ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

「ゴールドマンコレクション これぞ暁斎!」@Bunkamuraザ・ミュージアム

2017-03-31 16:20:19 | 日常
            

Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の河鍋暁斎展「ゴールドマンコレクション これぞ暁斎!」を見てきました。

河鍋暁斎は幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師、日本画家。号は「ぎょうさい」とは読まず「きょうさい」と読む。それ以前の「狂斎」の号の「狂」を「暁」に改めたものである。
明治3年(1870年)に筆禍事件で捕えられたこともあるほどの反骨精神の持ち主で、多くの戯画や風刺画を残している。
狩野派の流れを受けているが、他の流派・画法も貪欲に取り入れ、自らを「画鬼」と称した。その筆力・写生力は群を抜いており、海外でも高く評価されている。(ウィキペディアより)

上の絵は今回の展覧会のチラシにも使われている「地獄太夫と一休」。太夫の姿の美しさ、色合いの華やかさとは裏腹に、太夫は地獄の様子が描かれた打掛を羽織り、その周囲では骸骨たちが踊り、一休は三味線を弾く骸骨の頭に乗って踊るという、何とも不思議な可笑しさを湛えた魅力一杯の作品です。

            

一時期好んで描いたといわれる鴉の絵の一枚「烏瓜に二羽の鴉」。鴉の特徴を捉えて一気に描き揚げたと思える勢いのある筆致と、鴉と烏瓜の絶妙な配置、色合いに、ただならぬ才能を感じます。

            

「猫と鯰」。暁斎は様々な動物を描いていますが、幼い頃から猫が好きだったといわれる彼の作品には、擬人化された絵の中にも写実的な絵の中にもしばしば猫が出てきます。

解説によると「猫」は皮を三味線に使われていたことから「遊女」を表し、「鯰」は鬚の様子から「役人」を表して、暁斎は猫が鯰をからかう様子を好んで描いたと言われているようです。猫好きとしては、猫の姿が沢山見られるのは嬉しかったのですが、三味線に・・・というのは余り聞きたくなかったなぁ。

          

               
「百鬼夜行図屏風」。暁斎は幽霊や百鬼、閻魔や鬼など、異界の絵も好んで描きましたが、そこには現世に生きる動物や庶民などの生き生きした様子も反映されているように見えました。

どの絵も躍動感と軽妙洒脱さがあり、何とも楽しく驚くほど魅力いっぱいの作品ばかりで、この時代の庶民の精神の逞しさと、日本美術の水準の高さを改めて認識させられました。

  

素晴らしい絵画に触れて気持ちが満たされた後は、東急東横店レストラン街の旭鮨でビールとお寿司でお腹も満たして、満足感いっぱいのひと時となりました。

暁斎展は4月16日までです。興味のある方はお早めにどうぞ。(三女)
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Dの卒業式

2017-03-28 16:54:55 | 日常
            

3月23日(木)晴天のなかDの小学校卒業式が行われました。

私は自分の着付けに追われDそっちのけで「はい、ではのちほど」と送り出しました。余談ですが私は自身の成人式を機に母(三女)と共に一瞬着物に目覚め、着付けを習い、一応今でも着られます。

卒業式前日にDと相談した結果、着物を着ることになりました。Dいわく「式が華やかになる。主役は6年生。その6年生の一人が俺だよ。その俺が着てほしいと言っているんだから着てよ。」

さて、式では卒業生の女子10人が袴を着て、それはもう可愛らしいこと。聞くところによると昨年2名の女子児童が袴を着ていてそれを見た現卒業生が「私たちも着たいね」ということになったそうです。

            

式は、開会の言葉、君が代斉唱、卒業証書授与、来賓の挨拶と続きました。卒業証書授与では一人ひとりが壇上で氏名を呼ばれた直後に、将来の夢または中学校で頑張りたいことのどちらかを大きな声で発表します。Dは「将来、パソコンやロボットを使って工業大学の教授になりたいです。」

式は順調に進み、6年生の呼びかけと歌「希望の風」「明日の空へ」、在校生代表5年生による呼びかけと歌「地球星歌」とこれぞ卒業式。私たちの時代とは曲目がだいぶ変わりましたが、全てが素敵な曲でした。最後の校歌を斉唱し閉式。とても良い式でした。

そして、午後3時からクラス毎に児童と先生による打ち上げ会が別の場所で行われ、夕方Dが帰宅した時には「あ~楽しかった。明日また担任の先生に会いに学校に行こうかな。」

無事卒業し、今はぐうたらしているDでした。(Y子)
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映画「ヨーヨー・マと旅するシルクロード」

2017-03-19 14:57:27 | 日常
            

渋谷Bunkamuraル・シネマで上映中の映画「ヨーヨー・マと旅するシルクロード」を見てきました。

『世界的チェロ奏者であるヨーヨー・マが、2000年に【音の文化遺産】を世界に発信するために立ち上げた“シルクロード・アンサンブル”。異文化がクロスするシルクロードにゆかりがあり、さまざまな歴史的、文化的、政治的背景を背負ったメンバーたちとともに、ヨーヨー・マは自分自身のアイデンティティを確立していく。
・・・
ケマンチェ、中国琵琶(ピパ)、尺八、バグパイプなど伝統的な東西の音楽と現代音楽とが融合し、国境を超えた究極の音楽そして人間のハーモニーが紡がれ、観る者の心に響く。 』(「公式サイト」より)

            

夫々の故郷に伝わる伝統文化を背景に、独特の楽器を演奏する卓越した才能を持つアーティストたちが、互いに刺激しあい、融和しあい、切磋琢磨していく中で全く新しい音楽を造りだし、そうして生まれた最高の芸術作品を、時に静かな公園の寛ぎの中で、時に街中のストリート・パフォーマンスとして、そして勿論大勢の観客の待つ劇場で、惜しみなく人々に披露する姿は、生き生きと楽しげで、興奮と喜びに満ち溢れ、本当に素敵です。(その場に居合わせた人が何とも羨ましい。)

          

イラン革命で家族や友人を失い、故郷に戻ることも叶わないケマンチェ奏者のケイハン。中国の文化革命で芸術文化の存続が危ういと判断した両親が海外で活動する道を作ってくれたピパ奏者のウー・マン。

シリア内戦で今も人々、とりわけ子供達が悲惨な暮らしを強いられていることに心を痛め、音楽で笑顔を取り戻してもらいたいと活動するクラリネット奏者のキナン。

スペイン・ガリシア地方のバグパイプを躍動感溢れる音楽に生まれ変わらせた天才的なバグパイプ奏者のクリスティーナは、認知症になりかけている母親に伝統楽器の調べで記憶を蘇らせたいと願う娘でもあります。

こうして、心優しく才能溢れる芸術家たちの音楽は、夫々が遭遇している社会や人生のリアリズムを背景に、深く個性的な調べとなり、その異なった調べがシルクロード・アンサンブルとして融合することにより、ヨーヨー・マの求める何者にも捕らわれない自由さや、温かさ艶やかさを併せ持つ、新しい音楽に生まれ変わります。

映画の中で流される素晴らしい音楽に触れ、演奏者自身が新しく生み出した音楽に感動した表情や、音楽に接した子供達の嬉しそうな顔を見るたびに、胸の奥底から嗚咽が付き上がってくるような感動を覚えました。

30年ほど前、ヨーヨー・マの大ファンだった友人の影響で、私も若かった彼の魅力に取り付かれたことがありましたが、見た目はすっかりオジサンになったヨーヨー・マも、明るいキャラクター、ダイナミックな音楽、音楽への真摯な姿勢は少しも変わらず、でも昔より更に円熟味を増して、より一層魅力的な芸術家になっていました。

映画を製作したモーガン・ネヴィル監督自身も、「何者にも捕らわれない自由」を心がけたのか、映画は時間・空間を越えて展開するので、時に戸惑いや混乱もありましたが、映画が終ってエンドロールが流れている間、感動に満たされしばし呆然としていました。

世界のあちこちを旅するのに興味のある人、優れた音楽に興味のある人、今の世界情況に関心のある人、必見です。(三女)

☆追記:見たのは3月18日(土)の一回目(10:20~)の上映。2~3割位の入りと空いていて、画面を独占状態で見られたのもポイントが高かったです。
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「藤原歌劇団トップ・テナーズ」震災チャリティーコンサート

2017-03-15 12:08:07 | 日常
            

昨日は、東京オペラシティコンサートホールで行われた「藤原歌劇団トップ・テナーズ」のコンサートを、次女と聴きに行ってきました。

このコンサートは毎日新聞社の主催で、震災遺児の学業継続支援のためのチャリティーコンサートです。東日本大震災から6年たった今、まだその傷が癒えていない人たちが沢山いることを忘れてはいけないという思いもあって、あと男性ヴォーカルと曲目に魅力を感じて、聴きに行くことに決めました。

出演は、村上敏明、小山陽次郎、笛田博昭、西村悟、中井亮一という5人のテノール歌手。司会もテノール歌手の田代万里生さん。オーケストラは東京フィルハーモニィー公共楽団、指揮は園田隆一郎さん。

曲目は、
ヴェルディ:歌劇《リゴレット》より “女心の歌”
ドニゼッティ:歌劇《ランメルモールのルチア》より “祖先の墓”
ドニゼッティ:歌劇《愛の妙薬》より “人知れぬ涙”
レハール:喜歌劇《微笑みの国》より “君こそわが心のすべて”
プッチーニ:歌劇《トスカ》より “妙なる調和”
ロッシーニ:歌劇《セヴィリアの理髪師》より “ああ、最高の喜びよ”
マスネ:歌劇《ウェルテル》より “春風よ、なぜ目覚めさせるのか”
マネス:歌劇《ル・シッド》より “おお、裁きの主、父なる神よ”
ヴェルディ:歌劇《イル・トロヴァトーレ》より “見よ、あの恐ろしい炎を”
プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》より “誰も寝てはならぬ”

と、第一部はオペラのアリアが中心で、5人のテナーの、深い声、透き通った通る声、甘い声、艶のある声と、夫々に違った味わいの歌声を聞かせてくれました。

            

15分間の休憩時には、私はいつものようにシャンパンを飲みながら一部で聞いた歌の余韻を楽しみました。

休憩が終ると、5人の歌手が舞台に勢ぞろいして「ひとこと」として簡単な自己紹介やこれから歌う歌、震災への思いなどを語り、第二部へ。

第二部は、
五木の子守唄(熊本民謡)
松島音頭(山田耕筰:曲、北原白秋:詩)
見上げてごらん夜の星を(永六輔:詞、いずみたく:曲)
会津磐梯山(福島民謡)
また遭う日まで(阿久悠:詞、筒美京平:曲)
栄光の架け橋(北川悠仁:詞、岩沢厚治:曲)
タイム・トゥ・セイ・グッバイ(サルトーリ:詞、クアラントット:曲)

と、日本の民謡やポピュラーを披露。オペラ歌手の民謡は中々味わい深いものがありました。また、5人が合唱した「栄光の架け橋」や「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」は実に楽しげで、5人の日頃の仲のよさが偲ばれました。

アンコールは、「オーソレミヨ」の合唱と会場も一緒に歌う「ふるさと」。私も「ふるさと」は思い切り声を出して歌いました。

バックのオーケストラの音が大きすぎて時に歌声を消してしまうという若干の問題はありましたが、総じて歌も演奏もレベルが高く、選曲も優れ、司会もサービス精神旺盛で、何より出演者が「被災に対して音楽は何ができるか」を真摯に考えている姿勢に共感できて、充分に楽しく、心地よく、満足のいくひと時でした。

            

なお(笑)、コンサートの前にコンサートホール地下1階の「さぼてん」で「かつ盛り合わせセット」とビールで腹ごしらえをしました。この店は落ち着いた雰囲気で料理自体とても美味しかったし、このホールには他にも色々なレストランや居酒屋があることが分かったので、今後の参考にしたいと思います。(三女)
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月命日の集い@伊豆

2017-03-12 10:57:30 | 日常
            

3月10日~11日、「かんぽの宿伊豆高原」に一泊して、月命日の集いをしました。参加者は長女夫婦、次女、三女夫婦、四女、次男の7名。

3月10日。私たち夫婦と四女は車で、他の4人は電車で、12時15分に伊東駅に集合。春らしい陽気の中、伊豆の旅のスタートです。

            

まずは、伊東から少し北に戻って「そば処 多賀」で昼食。相変わらず混んでいましたが、2週間前に来た時に予約を入れておいたので、椅子席にすぐに座れました。夫々に桜海老天せいろ、桜海老てんぷら蕎麦、鴨南蕎麦を頼み、更にお勧めの椎茸天盛り合わせも注文。運転をしない人はビールやお酒も楽しんでご機嫌です。

  

今日は何をしようかと相談した結果、意外にもパターゴルフという希望があって、ぐらんぱる公園へ。公園内は桜が咲いて春爛漫の雰囲気です。

パターゴルフ場は今イルミネーション会場になっているため使用中止だったので、パークゴルフをすることになりました。全9ホール。全員ほとんど未経験者のため?ボールが右に左に転がって珍プレイ続出。でも皆次第にコツがつかめて、パーやバーディーを出す人も出てきて、(私は元々乗り気でしたが)全員思いのほか楽しんでくれました。

  

夕方5時過ぎに「かんぽの宿」へ。ここの温泉はしょっちゅう利用していますが宿泊は初めて。女性組4人と男性組3人が夫々ツインベッルームドと和室がついた部屋に宿泊。3階の部屋からは海が一望できて、夕焼けから次第に暮れなずんでいく美しい景色が楽しめます。

パークゴルフ場で冷えた身体を温泉でゆっくり温めて、夕食会場へ。「やまももプラン」という一番軽めのコースにしましたが、ビールやお酒と共にゆっくり楽しめました。

+++
            

3月11日。朝食はバイキングで、売りは「焼きたて鯵のひもの」。用意された料理も品数が豊富で野菜もたっぷり。朝からしっかり和食のご飯を食べてしまいました。

  

9時半出発で「さくらの里」へ。ここは色々な種類の桜の木があるので、何かしら見事な花を見られるはずと思っていたのですが、あらビックリ!ほとんどの木がまだ蕾も硬く、野焼きで黒くなった大室山と共に、黒い景色を作り出しています。高台の方に数本開き始めた木があり、それはそれで綺麗でしたが、ちょっと期待外れでした。

  

これで終わりでは物足りないと協議した結果、未だ開催中だという稲取の「つるし雛祭り」を見に行くことになりました。途中の海の景色を楽しみ、稲取の朝市で地元の野菜を少し買って、「雛の館」-「むかい庵」へ。

一つ一つは素朴だけれど、色取り取りの作品が下げられ雛人形を囲む様子を見ると、自然に気持ちも華やぎます。桃の節句が終ったせいか、「端午の節句」の飾り物もありました。

  

続いて、もうひとつの「雛の館」-「文化公園」へ。こちらも館内には沢山のお雛様を飾った雛壇や古い雛壇とつるし雛が展示され雅な空気を作っています。館の外は小さな公園になっていて、菜の花が咲き誇る庭先で放し飼いにされたうこっけいがのんびり寛いでいました。

          

つるし雛のお陰で華やかな春を味わえて、満足しながら伊東駅へ。帰りの電車まで1時間あったので、駅の近くの「寿司・そば店」に入ってお寿司のランチで旅の締めとしました。

気心知れた仲で、楽しいことが大好きな私たち。お天気にも恵まれ、本当に楽しく充実した1泊2日の旅でした。皆さん、お疲れさまでした!(三女)
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「スケーエン デンマークの芸術家村」展@国立西洋美術館

2017-03-09 16:14:28 | 日常
            

国立西洋美術館で開催中の「スケーエン デンマークの芸術家村」展を見てきました。

            

スケーエンという地名を私は今回初めて聞いたのですが、デンマーク、ユトランド半島最北にある街で、美しい砂浜が広がり、昔から漁業が盛んな地域だったそうですが、19世紀終わりごろ、交通の便も悪いこの街に、デンマークの若い芸術家たちが集って芸術家コロニーを作り、この地の自然や人々の暮らしをモチーフに、様々な作品を描いたということです。

上の絵は、ミカエル・アンカーの「スケーエンの南海岸、9月のある日」。静かな海岸の絵は爽やか潮風まで感じさせて、見ていて安らぎを覚えます。

          

ミカエル・アンカーの「やつは岬を回れるだろうか?」・・・漁師たちがスケーエンの南海岸に立ち、荒れる沖を見つめています。

同じくミカエル・アンカーの「ボートを漕ぎ出す漁師たち」・・・灰色の空の下、荒れる海にボートを押し出す漁師達とそれを見守る村人たちの真剣な眼差しが胸に迫ってきます。

海は安らぎを与えると共に、時に荒れた険しい表情を見せ、漁師にとっては厳しい闘いの場でもあることを、ミカエル・アンカーは見事に描いています。

            

ミカエル・アンカーの「草原を歩くアンカー夫妻と娘ベルガー」。一方で、画家自身とその家族のスケーエンでの暮らしは、温かく満ち足りたものだったことが伺えます。

            

アンナ・アンカーの「ダンスパーティーのための青いドレスを縫う3人の老女」・・・ミカエル・アンカーの妻アンナも画家としての活動をしていましたが、主なモチーフは室内の情景、とりわけ家族や友人・知人が日常の細々した手仕事に勤しむ姿だったそうです。19世紀末~20世紀始めの女性の慎ましく穏やかな暮らし振りを感じさせます。

            

ペーダー・セヴェリン・クロヤーの「ばら」・・・解説本によると、クロヤーは1880年代のパリ滞在中に印象派の画家達との接点があり、庭というモチーフや光の描写などに、モネの影響が見られるとのこと。白いバラと光の当たった緑の若草の色合い、木陰で寛ぐ妻マリーと愛犬ラップのゆったりした姿は、優しさに溢れ、絵全体から幸せな気分が伝わってきました。

今回はスケーエン美術館のコレクションから59点の作品が選ばれ紹介されていましたが、自然の美しさや厳しさ、真っ直ぐに生きる人々の、崇高さや温かさが溢れた姿がどの作品にも見られ、見ていてとても心が落ち着き爽やかな気持ちになりました。(最近騒々しいニュースばかりで気持ちが荒みそうになっていたのですが、良いデトックスになりました。)

☆この絵画展は、西洋美術館の常設会場の中に設置されているので、必然的に常設の「松方コレクション」も見ることになるのですが、こちらもビックリするほど充実していて素晴らしいです。すいているので気が向いたときに訪れてゆっくり過ごすのも良いかもしれません。(三女)
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Dちゃん誕生会@木曽路

2017-03-04 22:12:23 | 日常
            

3月5日に12歳の誕生日を迎えるDちゃんの誕生バーティを、今日夕方、木曽路碑文谷店でやりました。

  

今日はDちゃんの希望で、しゃぶしゃぶではなくすき焼きに挑戦。その前にふぐの空揚もちょっと味見。

すき焼きは美味しかったけれど、味が濃いのであっという間にお腹いっぱい状態。しゃぶしゃぶだといつもお肉を追加するのですが、皆一人前でギブアップ。ご飯も食べず、デザートのアイスクリームで終了となりました。Dちゃん曰く「これからは、やっぱりしゃぶしゃぶにしよう。」賛成!

バースデイプレゼントは、本人の希望で『現金』。あげる側としてはちょっと味気ないので、お洒落なシャープペンシルをおまけに付けたけれど、特に喜んでいる風でもありませんでした。ま、いっか。

もう直ぐ小学校を卒業するDちゃん。次に合う時には中学生ですね。早いな~。(三女)
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桃の節句

2017-03-03 21:34:43 | 日常
            

今日3月3日は桃の節句。例年どおり、昔母が作った小さな内裏雛をリビングに飾り、その脇に菜の花と桃ならぬ我が家の紅梅と、桜餅(東急ストア入り口の和菓子の特設会場で買ったらなぜか関西の桜餅ということで東京でいう道明寺になってしまいました)を添えて、ささやかな雛祭りです。

            

夕食は、SV家伝来のお皿に乗せたチラシ寿司、はまぐりのお吸い物、鯛の和風サラダ、烏賊一夜干しの醤油炒め、菜の花辛し和え、独活のきんぴらというメニューにしました。春の香りがいっぱ~い!何か幸せ気分。

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終りかけの河津桜@伊豆

2017-03-01 11:00:40 | 日常
            

2月26日~27日、伊豆に行ってきました。暖かい日が多くて河津桜もそろそろ終わり、というニュースが流れていたので、完全に散ってしまう前に一応?念のため?見ておこうというのが主な目的です。

久し振りの海。やっぱり良いな~。

            

26日。お昼は「そば処・多賀」でランチ。私は桜海老掻き揚げ天せいろ、夫は鴨南蕎麦。やはりここのお蕎麦は秀逸です。

          

カインズホームで水やビールや洗剤などを買った後、我が家へ。桜はまだ蕾も硬いですが、水仙や白梅が早春の訪れを告げていました。

            

小休止後「かんぽの宿」へ。ロビーには大きな雛壇が飾ってあって、華やかな雰囲気です。温泉も、日曜日だというのに、若い人たちで結構賑わっていました。

  

温泉で充分温まった後は、「鮓丸」さんへ。「今日は地の魚が余り無かった」と言いながら用意してくれた盛り合わせは、赤貝、コハダ、まとうだい、そして鮑!鮑は小ぶりですが柔らかくてとても美味(特に肝は最高!)。更にサザエのつぼ焼きを経て、コハダ、トロ、ほうぼう、しめ鯖、さらにヒモきゅう、穴子の握りと続きました。う~ん、美味しい。お酒が進みます。

  

27日。予定どおり河津へ。月曜日にも関わらずすごい人出。仮設駐車場もどこもほぼ満車でしたが何とか止めて、川沿いへ。

全体としては桜はほぼ終わりかけていましたが、時々満開の木もあって、周辺に華やかで明るい風景を作り出しています。出店や花を眺めながらの川沿いの散歩はやはり気分が良い。大勢の観光客も、花の前で記念写真を撮ったり、出店の焼鳥やお饅頭を食べたりと、楽しげでした。

          

帰途、珍しく「鯵丼屋」さんが開いているのを発見。丁寧な作りの鯵丼(竹)は期待を裏切らない美味しさでした。ご馳走さま~!

このところ風邪気味で鬱々としていましたが、花と海と温泉と美味しいものの力で、体調も回復に向かいそうです。(三女)
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