ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

「スペインのイメージ」展@国立西洋美術館

2023-08-31 12:45:21 | 日常
       

昨日は、国立西洋美術館で開催中の「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」展を夫と一緒に観に行ってきました。

『「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」展は、スペインに関わる版画制作の史的展開を 17世紀初頭から 20 世紀後半までの長大な時間軸で概観し、写し伝えることのできる版画が、スペインの文化・美術に関するイメージの形成や流布にどのように貢献したか、約240 点の作品から探るこれまでにない企画です。リベーラからゴヤ、フォルトゥーニ、ピカソ、ミロ、ダリら巨匠たちの仕事を含んだスペイン版画の系譜を辿ることに加え、ドラクロワやマネなど19世紀の英仏で制作されたスペイン趣味の作品を多数紹介します。』(HPより)

展示は、
1.黄金世紀への照射:ドン・キホーテとベラスケス
2.スペインの発見
3.闘牛、生と死の祭典
4.19世紀カタルーニャにおける革新
5.ゴヤを超えて:スペイン20世紀美術の水脈を探る
6.日本とスペイン:20世紀スペインの版画の受容
のテーマ別に区分けされててます。

トップの絵は、ラモン・カザス《「アニス・デル・モノ」のポスター》(1898)(テーマ4)。

       

マネ《ロラ・ド・ヴァランス》(1863)(テーマ2)。
「マドリード王立劇場舞踊団の花形であったローラをモデルにした原作(オルセー美術館蔵)を版刻したもの」とのこと。舞台に立つスペイン女性の華やかな魅力が伝わってきます。

       

ホキアン・ソローリャ《水飲み壺》(1904)(テーマ2)
油彩画ということもあって、貧しい日常の中にも温かさ、優しさがある、と感じられる、好感度の高い作品でした。

        

左:ゴヤ《ロス・カプリーチョス16番<神よお赦し下さい、それが母親だったとは>》(1799)(テーマ2)
右:ゴヤ《ロス・カプリ―チョス43番<理性の眠りは怪物を生む》(1799)(テーマ2)

戦争、動乱、病い、、と困難の中生きてきたゴヤらしい、底流に暗さが横たわる作品たちです。

       

ベルト・モリゾ《黒いドレスの女性(観劇の前)》(1875)(テーマ2)
ベルト・モリゾはマネの絵画のモデルとしも知られる印象派の画家だそうで、マネによく似た雰囲気の作品でした。

       

アドリア・グアル《オルフェオ・カタラ合唱団のポスター》(1904)(テーマ4)
カタルーニャの独自の文化を感じさせる、色彩豊かなポスター画です。

その他、絵葉書が無くて、画像を紹介できなかったのですが、「テーマ1」のコーナーにはドン・キホーテに纏わる版画や書籍が沢山展示されていて、私たち夫婦も若いころは「風車に立ち向かうドン・キホーテ」的なところがあったよな~と、苦笑いと共に思い出したり、グラナダの風景やアルハンブラ宮殿の「二姉妹の間」の映像に、7年前のスペイン旅行を懐かしく思い出したりと、期待以上に充実したひと時になりました。

       

昨日も東京は35度超えでしたが、上野公園は緑が多くて、思ったよりずっと快適な空間でした。

やっぱり暑い、暑いと家に篭っているより、時には思い切ってでかけるのも大切ですね。(三女)
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チャイチャイが帰ってきた!

2023-08-30 21:21:18 | 日常
       

今日、チャイチャイが我が家に帰ってきました。

たまたま夕食を食べに来たKが、食事を終えて帰ろうとして、玄関わきを見たら、家と塀の狭い空間にへたり込んでいるチャイチャイを発見!抱きかかえて連れ出してくれました。

すっかり痩せて、目も鼻もグシャグシャになっていたけれど、顔を拭いて、高齢猫用のキャッツフードをスプーンで上げてみたら、結構食べてくれました!

今は、リビングの床に置いたチャイチャイ専用の座布団の上で休んでいます。

お帰り、チャイチャイ!
Kにみつけてもらえて良かったね♡
また、一緒に頑張って生きて行こうね。(三女)
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雲隠れ?チャイチャイ

2023-08-24 14:57:40 | 日常
      

チャイチャイが、8月19日午後外に出て行って、以来、今日までず~っと帰ってきません。

19歳という高齢の上、ここ何年も酷い鼻炎に罹っていて、最近は食事も一人では上手く食べられない状態だったチャイチャイ。

毎日スポイトで薬を飲ませ、何度も鼻水を拭き、「18歳以上の猫」用のペースト状のペットフードを、離乳食期の人間の赤ちゃんみたいにスプーンで食べさせていました。

そんな心元ない状態ながら、食事に満足するとテーブルから食器棚の空きスペースに飛び移って満足げな様子で眠るなど、運動神経の良さはずっと健在でした。

そして、時々は、気分転換に?外に出て、庭先でしばらく寛いで、ほどなくして「入れて~」と鳴いて家に入ってきていました。

そんなチャイチャイに「頑張って一緒に生きて行こうね~」と言いながら、毎日全力で寄り添ってきたのですが、気が付いたら半日以上戻っていない、、、。いつもの玄関先スペースにも、庭にも、ご近所の家周辺にも、、、。それが続くこと今日で5日目。本当にどこへ行ってしまったのでしょうか?

本来「自由」が好きな、猫らしい猫だったから、私のお節介にウンザリして、「もう好きにさせて」と、最後の自由を楽しんでいるのかな?

それはそれでチャイチャイらしい、、、とも思うけれど、「やっぱり我が家が良い」という気になったら、いつでも戻ってきてね。待ってるよ~♡(三女)


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誕生会@我が家

2023-08-19 20:38:34 | 日常
      

今日8月19日は夫の誕生日・本番ですが、相変わらずの猛暑で、でかける気にもならず、我が家でささやかなお祝いをすることになりました。

今夜のメニューは、鯛の昆布酒蒸し、ズッキーニとトマトのサラダ、ゴーヤチャンプルー、トウモロコシご飯、アサリの味噌汁、沢庵。

全体としては、いつものように夏を乗り切る用のメニューですが、今夜は一応、鯛で目出度さを、夫の好物アサリで、夫への敬意を表してみました。

      

でも、何といっても今夜のハイライトは、クレソンのタルト・オ・フランボワーズ。久々のクレソンのケーキ、絶品でした!あ~、やっぱり誕生日は良いな~♪

改めまして、「ハッピーバースデイ♡」(三女)
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誕生会@「すし好 恵比寿店」

2023-08-14 11:08:09 | 日常
      

昨日は、「すし好 恵比寿店」にY子一家、K、私たち夫婦が集まって、8月19日が誕生日の夫の早めの誕生会をしました。

夫が好きな「駒形どぜう」も検討したのですが、この暑さ!さすがに炭火を囲んで鍋を食べるのはちょっと、、、ということで、7月に続き「すし好」での会食となりました。

まずはビールとジュースで乾杯!
「お誕生日おめでとう!」
「この一年も元気でいて下さい!・・・まだまだ当分元気そうだけどw」

        
        

つまみは、前回とほぼ同じ、すし好サラダ、玉子焼き、白エビ唐揚げ、煮穴子。相変わらずどれも美味しい!

  

飲み物は熱燗、サワー、ウーロンハイなどに移行して、仕上げの握りへ。

夫、Y子夫婦、Kの4人はおまかせ握り、Dちゃんは単品で中トロ・ほたて・穴子・納豆巻き、私は人気づくし・貝三種盛り・塩すだち三種の盛り合わせ(←この組み合わせが大正解。納得の美味しさと程よい量でした。)

Y子が中トロの美しさに感動、ご希望によりこちらも写真をパチリ!

今回も話題はDちゃんの大学生活がメイン。大学では漫画サークルに入って、昨日、一昨日は、コミケに行ったそう。暑くて、すご~く混んでいて、フラフラになったけれど、面白いコスプレも沢山見られて、すごく楽しかったそうです。

他に、友達と神楽坂「茶寮」に行ったといって、自分が食べた「出汁茶漬けセット」や友達が食べた「碧羅」という超豪華な抹茶モンブランの写真を見せてくれました。Dちゃんは、「モンブランひとつで松屋の牛丼セットが4杯食べられる」と現実的な換算をしていましたが、サイトを見ると、中々魅力的なメニューが並ぶ素敵なお店のようです。いつか私も行ってみたいな!

勉強の方は、入学当初のような全力投球の必要を感じなくなったようで、「フランス語は(1単位なので)コスパが悪い」などと、お手伝いする気満々な私にとっては残念なことも言っていました。

それやこれや、若い世代の活き活き楽しい日々が垣間見られて、それだけで私たち夫婦も元気な気分になれたひと時でした。

      

Y子たちから夫への誕生日プレゼントは、「玉木屋」という老舗の佃煮屋さんの佃煮セット。なんか、お酒にもご飯にもあいそう!今夜から楽しみです(*^^)v

Dちゃん、Y子、Dちゃんパパ、K、昨日は楽しい時間を有難うございました!(三女)
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涼を求めて

2023-08-11 21:04:15 | 日常
      

7月26日~28日に友人Mさんが、8月5日~6日には姪のY子とその彼Tさんが来訪。最近は白州もかなり暑いので、涼を求めて標高の高い霧ケ峰・八島湿原や入笠山に行ってきました。

  

Mさんと行った八島湿原は、あの一面の枯野が嘘のように、今や見渡す限り緑の草原。

  
  
  

車山のニッコウキスゲはピークを過ぎていましたが、八島湿原にはシモツケソウやシシウドなどさまざまな野草が花をつけていました。

車山の肩のあたりは期待通り涼しかったのですが、八島湿原の木道上には木陰が殆ど無く、太陽に直撃されて物凄い暑さ。帰宅してから読んだパンフレットの言葉「暑さ&寒さ&日焼け対策をばっちりしてお出かけください!」が恨めしい。

  

Mさんとも、Y子達とも、我が家から一番手近な入笠山に行ってきました。今年3&4度目。

クガイソウやヤナギラン、ユウスゲなどの花が咲き競う草原は、華やかさはないけれど優しさがあふれています。日陰も適度にあって快適。

  
  
  

Mさんとは1つしか見つけられなかったレンゲショウマの花も、1週間後には幾つも咲いているなど、訪れる度に当然ながら異なる多くの花々がそれぞれの場所を見つけて咲き広がっています。

      

きれいな蝶が飛んでいると思ったらアサギマダラでした。(写真では茶色の部分がクリアで無いのが残念ですが。)ヒヨドリバナ?の群生に集まってきており、渡りの時期に出会うことができたなんて本当にラッキー。

今年は来客が多かったために、季節をずらして4度も入笠山を訪れたからこそ実感できた自然の移ろい。

どの季節もいいけれど、アサギマダラもいたし、レンゲショウマも多く見られたので、年に一度しか行かないのならば今のところ8月上旬が一番かな。

もっとも今年はさらに1、2回は行きそうなので、最終結論ではありませんが。(四女)
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