女と私はその後、柚子サワーに移行。)

          

ウィンナー、カキフライ、マッシュポテト、春野菜の天ぷら、ガーリックトーストなど、高カロリーの料理をたくさん食べ(ふ~苦しい)、2時間ほどおしゃべりを楽しみました。

次女の友人Nさんは、八十代後半とのことですが、とてもお元気で、音楽や絵画などの芸術にも、政治にも関心が深く、積極的に行動する、エネルギッシュで素敵な女性。お話していて楽しく、良い刺激を受けました。

こうして、オペラ鑑賞と飲み会+おしゃべりという、中身の濃い、充実した午後(~夜)のひと時は過ぎていきまた。

次女さん、Nさん、有難うございました!少々食べすぎでしたが、当日夜のお腹の具合は大丈夫でしたか?(三女)
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