ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

大晦日

2018-12-31 23:40:17 | 日常
            

忘年会、大掃除、買い物、、、とバタバタした日が続いていましたが、ついに今日は大晦日。

今日からY子とDちゃんが我が家に来て一泊するので、朝から二人の布団を干したり、二人が泊まる部屋やダイニングルームを念入りに拭き掃除したりと、もうひと頑張りして、ようやく大晦日らしい落ち着いた夕方を迎えました。

今夜は、岡山の友人が送ってくれた地元鴨方町の地酒「喜平」を開けて、ゆっくり味わうことにしました。

            

料理は例年通りメインはすき焼き。そしてY子夫婦提供のタラバガニと、タコ足、胡瓜と蕪のぬか漬け。そして、最後は勿論年越し蕎麦。どれも美味しいし、お酒によく合う。

美味しく食べ、飲み、のんびり楽しくおしゃべりして、今年の締めくくりに相応しいハッピーな晩餐となりました。

            

大晦日といえば「紅白歌合戦」。といっても最近は歌番組は勿論テレビ自体余り見ないので、知っている歌もほとんどないのですが、Dちゃんの興味につられて、少し鑑賞。賑やかで華やかで、若い子たちにとっては楽しい世界なんだろうな~というのが感想でした。

間もなく新年。新しい年も健康に気を付けて、元気に充実した一年を過ごしたいですね。皆さん、どうぞ佳いお年を!(三女)

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クリスマス大パーティ@長女宅

2018-12-24 13:14:09 | 日常
            

昨日は、SV家関係者が長女宅に集まって、恒例のクリスマス大パーティをしました。参加は、長女夫婦、次女夫婦、三女夫婦、四女、K子ちゃん夫婦、KY子ちゃん、そしてY子一家の、総勢13名です。

          

今年も料理は持ち寄りで、ビーフシチュー、鶏のから揚げ、カスレ、ズワイガニ、ミニシュー・オードブル(イベリコブタのペースト&タラモサラダ入り)、生ハムとチーズ、サラダ、コーンスープと、いつものように多彩で豪華絢爛。

飲み物は、四女が30数年前に買った特大サイズのドンペリと、私たちが先日伊豆で手に入れたフランスワイン、K子ちゃん夫婦提供のスペインワイン、とこちらも、潤沢です。メリークリスマス!かんぱ~い!

          

しっかり食べて、沢山飲んで、喋って、笑って、相変わらずとっても賑やか。

            

ひととおり食べ終わったところで、プレゼント交換。3000円目安で夫々に知恵を絞って用意したプレゼントが、皆の手に渡りました。

ちなみに、私がもらったのは、LUMAというシシリア産の白ワイン。素晴らしい琥珀色でいかにも美味しそう!飲むのが楽しみです。今回はワインや日本酒と、SV家らしくお酒関連が多くなりました。

          

プレゼント交換の次は、Y子持参のマロンケーキと苺のショートケーキに点火。♪き~いよし~ こ~の夜~♪ を皆で歌って、ろうそくを吹き消しケーキカット。美味しくいただきました。

          

これでクリスマス大パーティは滞りなく終了。今年も楽しく幸せなひと時でした。

押し入れの中でじっと耐えていたリコちゃん、お騒がせしてごめんね。長女さん、Y兄さん、今年もお世話になりました。来年も又こうして集まれるように、体調に気を付けて元気でいて下さいね!

長女宅から外に出たら、マンション群の家々の明かりが夜の街を照らしていました。(三女)
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ワインの買い出しで伊豆へ

2018-12-17 21:28:41 | 日常
            

もうすぐ恒例のSV家関係者のクリスマス・大パーティがあるので、当日用のワインを仕入れるために伊東の茗荷屋さんに行き方々、伊豆に行ってきました。

天候もイマイチだし、今回は気に入ったワインを買って、美味しい料理とお酒を楽しんで、温泉にゆっくり浸かって、ネコに邪魔されずにグッスリ眠れれば十分!のつもりです。

まずは多賀のお蕎麦からですが、今年は温暖化の影響からか駿河湾の桜エビが採れないため、桜エビのかき揚げがメニューから消えてしまっていました。やむなく天せいろにしましたが、今後どうするか、ちょっと考えてしまいます。


  

昼食後、予定通り伊東の茗荷屋さんに行ってワインを買い、パーティ会場となる長女宅に送ってもらう手配をしました。

その後カインズホームで水やビールや洗剤を購入して、我が家へ。

我が家の庭にはもう水仙が花をつけていました。ビックリ。また、柚子が沢山、キンカンも少々実をつけていたので、雨に濡れながら頑張って収穫しました。

            

5時に我が家を出てかんぽの湯へ。玄関ホールはクリスマス仕様になっていて、熊のサンタさんが出迎えてくれました。ゆっくりのんびり体の芯まで温まって、すっかりリラックス。良い気分!

  

その後は「あきしろ」へ。今回お料理は刺身、ガッコチーズ、なた漬け、ねばねば三昧、めぼうバターときりたんぽ鍋。初めて頼んだお刺身は、鯵、いか、タコ、鰆の盛り合わせで、どれも新鮮でとても美味しかったけれど、昆布締めをしているのか?鰆がお刺身でこんなに美味しく食べられるというのは驚きでした。

          

お酒は、「角右衛門」「刈穂」「美酒の設計」「ゆきの美人」の四種。「角右衛門」と「ゆきの美人」は初めてでしたが、ちょっと好みと違うかな、という感じでした。いずれにしても、ほどよく食べ、ほどよく飲み、大満足。

家に戻って、しばらくソファに寝そべってクリスマスソングのCDを心地よく聞いた後、2階のベッドで眠りにつきました。

            

朝、目が覚めたら何と8時半!いつもより2時間ほどゆっくり寝てしまいました。お陰で日頃の疲れがすっかり取れた感じです。

今日も何の予定もないので、のんびりペースで朝食を作り、のんびりペースで食事を終え、洗濯を干し、掃除機をかけ、帰り支度を終えたのが11時過ぎ。

帰り道に寄ることにしていた太田水産に着いたのが、丁度オープンの11時半というナイスなタイミングでした。今回は二人ともお刺身と金目の煮つけがついた特別ランチを注文。せっかくなので私は〆張鶴も少々いただきました。

            

早朝まで降っていた雨が上がり、空気が洗われたような伊東の街に澄んだ青空が広がっていました。(三女)
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ねこねこさんとの逢瀬・第3弾@有楽町電気ビル「ニュートーキョービヤホール」

2018-12-14 13:59:13 | 日常
            

昨夜はねこねこさんと、有楽町電気ビル地下1階にある「ニュートーキョービヤホール」で、今回の来日最後の逢瀬をしました。

有楽町電気ビルは20階に外国人記者クラブが入っていて、これまでねこねこさんとは度々メインバーで飲んでいたのですが、この秋記者クラブが東京駅丸の内に移転になり、今回は電気ビル内の飲み屋街で飲むことにしました。

ますは乾杯。ねこねこさんはハイボールから男梅サワーへ、私は琥珀ハーフ茜からエーデルピルス、カシスビアへと移行しました。さすがビヤホール、ビールの種類が豊富です(嬉)。

          

食べ物は、キャベツとアンチョビ炒め、トルティージャ(スペインオムレツ)、燻製おつまみプレート、、、

          

ふろふき大根・肉みそトッピング、そしてアボカド・マグロのマヨネーズ和え。

久し振りのビヤホール、居酒屋と一味違った味わいで、気分が変わって楽しかったです。

今回の話題は、ねこねこさんが新しく買ったスマホのこと、今度のSV家のクリスマスに何の料理を持っていったら良いかの相談、等など。ねこねこさんのスマホを見せてもらううちに、私も俄然スマホが欲しくなりました。

飲みながら、食べながら、こんな感じの気楽なおしゃべりをして、8時前にお別れ。ねこねこさんは土曜日に日本を発ちます。

今回もと~っても楽しかったですね!次回来日は4月か5月とのこと。再会を楽しみにしています。又お会いするまでお互いに元気に過ごしましょう!(三女)
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忘年会@「羽衣」銀座店

2018-12-11 17:27:33 | 日常
            

昨日は、「羽衣」銀座店で、元同僚と3人で恒例の忘年会をやりました。

午後2時スタート。まずはビールで乾杯。お約束の前菜八種盛りは、ほぼ自動的に出てきます。

          

その後は、紹興酒を飲みながら、「羽衣」名物の餃子。いつも3種類頼んでいたのですが、ちょっと頼みすぎという意見があって、今回は水餃子と焼き餃子の2種類にしました。う~ん、相変わらず美味しい!

          

後は私の好物の鶏・野菜・カシューナッツ炒めとTIさんの好物の干し海老と野菜のビーフンで締め。年齢のせいか、今までよりかなり品数が減りましたが、すべて美味しく、完食しました。ご馳走さま~!満足です!

WSさんが翌日ちょっとした皮膚の手術で2、3日入院するというので、ちょっと心配しましたが、本人は「大した手術じゃない」と言って、いつものように楽し気にガバガバとビールを飲んでいました。

途中「今年が最後かな?」という弱気な声も聞かれましたが、最後は「来年も元気に過ごして、また会いましょう!」と言って握手でお別れしました。

            

4時半頃の銀座の街は、チラホラとネオンが瞬き始めていました。

☆「羽衣・銀座店」、とっても美味しいし雰囲気も良いので、Y子一家や、前にも一度ご案内したことがあるけれどSV家の人たちとも行きたいな。
ちなみに、お手頃価格のコースメニューもあります。味は私が保証します。(三女)
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Y子のバースデイ・パーティ@自由が丘「壁の穴」

2018-12-09 21:13:15 | 日常
            

今日の昼、Y子一家と私たち夫婦が自由が丘「壁の穴」に集まって、12月7日が誕生日のY子の誕生祝いをやりました。

ランチタイムは予約できないというので、オープンと同時に入店しようと11時に集合。

まずはワインで乾杯。「お誕生日おめでとう!」

            

当初はアンティパストなども頼んで豪華に、、、と思っていたのですが、時間が早すぎて余りお腹が空いていないので、結局サラダとパスタで行くことにしました。

ということで、生ハムとルッコラのサラダから。

          

続いて夫々に好みのパスタ。私は今日のお勧めのポルチーニ茸と牡蠣のペンネ、Y子はワタリガニとルッコラのスパゲッティ、等など。ポルチーニ茸、美味しかったです。

プレゼントはY子の希望で「ボヘミアン・ラプソディ」のサウンドトラックCDにしたので、この映画の話でひと盛り上がり。その他、誕生日本番をどう過ごしたかとか、Dちゃんの期末テストの結果、お正月やクリスマスの打ち合わせ、など、いつも通りの日常的な話が続きました。

            

パスタを食べ終わり、話も一段落したところでデザートを頼もうとしたら、「お誕生日だそうなので、これはお店からです」と、色々なケーキのピースとアイスクリームが盛り合わせられ、ベリーやベリーソース、ホイップクリーム、生チョコレートなどで美しく飾られたプレートが出てきました。え~っ、本当~?有難うございます!

味も勿論美味しかったけれど、その心遣いが嬉しくて心がほっこり。思いがけない素敵なハプニングのお陰で、短い時間ながら本当にハッピーなバースデイ・パーティとなりました。(三女)
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ねこねこさん&SAさんとの逢瀬@「土風炉銀座コリドー街店」

2018-12-06 09:53:06 | 日常
            

昨夜は、銀座コリドー街の「土風炉」で、ねこねこさんとSAさんと飲み会をやりました。ねこねこさんが日本に来ると、一度はこの店に3人で集まるというのも恒例になっています。


いつものようにねこねこさんと私は6時に入店して、ウィスキーソーダを飲み、今日のお勧めの中トロや鶏つくね、などを食べながら、仕事現役のSAさんを待ちました。

          

8時ごろSAさんが登場し、更に色々料理を頼んで、食べながら、飲みながら(SAさんはお酒を飲まない人なのでウーロン茶を)、猛然とおしゃべり。

SAさんの来年の仕事のこと、アメリカや日本の政治のこと、老後のくらし方、等など。あっという間に時間が過ぎ、気が付けば10時半を回っていました。

            

ほろ酔い気分で店を出ると、コリドー街の明るいネオンの中、大勢の人たちが穏やかに、楽し気に行き交っていました。う~ん、日本の景気は案外悪くないのかも、、、と前回と同様の感想。(三女)
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ねこねこさんとの逢瀬@「築地すし好」

2018-12-04 17:13:08 | 日常
          

12月2日に東京に来たねこねこさんと、昨日早速一回目の逢瀬をしました。

場所はいつものように「築地すし好」。私にとってはジャックさんとの会食以来で2週間振りですが、前回すご~く美味しくて是非また来たいと思っていたので、こんなに早くそれが実現してラッキーでした。

まずは生ビールで乾杯!その後「獺祭」(そして「浦霞」)に移行。つまみは、私は酢の物、ねこねこさんはあん肝~焼きたらこ。

          

その後私は焼き椎茸とホタテの磯部巻き、ねこねこさんは生ホタテ、、、

          

2人とも茹でたてのタコと出来立ての卵焼き。どれも文句なしの美味しさだけど、お寿司が入るかな?

          

入りました!先ずは私は鰤、中トロ、トリガイ。ねこねこさんはホタテ、マグロの赤身、こはだ、、、

          

更に私はカワハギ、鯛、北寄貝。ねこねこさんはマグロと胡瓜の手巻き、で終了。あ~食べた食べた!美味しかった!

話題は、ねこねこさんのアメリカの住まいやにゃんこ達のこと、東京に来る道中のハプニングの話、アメリカの中間選挙、ゴーンさん逮捕の感想など政治や社会の話、そして「ボヘミアン・ラプソディ」のこと。

なんとねこねこさんもクイーンが好きで、アメリカで上映されてすぐこの映画を見たそうですが、クイーンが好きになった切っ掛けは、フレディ・マーキュリーが大のネコ好きだと知ったことだという、いかにもねこねこさんらしい話でした。

            

5時の開店と同時に入店し、8時近くまで飲みながら、食べながらおしゃべりして、満足のうちに一回目の逢瀬は終了。

外はすっかり夜になっていて、ライトアップされた本願寺が夜空に浮かび上がって、幻想的な姿を見せていました。(三女)
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同期会@「ル・レモア」(新丸ビル)

2018-12-02 10:49:05 | 日常
            

昨日は大学ギター部の同期会の集いが、東京駅新丸ビル5階にあるフランス料理店「ル・レモア」でありました。

同期のギター部メンバーは全部で11名。10月に大学全体の同期会があり、私はニューヨークに行っていて参加できなかったのですが、ほとんどの人がそこに参加したので、今回は東京と近郊在住のメンバー5名の参加でした。

          


お料理はランチメニューで、前菜(カニとアボカドのタルタル)、コーンスープ、、

          

メイン、デザート、コーヒーか紅茶、それに2杯のグラスワイン(スパークリングワインと赤ワインをチョイス)がついて、税込み3500円と、とてもリーズナブル。

メインは、鱸ポワレ、鶏肉と木のことじゃが芋のグランメール風、鴨もも肉のコンフィ、牛ビルステーキから選択するようになっていて、私は例によって鴨のコンフィを選びました。

幹事さんによれば、この店は青山にある「ランス YANAGIDATE」という評判の(私は初耳の)レストランの支店だそうで、お料理も文句なしの美味しさ、店員さんの対応もとても感じが良くて、嫌な顔をせずに長居させてくれるし、お会計は一人一人でOK、絶対また来たいと思わせる居心地の良さでした。

おしゃべりは、10月の同期会の様子、私のニューヨーク旅行のこと、夫々の家族、特に孫の近況、趣味や遊びのこと、何より盛り上がったのは、夫々の失敗談。お互い同じような失敗をしていると大笑いしながら「この年齢になると、気を付けてゆっくりを心掛けなくてはね~」と頷き合いました。

          

新丸ビルは華やかなクリスマスの装いで、3階に飾られた真っ白なクリスマスツリーが上品でとても綺麗です。

ビルの外に出ると、赤レンガの東京駅も落ち着いた良い雰囲気で、さすが東京の中心地、こういう雰囲気はずっと大切にしていって欲しいな、と思いつつ、家路につきました。

気の置けない仲間との本当に楽しいひと時。幹事さん、いつもながら有難う。
4月に又お会いしましょう。>皆さん! (三女)
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ルーベンス展@国立西洋美術館

2018-12-01 22:05:47 | 日常
            

昨日、国立西洋美術館で開催中の「ルーベンス展」を見てきました。

ヨーロッパの美術史を紹介するような展示会ではバロックの時代の代表として必ず顔を出すルーベンスですが、今回は『(スペイン領ネーデルラント・アントウェルペン出身の)ルーベンスを、イタリアとのかかわりに焦点を当てて紹介する』(TBS「ルーベンス展」サイトより)という趣旨で、40点を超えるルーベンスの作品を、『古代彫刻や彼に先行する16世紀のイタリアの芸術家の作品、そして同時代以降のイタリア・バロックの芸術家たちの作品とともに展示』(同上)しています。

上の絵は「I章:ルーベンスの世界」より「クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像」。

8人の子供に恵まれたルーベンスが描く幼な子の絵は、あどけなく可愛いらしく、彼の子供に対する愛情が感じられます。この絵の脇の解説文には、「ルーベンスの描く幼子キリストは、多くの聖母子像のキリストと違って子供らしく、可愛い」というようなことが書かれていました。そういえば子供らしくない幼子イエスの絵って結構ありますよね。

           

アントウェルペン大聖堂の祭壇画「キリスト降架」。これは展示会場に展示されているわけではありませんが、会場で上映されている「大聖堂とルーベンスの絵画を紹介する動画」の中で詳細に紹介されていて、構図の美しさと聖母マリアの涙が印象的でした。テーマ別分類からすると「III章:英雄としての聖人たち」に入ると思います。

            

「VI章:絵筆の熱狂」より「パエトンの墜落」。『ギリシア神話のパエトーンが太陽神の戦車を暴走させたために、ゼウスの雷を受けて墜落する場面を描い』(ウィキペディア)たものですが、馬や人の激しい動き、黒い雲、雷の閃光などが、ルーベンスらしい色遣いとダイナミックな構図で描かれていて、迫力満点な作品です。それにしても、神話って、これにしても、「IV章:神話の力」で描かれているヘラクレス関連の逸話にしても、どうして荒々しい話が多いのでしょう?

            

「VII章:寓意と寓意的説話」より「マルスとレア・シルウィア」。古代彫刻から学んだ男性像、女性像は、男性は筋骨隆々のマッチョに、女性はふくよかで優しく美しい姿に描かれています。

平日の午後だったせいか比較的空いていて、各作品をじっくり味わえ、ルーベンスの世界の全体像が何となくつかめたような気がして、納得のひと時でした。

  

11月最後の日とはいえ、東京は暖かく秋真っ盛り。西洋美術館庭園のロダンの彫刻たちが、秋空と黄葉した木々に映えて、「芸術の秋」を一層感じさせてくれました。(三女)
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