ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

爪木崎の水仙

2015-01-20 17:58:46 | 日常
           

1月18日~19日と伊豆に行ってきました。今回は爪木崎の水仙を見ることが主な目的です。

日曜日の下り車線は基本的に空いていて、青空の下、富士山を見ながらの快適な走りでした。が、真鶴道路が事故のため全面閉鎖!やむなく渋滞する135号線を延々と走るというハプニングがありました。でも、急ぐ旅でなし、、、と暢気な気分で伊豆の我が家へ。

           

我が家に着くと、玄関横の蝋梅が咲いていました!この木は5、6年前に友人から小さな苗を貰って植えたのですが、花を付けたのは初めて。感激~。

        

荷物を降ろし、少し休憩した後、例によって「かんぽの宿」の温泉、そして今回は鮓丸さんへ。2015年のお寿司初めです。鮓丸さんも張り切って、新鮮な海の幸を沢山用意してくれていました。つまみは、しめ鯖の葱和え、生鯖、鮪大トロ、平目のお造り、ヤリイカのお刺身、サザエのつぼ焼き。お寿司は焙りむつ、コハダ、あなご、、、つまみが多すぎてお寿司が入らない~。悔しい~。でも美味しかった!

  

19日は待望の爪木崎へ。明け方は雲が出ていたのでどうかな?と思いましたが、出発の10時頃にはすっかり雲も消えて、この日も素晴らしい晴天。道も空いていて、気持ちの良いドライブが続き、11時頃に爪木崎に到着。水仙は丁度花が開きたて。新鮮で汚れのない若々しい花が、一面に広がって風に揺れていました。なんて良い香り!

  

爪木崎の海は、浅瀬は明るいブルーで、少し沖になると深いブルーのグラデーションになって、いつみても素晴らしく綺麗です。灯台まで上がって南を見渡すと、輝く海のはるか遠くに島々が見えました。

綺麗な花と綺麗な海の景色を満喫した後は、海岸に作られた臨時の食事処で、焙り秋刀魚のお寿司と海鮮汁で昼食。目的を全て果たして、4時間少しかけて東京に戻りました。お天気にも恵まれて、満足いっぱいの旅でした。(三女)
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「女の平和」1.17国会ヒューマンチェーン

2015-01-17 20:28:08 | 日常
           

去年暮れに、女性たちが平和を訴えるために、赤いものを身につけて国会を囲む『女の平和・国会ヒューマンチェーン』という行動を起こそうとしているので、参加してくれないか、というお誘いがあり、HPに書かれた戦争を拒否する言葉に共感して、参加させてもらうことにしました。

それ以来フェースブックなどで、当日に向けた真剣な議論と周到な準備の様子を読みながら、感動したり心強く思ったり、何より成功させたいという気持ちが日々強まっていました。

        

そしていよいよ今日。四女と一緒に赤いセーター(四女はTシャツ)と赤いマフラーを身につけて、集合時間の1時から30分ほど遅れて国会前に着くと、既に赤い女性たちの列が国会を囲んで延々と続いています。なるべく冷たい風が来ない場所まで行って輪に入れてもらいましたが、参加者はその後も続々と来て、最初のコール時には、ほぼ二重の輪になりました。

女たちは、集団的自衛権の行使を認めません!
女たちは、人を殺しあうのは嫌です!
よその国の戦いに加わりません!
だれ1人戦争に行かせません!



柔らかだけれどきっぱりとした宣言に、私たちの気持ちが重なり、吸い込まれていきました。

国会前のステージ周辺は、すごい人垣になっていて、マスコミの人たちも大勢詰め掛けていました。赤は実に美しく、個としても総体としてもフォトジェニック!マスコミの皆さんもきっと撮った写真を広く見せたいと思ったのではないかな?装う側もワクワクとおしゃれ感を楽しめました。

(追記:TBSニュース=>http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2396950.html
    朝日新聞デジタル=>http://www.asahi.com/articles/ASH1K5FZRH1KUTIL013.html

結局参加者は7000人だったとのこと。大成功!世話人の皆さん、有難うございました。お疲れさまでした。

私たちは勿論、その後、溜池山王の「黒澤」で、ビールと熱燗と酒の肴少々と掻き揚げ蕎麦で身体を温めつつ、充実した今日の行動を労い合いました~。(三女)
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浅草散策とディナーショウ

2015-01-12 15:24:37 | 日常
           

2015年最初の「月命日の集い」は、次女が所属する合唱団のピアノ伴奏者のご縁で、1月11日に浅草セントラルホテルで行われた「オペラを聞きながらディナー」というディナーショウに参加することになりました。

        

開演は午後4時ですが、せっかくだから浅草の散策もしようと2時に集合して、まずは浅草寺へ。お正月三が日も過ぎたというのに、雷門付近も、お正月の飾り付けがそのままの仲見世通りも人、人、人ですごい混雑です。通りの両側からは、お煎餅や人形焼やもんじゃ焼きその他、何やら美味しそうな匂いが漂ってきますが、豪華ディナーが待っているはずだからと、誘惑を断ち切って、浅草寺でお参り。

        

お参り後は人混みの少ない「花やしき通り」を通って雷門通りに戻りました。それにしても、裏通りは近代都会と思えない下町風情というか、うらぶれ感というか、独特の風情があって、興味をそそられます。

雷門通りに出て、次は隅田川沿いを散歩。この日は素晴らしい好天気で、スカイツリーやアサヒビールのビルなどが、青空の下、くっきりと見晴らせます。川には水上バスが出ていて、観光客が次々に乗船していました。水上バスが大好きな私も乗りたかったけれど、今日のメインが控えている、、、。この誘惑も断念して、松屋浅草店に入っている「満願堂」で、「芋きん(さつま芋のきんつば)」を夫々に買って、ディナーショウ会場の浅草セントラルホールに向かいました。

           

ショウの会場は100人収容の広さですが、10人のテーブル10卓が全て満席。新春でもあり、ディナンーショウということもあり、皆さんドレスアップしていてとても華やかです。

写真左の男性が次女の仲間のピアノ奏者。腕は確かだという次女の言葉通り、素晴らしい演奏でした。

           

趣旨をしっかり聞かずに参加したのですが、この催しは父親と息子、お嫁さんやその一族が、オペラ歌手だったり、ピアノ奏者だったりする音楽一家のファミリーコンサートの意味合いが強く、お客も皆さんこの一族関係者か、音楽仲間か、生徒さんという感じで、最初の内輪トークのあたりは、何だか場違いなところに来てしまった?と戸惑いを感じました。

でもプログラムが進むについて、ピアノ演奏も歌の実力も本物だと分かり、どんどん引き込まれていき、いつの間にかファミリーの雰囲気に馴染んでいって、、、休憩後にサプライズとして出演した11歳の坊や(ピアノ奏者の長男)の日本舞踊には、その可愛さ、素晴らしさに感動で胸がいっぱいになっていました。この坊やは、5歳から日本舞踊を始めて去年歌舞伎デビューした本格派。将来の夢は「歌舞伎役者になること」だそうです。

           

プログラムは、シューベルトの「楽に寄す」から始まって、クルティス「わすれな草」、、、プッチーニ「蝶々夫人・ある晴れた日に」等などと続き、最後はヴェルディの「リゴレット・第二幕より」で圧巻のフィナーレとなりました。

4姉妹そろって美味しい食事と素晴らしい音楽を堪能し、音楽家一家の幸せ感も共有させてもらい、結果的に、期待通り新年に相応しい明るく温かな「月命日」の集いでした。(三女)
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映画「サンバ」

2015-01-09 15:47:52 | 日常
           

少々日にちが溯るのですが、1月4日にTOHOシネマズシャンテで上映中の映画「サンバ」を見てきました。

この映画は「最強のふたり」の主演男優オマール・シーとエリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシュ監督が『再タッグ』を組んで作られたという前評判で、「最強のふたり」のような最高に愉快で心温まる作品に違いないと勝手に思い込み、期待していました。

           

ストーリーは、
『フランスに来て10年、ビザのうっかり失効で、ある日突然国外退去を命じられた青年サンバ。
 人生の大ピンチに出会ったのは、移民支援協会で担当となった燃え尽き症候群の元キャリア:アリスや、不正な身分証を斡旋したり、日雇いの仕事を紹介してくれる面倒見のいい陽気な移民仲間:ウィルソンといったわけありな面々。
 サンバの屈託のない笑顔に引きよせられ、人種も境遇も、キャラクターも全く違う3人は、ぶつかり合いながらも、心を通わせ、それぞれがかかえる状況を少しづつ好転させていく。ところが・・・』(HPより)
というもの。

サンバの優しく温かい人柄、アリスの繊細で疲れた様子、ウィルソンの陽気さの裏にある影、その他周囲にいるキャラクターも夫々に個性的で魅力的で、リアリティがあって、気持ちが惹きつけられます。

           

話は悲しさや辛さの合間にユーモアや皮肉が混じり、確かに心温まり、時として笑いを誘われますが、それでも、今回はそれ以上に、根底に横たわるフランスに暮す移民たちの困難、外部の力で運命を左右される理不尽などが強く胸に迫りました。

お正月前後には日本でのホームレスの公園締め出しが心に引っかかっていて、今度はパリで風刺漫画を売り物にしている新聞社が襲撃されるという痛ましい事件に衝撃を受けるなど、日本も世界も、社会が「排除」や「分断」の時代にあることを感じさせられる中で、「サンバ」は「最強のふたり」のような楽観的で底抜けの明るさとは全く別な、社会的な重苦しさと、そんな中でも労わりあおうとする人々の健気さにやるせなさを感じさせられる作品でした。(三女)
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七草

2015-01-07 20:33:54 | 日常
           

1月7日といえば七草の日。いつもは朝食に七草粥を作っているのですが、朝はパンとコーヒーでないと調子が狂う、、、といういことで、今日は夕食のメインを七草粥にしました。

七草といえば「せり、なずな、ごきょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」というわけですが、今回は「せり、蕪(すずな)、大根(すずしろ)」は押さえつつ、ぺんぺん草やはこべなどはちょっと遠慮して、人参、小松菜、三つ葉、蕪の葉で七草ということにしました。

           

あとは、出汁や香り付けとしての、昆布、鶏肉、鯛の骨、柚子。そしてご飯と薄く切ったお餅を入れます。味付けは薄めの塩味。美味しい!

七草粥は、SV家では登場した記憶はなく、どちらかといえば夫の実家の伝統の味ですが、美味しくて胃腸に優しいような気がして、我が家流にアレンジしつつ、気がつけば40年以上続く風習となっています。(三女)
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初旅(3)(雨のしまなみ海道)

2015-01-07 15:40:33 | 日常
           

1月6日。昨夜の天気予報では、今日は午前中曇り後雨だったので、今日の行程は午前中が主だから何とか大丈夫でしょう、と昨日添乗員さんが話していたのですが、朝から雨!私の旅行としては非常に珍しい事です。

と言っても予定を変更するわけもいかず出発。本日のメインは「しまなみ海道」。天気が良ければ島と島をつなぐ橋から周りの海、そこに浮かぶ島々の穏やかな景色を楽しめるのでしょうが、今日は雨にけむる島と霞んで見える橋。風情があると言えば有りますが・・・。

そして来島海峡を渡る今治と大島を結ぶ三連橋を見る事が出来る亀老山展望台へ。昨日の金比羅宮階段上りで疲れた足にむち打って?雨の中傘をさして上りました。ハッハッハ・・・予想通り空想で楽しむ景色が待っていました(ふう~)。風が寒いし辺りは真っ白だし、展望台にある「隈研吾さん設計」なるトイレに入り早々に引き返しました。

次に伯方の塩で有名な伯方島を通り大三島へ。ここの「大山祇神社(地神 海神兼備の神社)」に参拝し近くのお店で「蛸飯」の昼食。ご飯に蛸は?程度でしたが机に設えられた網で「鯵の干物、じゃこ天、蛸のぶつ切り、海老、しし唐辛子、とうもろこし」を焼きながら食べ1つのテーブルを4夫婦で囲み楽しいお喋りも弾み、今日のメインはこれだったのかな?

昼食後外に出て見ると、何と言う事でしょう!青空で暖かい日射しが・・・。天気予報より速く低気圧が動いたようです。あとは新幹線に乗るため一路福山駅へ。ガイドさんは一生懸命お話していましたが、殆どの人々は夢の中(もちろん私も)。

駅に着いて荷物を持って構内までかなり外を歩いたので、天気予報通りだと雨の中を大きな荷物を持って傘をさしながらだったので午後晴れてかえって良かったかもしれません。しまなみ海道は又リベンジすれば良い事ですから。

今回の旅行は夫婦旅で13組のとても感じの良い楽しい方々で、最後の天気はちょっと残念でしたけれど、美味しい料理、楽しいお喋り、小豆島のゆったりした雰囲気、どれも満足出来るものでした。

今日は良い写真が撮れなかったので、昨日の金比羅宮と今日の大山祇神社でいただいた御朱印を写しました。(次女)
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初旅(2)(小豆島→高松→今治)

2015-01-06 17:11:05 | Weblog
           

1月5日。今朝も朝から良い天気です。昨日オリーブ公園に行ったので今日の出発はゆっくりの9時。

まずは「寒霞渓」へ。ここは紅葉で有名で、昨年の紅葉の時期には、5分間しか乗らないロープウェーのため2時間待ったそうですが、さすがに今日はガラガラ。展望台の瓦投げの瓦を売る店も閉まっていて、皆は仕方なくの辺の石を拾って柵の遥か向こうにある鉄の輪を通そうとしばらく遊んでいました。ロープウェーで下って行く両サイドは春は桜等の花、秋は紅葉で素晴らしい景色のようです。

次は二十四の瞳の「岬の文教場」。ここは昭和46年まで実際に使われていた学校で木造の可愛い建物です。中に入ると小さな下駄箱があります 部屋は3つあり低学年、中学年、高学年に別れていて それぞれに教科書、絵、書そしてオルガン、ピアノも置いてありました。大石先生はここまで8キロの海辺の道を自転車で通ったのですね。

           

文教場を後に又船に乗り高松へ。次の目的地、今日のハイライト「金比羅宮」へ。今回は階段中程の大門まで私達を含め10名はタクシーを使い、そこから400段近く上り本殿で御祈祷を受けました。他の半分位の皆さんは1番下から780位の階段を上って来ました。上りよりやはり帰りの階段や坂道が足に来ました。中高年の皆さん元気ですね。

あとはひたすら今治のホテルへ。今夜の食事は夫婦別メニュー。同じ素材を違う料理方で作った物や、子持ち昆布と数の子、鍋料理が鯛しゃぶ と河豚鍋、小さなビフテキと鰤ステーキ、 鯛飯と貝飯と言うように、何となく違う料理が出てきました。仲が良いのか食い意地が張っているのか、適当にお互いの料理を分けて色々な物を食べ楽しかったです。最後に出たシャーベットは美味しかったので1人で食べたべました。

明日は天気予報は曇り後雨 さて何時から降りだすのかな?(次女)
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初旅(小豆島)

2015-01-04 20:47:44 | 日常
           

今年の旅始めは小豆島です。朝8時30分東京駅発、新幹線での楽しみの1つ富士山。頭と裾に雲はありましたが久しぶりに綺麗な姿を見ることが出来ました。

名古屋を過ぎてビックリ!出発前に聞いてはいましたが、あたり一面雪景色。何かいつもの東北旅行の景色です。それが京都まで続き、京都を過ぎたら普通の雪の無い冬景色。そんな景色の変化を楽しみながら(そうそうサントリー山崎工場も勿論見ました)、岡山駅着。そこからバスで港まで。

その前に岡山駅で待ち合わせのお弁当屋さんがなかなか来なく1時発の船に乗れるか・・・もし乗れなければ2時間後。結局間に合ったのですが、ちょっとスリルがありました。

船にはバスに乗ったまま乗船。それからバスから降りて客席へ。船内はあまりお客様も居ず、好きな座席で無事届いたお弁当(岡山の祭り寿司)タイムです。

瀬戸内海の穏やかなうみをゆっくり進む船。いつもならデッキに出て景色を楽しむのですが、さすがに今日は寒くすぐ船内に戻りのんびり景色を眺め過ごしました。1時間ちょっとで小豆島の土佐港へ( 下船もバスに乗ったままです)。

          

下船後すぐの「平和の群像(二十四の瞳をモチーフにしたもの)」を見に行きました。その像の横にあるオリーブの樹にはまだ実がついていて下には実が沢山落ちていました。まだ赤みがある実を潰すと油が出てきてそれを手に塗るとツルツルになりました。(と言う事でお土産はオリーブ油の入ったハンドクリームです。)

          

次は明日行く予定だった「オリーブ公園」へ。広い敷地に沢山のオリーブの樹が植えられています。そこでハートの形をした葉っぱを見つけると幸せになるとかで皆さんさがしましたが、どなたも見つける事が出来なかったようです。でも私達数人はそこの主のような人と出会い、ハート形の葉っぱをもらいました。他人からもらった幸せですが、それもありでしょう。

オリーブ公園を後に丘を上り今宵の宿オリビアン小豆島へ。海と島々を見渡せる素敵なホテルです。早く着いたのですが、すぐお風呂へ。私の好きな少し熱目のお湯、露天風呂も熱いお湯でお風呂を堪能しました。が、夕食まであと1時間。うーんビール飲みたいよー!

夕食は「鯛会席」。鯛を焼霜降りにしたお造り、鯛諸味素焼き、鯛と牡蠣のオリーブ醤鍋、鯛の釜飯、その他ローストビーフ、フォアグラの洋風茶碗蒸し、そしてデザート。美味しいお酒を飲みながら、あーぁいつになったら体重減らせるのかしら、ふぅー。

明日は金比羅さんに行きます。はたして階段上れますことやら。(次女)
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博物館に初もうで

2015-01-03 21:19:47 | 日常
           

今年も東京国立博物館で「博物館に初もうで」という催し物企画があって、今日夫と一緒に行ってきました。門を入るとさっそく羊の石像がお出迎え。この石像は18~19世紀の韓国(当時の朝鮮)のもので、王様のお墓の周りに置かれ災いを払いお墓を守る役目があったといいうことです。

           

正面入り口の階段を上がったところには、立派な活け花が飾られてお正月の華やかさを演出しています。

        

初もうで特集として「ひつじと吉祥」というテーマの展示がありましたが、日本には羊は馴染みが無くて、羊の置物は中国やモンゴルのものがほとんどでした。左は中国・清時代の青玉筆洗。右の掛け軸は十二支を描いたものですが、「羊は馴染みがなかったため鹿のような姿をしている」というような解説が書いてあって、笑えました。

        

北斎の「七福神」や広重の「霞がせき(凧揚げの風景)」など、お正月らしい目出度く楽しい絵も沢山あって、気持ちが和みます。日本画って何て大胆で自由で美しいのだろう!

           

今回おすすめとして特別展示室に展示されていたのは、長谷川等伯筆 安土桃山時代・16世紀の「国宝 松林図屏風」です。勢いのある筆致、墨の濃淡だけで見事に現された奥行き、絶妙な配置など、素人目にも素晴らしさが分かるものでしたが、いかんせん人が絵の前にはりついていて、、、。

  

一通り見終わって表に出たら、丁度獅子舞をしているところでした。獅子が頭をかむと一年の健康が約束されるとか。こちらにも七福神も登場し、伝統的な行事に観客から笑いと拍手が起きていました。

それにしても良い天気!澄んだ青空が高く広がって、それだけで明るく晴やかな気持ちになります。

           

博物館を出た先の広場では、ホームレス支援の人たちが炊き出しと餅つきをやっていて、外国人女性が餅つきに加わったりして、ここでも和気藹々と明るい笑いが起きていました。

渋谷区では年末年始の炊き出しを排除するために、公園入り口に鍵をかけた、などという悲しいニュースを目にしていたので、上野公園の大らかに開かれた空間に、心がほっこり温まりました。

その後、文化会館2階にある「精養軒」でパスタと白ワインのランチを食べて、身も心も満ち足りて、帰路につきました。(三女)
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謹賀新年

2015-01-01 21:18:08 | 日常
           

今年こそはあらゆる意味で良い年になって欲しい!との願いと共に、新しい年が明けました。2015年の始まりです。何だか気持ちも引き締まります。

           

朝は、私たち夫婦とY子、Dちゃんで、SV家伝統の小松菜と油揚げ(+三つ葉と柚子)のシンプルなお雑煮と、少々のお節料理で新年を祝いました。

        

その後、近くの八幡様に初詣。ここ数年お昼近くになるとすごく並ぶので、今日は10時前に行ったのですが、それでも境内に上がる階段の下には、待ち行列ができていました。

境内でまずは、去年の破魔矢をお焚き上げしてもらい、その後参拝。家族の健康と幸せ、世の中の平和と真っ当な政治をお願いました。(ちょっと欲張り!)

        

北風が冷たいけれど、何となく新春の空気が感じられて心地よいお池の周辺。神社参拝の後は、児童公園で逆上がりの練習などして、しばらく遊びました。Dちゃんは完成までもうひと頑張り。Y子は、何とスイスイ上がれます。私も嘗てはできたはずなのに、全く身体が持ち上がらない。こんなはずでは無かったのですが、無理して怪我などしたら元も子もないと諦めました。それでも久々に外で遊んで楽しかったな。

           

夜はKも参加して新年会。「維新號」の中華お節、鯛、蟹などの豪華な料理と、雪の茅舎の大吟醸で、ゆっくり新年のお祝いをしました。まずは、笑顔いっぱいで新年のスタートです。(三女)
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